長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
【2024浦和レッズ・沖縄キャンプ18日目/カルヴェネスコーチの激烈な指導。そして、ついに”山”が動いた!(浦研プラス)
©Hidezumi Shimazaki
カルヴェネスの檄
浦和レッズの沖縄キャンプ18日目。前日の午前練習を室内での調整、そして午後をオフとしたチームは最終日の2月6日に控えるサガン鳥栖とのトレーニングマッチで今キャンプの成果を示すために、今日は午前練習のみのトレーニングを実施した。
©Hidezumi Shimazaki
今日の沖縄県地方は気温25度超えで、照りつけるような太陽の日差しがグラウンドに降り注ぎ、風も微風だったためにこれまでで最も体感気温が高く感じた。そんな中、チームはまずウォーミングアップやフットバレーなどで身体をほぐし、その後はまず、モルテン・カルヴェネス・コーチが主導する形で2チーム+フリーマンでのポゼッションゲームを行った。
このメニューは興味深い趣向が凝らされていて、ボールタッチは3タッチ以内、そして四方のライン外には2チームそれぞれの味方選手がひとりずつ置かれ、ライン外の選手にボールを渡した選手が入れ替わりで外に出る。このトレーニングの肝は如何に効果的なチェンジサイドパスを出せるかにある。
日本のポゼッションゲームはとかく近接でのショートパスワークに拘ってしまう傾向があり、狭いエリアで鮮やかに何本もパスを回したことが評価や満足のバロメーターになったりもする。しかしカルヴェネスコーチは手厳しい。局所的なパスワークが続いて密集状態が続くと、プレーを止めて激烈な調子でこう発する。
「今のは相手の目の前でパスを回してるだけに過ぎない。常に相手の嫌なところ、嫌なところにボールを運ばなくては! そうして相手を方方(ほうぼう)に移動させて走らせるんだ。真剣にプレーしろ! 集中してプレーしろ! 一切手を抜くな!」
その意を汲んで佐藤瑶大が素晴らしいチェンジサイドロングパスを通すと、カルヴェネスコーチがこう叫んだ。
「ヨータ! グッド! グッドだ! 良いパスだったぞ!」
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