長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。

©Hidezumi Shimazaki
あえて苦境のシチュエーションを創出?
浦和レッズの沖縄キャンプ15日目は前日に引き続き、非常にハードな実戦トレーニングが行われた。ストレッチやウォーミングアップを入念に実施したのは選手たちの疲労が蓄積されているからなのかもしれない。各選手は身体にGPSを付けて心肺機能などの数値を常時計測してコンディションの把握に努めている。しかし、それでも予期せぬダメージは生じていると思われ、今日のトレーニングでも別メニューが続く大久保智明とブライアン・リンセンに加えて松尾佑介、オラ・ソルバッケン、伊藤敦樹の計5人が午前の全体練習に参加できなかった。
午前の練習ではハーフコート、縦幅を60メートルほどにしたしたエリア、そしてミニゲームと移り変わったゲーム形式のトレーニングが約1時間半近く続いた。中でもハーフコートと縦幅60メートルのエリアでの修練ではボール保持側、守備側が共に4-1-2-3、もしくは4-4-2の形で積極的に前線プレスを仕掛けてくる中で、ボールホルダー側のチームはあえて中央エリアを使わずにサイドへボールを寄せてビルドアップするパターンを繰り返した。
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