浦和レッズが2023シーズン総括と2024シーズン展望を発表しました。
その中で2023シーズン総括部分を紹介させていただきます。
ファン・サポーターのみなさまへ「2023シーズンの振り返りと2024シーズンに向けて」(浦和レッズ)
■2023シーズン振り返り上述の通り、2023シーズンの目標は、「J1リーグで優勝争いをすること」と「ACL2023/24の出場権を獲得すること」の2点でした。
J1リーグでは、終盤まで優勝争いに加わることこそできたものの、結果的に4位(15勝12引き分け7敗)という成績に終わり、2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、およびAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のいずれの出場権も獲得することができませんでした。具体的な勝敗の内訳に目を向けますと、昨シーズン終了後にもチームの課題として挙げておりました引き分け試合の数が、若干減少した(2022シーズン:15試合、2023シーズン:12試合)ものの引き続き多い(J1リーグ2位タイ)状況が続いており、得点力不足による勝ち星の取りこぼしがその要因であったと分析しております。
一方、目標達成に向けた取り組みを評価するにあたっては、達成の可否とは別に、「できたこと」と「できなかったこと」の両方に目を向ける必要があり、そのことが継続的な成長につながると考えております。その観点から、2020年のフットボール本部設立以降、最も強いこだわりをもって取り組んできたと言える「チームコンセプトに基づいたチーム作り」を継続することによる継続的な成長に目を向けますと、J1リーグ4位、YBCルヴァンカップ準優勝、そしてACL2022優勝という成績からも、決して十分とは言えないものの一定の評価には値する成果を得た1年とも言えると考えております。特に、クラブ史上3度目のACL制覇は、ACL2023/24、および2025年に開催される新大会フォーマットでのクラブワールドカップ「Mundial de Clubes de la FIFA」への出場権獲得につながっており、チームの強化に加えて、クラブとしての価値向上にも寄与する重要な成果となりました。
しかし、「できなかったこと」に目を向けますと、J1リーグでの優勝やACLの連覇を実現し、そして世界の舞台で継続的に闘い続けるためには、多くの局面において少しずつ足りていないものがあることを痛感いたしました。チームとして更なる成長を目指すうえでは近道など決して存在せず、小さくも数多くの「もう一歩」を愚直に突き詰めていくことこそが極めて重要であると、改めて強く認識しております。
以下、フットボール本部のコンセプトであります「チーム」、「個」、「姿勢」に沿いまして、より細かな振り返りをさせていただきます。
■コンセプトベースの振り返り
【チーム:攻守に切れ目のない、相手を休ませないプレー】
2022シーズンの課題をもとに、今シーズンに向けてはより攻撃的で、相手ゴールに近いスペースでのプレー時間を増やすことを目指してきました。ハイラインを保ち、ハイプレスをする機会を増やすことで試合の主導権を握るべく、マチェイ スコルジャ監督を招聘しチーム作りを進めてきたなかで、シーズンを通じて多くの改善は果たしたものの、まだまだ理想とする姿とのギャップが存在しています。また、一つ一つの試合についてだけではなく、シーズンを通じて、チームのバイオリズム(ピーキング)をどのようにコントロールするかという点についても課題が残りました。
年間プランとして、まずはACL2022の決勝に照準を合わせてプレシーズンからシーズン序盤戦を戦い、ACL優勝という成果を原動力に、J1リーグの優勝につなげるということを目指しました。チームの土台は、自陣での強固で組織的な守備であり、自陣からのビルドアップを経ての攻撃。その長所を最大限に活かしながらアルヒラルというアジアを代表する強豪に挑み、そして勝つ。そこから、J1リーグ優勝を果たすために、数多くの試合と海外遠征をこなし、勝ちながらどれだけチームをアップデートしていけるかという挑戦でしたが、結果的には、後半戦におけるリーグ優勝を左右する試合での勝ち点の取りこぼしや、ACL2022/23グループステージ、主にアウェイでの敗戦、そして10月以降のシーズン終盤戦での重要な試合でチームパフォーマンスをピークに持ってくることができず、YBCルヴァンカップのタイトル、J1リーグのタイトル、 ACL2024/25の出場権を逃すこととなりました。この挑戦は、クラブ全体で取り組んだものでしたが、多くの課題に直面し、そしてそれらをクリアするために必要なアクションを起こす力が私たちには不足していました。
一例を挙げますと、チーム編成について改善すべき点があります。理想的なチーム作りに向けては、その構成要素となる選手の獲得はもっとも重要なタスクであり、チームの現状分析、課題の洗い出し、そして獲得候補ポジションとプロファイルの決定から獲得活動という一連のプロセスにおいて、更なる改善が必要であると認識しております。2023シーズンの注力ポイントの一つであった、「戦力の継続的な、更なる充実」については、文字通り終わることのない挑戦です。新戦力の獲得環境は、新卒者の獲得や国内外クラブからの移籍獲得など、あらゆる場面において競争が激化しています。そしてそうした環境下では、経済的な効率を考慮しながら適確な候補者を選定することに加え、迅速な意思決定と高い交渉力が求められます。これらの点において私たちには発展の余地があり、激変する環境にいかに迅速に対応していけるかという、柔軟性と勇気が今まで以上に求められるという認識のもと、改善に努めております。
【個:個の能力の最大限発揮】
選手だけに限らない、チームに関わる全員の「個」の能力が最大限に発揮されながら、組織として「ワンチーム」となり意思統一をはかることは、勝利に不可欠な要素です。この点において、マチェイ スコルジャ監督によるリーダーシップとチームマネジメントのもと、一人一人がプロの選手として、或いはプロのスタッフとしての役割を全うし、チーム全体が一つの方向を向いて最後まで闘い抜くことができました。
その中でも特筆すべき点としまして、メディカルチームの高い貢献度が挙げられます。怪我をした選手のリハビリプロセスや、コンディショニングにおいて、テクニカルスタッフと監督とが密にコミュニケーションをとり、科学的なアプローチを駆使して計画的にリハビリとコンディショニングを進めるというアプローチがこれまでと比較して格段に進歩しました。その結果、リハビリ期間の短縮や、過密スケジュール下でのコンディショニング維持が、考え得る限り最高のレベルで実現できました。今後も選手・スタッフともに、常にアジアでトップを目指し世界で闘い続けるクラブにふさわしい能力と行動、そしてビジョンを求め続けます。
【姿勢:前向き、攻撃的、情熱的なプレー】
2022シーズンに大きな課題を残したこのコンセプトですが、今期、大幅に改善されたと評価しております。個としての選手の姿勢はもちろん、チームとしても「最後まで走り、闘い、貫く」姿勢を多くの試合でお見せすることができたことは、逆転勝ちの回数(2022シーズン:0試合、2023シーズン:7試合)が物語っています。また、J1リーグの終盤でタイトル争いから脱落するという結果となっても決して気持ちを切らすことなく、FIFAクラブワールドカップ 3位決定戦の最後の1分まで全力を尽くすという姿勢を、ピッチ上の選手のみならず、全ての選手・スタッフが貫き通しました。これらの事象は「真のプロフェッショナルが結集した組織」、言葉を換えれば、我々のキーコンセプトである、「浦和を背負う責任」の実践が一定水準以上に行えている証であると考えており、シーズンの終盤には疲労の蓄積もありパフォーマンスの低下が見られましたが、個とチームの「姿勢」については高く評価しております。この大幅な改善は、個々の選手による真のプロフェッショナルとしての取り組みはもちろん、マチェイ スコルジャ監督をはじめとしたチームスタッフによるマネジメントも大きく寄与していると考えております。
1 匿名の浦和サポ(IP:125.198.10.33 )
良い点、悪い点の振り返りは大切だと思います。
振り返りから導かれる今後の対策が的確だと嬉しいですね。
2023年12月29日 00:57
2 匿名の浦和サポ(IP:106.157.13.196 )
逆転勝ち増えたのは本当にメンタル強くなったな、と思ったけど終盤はメンタルではどうしようもない状態だった。
つみあがってはいると思うので、守備とメンタルは維持しつつ攻撃面の改善と編成の改善、たのんます!
2023年12月29日 01:20
3 匿名の浦和サポ(IP:153.160.105.224 )
こういうフィードバックをしているチームって他にあるのかな?偉いよな、ウチのフロントは。
2023年12月29日 01:58
4 匿名の浦和サポ(IP:119.83.179.83 )
耳障りの良い事だけ掲げて後は現場に丸投げ体質もレッズは直してほしいところ。
その理想を実現する為にどうするか具体的に本当に分かってやっていけるのか突っ込んだ部分で疑問は残る。
その改善ができているかは今後を見て判断するしかないね。
2023年12月29日 05:30
5 匿名の浦和サポ(IP:119.83.179.83 )
本音を言うとレッズは外から優秀な人材を採用すべきなんだよ。
こういう表明しても絵に描いた餅止まりで、また第二の土田みたいな事をしそうで、あまり信用できないんだよな。
2023年12月29日 05:51
5.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )
この土田害悪論は何処から来たんだ?
2023年12月29日 09:38
5.2 匿名の浦和サポ(IP:119.83.179.83 )
この4年間の土田の行動を見てればそうなるよ。この4年間を知らないの?
2023年12月29日 10:32
5.3 匿名の浦和サポ(IP:212.102.51.245 )
ここ数年J1主力の引き抜きも即戦力大卒ルーキーの獲得もまったくと言っていいほどできてなくて、「迅速な意思決定と高い交渉力」に問題があって獲得競争に競り負けてるのかなとは薄々感じてたので、代理人たちとも繋がりを持つGM経験豊富な交渉役の人材をSDの左腕として配置すべきなのではと思ってた。
ただ土田SDを外しただけで新SDを据えるわけでもなく、意思決定については迅速化する可能性あるけど交渉力がアップするかは依然として疑問が残る。交渉役は戸苅本部長がやるのか、西野TDも堀之内課長も強化経験豊富とは言えないしね。
2023年12月29日 11:45
5.4 匿名の浦和サポ(IP:125.198.215.224 )
交渉力はアップするのでは?
浦和を背負う責任なんて前面に出して選手に要求したら今の選手はちょっと敬遠すると思う。
要求するにしても上手いこと話に織り込むくらいで良いのに、土田さんはド直球で言いそうだもん。
正直交渉以前の問題で、具体的な交渉に入る前にお断りされていたのではないかとすら思う。
夏は噂によるとお断りされまくったらしいじゃないか。
2023年12月29日 16:07
5.5 匿名の浦和サポ(IP:126.161.6.67 )
土田自身がこの4年間、浦和を背負う責任を果たしてなかったんだから、選手に背負えは勝手過ぎ。
2023年12月29日 17:40
6 匿名の浦和サポ(IP:106.136.111.15 )
2023シーズンのレビュー並びにフィードバックに感謝します。ロドリゲス監督・スコルジャ監督の路線を踏襲・発展させる方針に大変安堵しました。
そこで2021シーズンからの課題である攻撃陣の決定力不足の速やかな解消とメンタルトレーニングも含めた更なるメディカル体制の強化に期待しています。
2023年12月29日 06:06
7 匿名の浦和サポ(IP:123.225.230.138 )
分析はしっかりとできているのだから、あとはそれに見合う選手を獲得する事。最低限開幕前に編成を整える事がJ1優勝へのスタートラインに立てるのだと思う。
2023年12月29日 07:15
8 ウラワ(IP:115.65.72.29 )
期待して良いんだよね?フロントさん
2023年12月29日 08:33
9 赤いナガセ(IP:106.73.145.98 )
>あらゆる場面において競争が激化しています。そしてそうした環境下では、経済的な効率を考慮しながら適確な候補者を選定することに加え、迅速な意思決定と高い交渉力が求められます。これらの点において私たちには発展の余地があり
やっぱり、意思決定が円滑にいってなかったのか……。夏の補強もきっと噂されてた選手を取るか取らないかで揉めて交渉が進まなかったんだろうな。直近も武田復帰かグスタフソンかみたいな感じで真っ二つに分かれてたみたいだし、土田SDの退任はその結果だったんかな。意思決定システムはシンプルな方がいいからディレクターは当面ひとりでいいかも。来季以降は迅速な交渉と補強、よろしくお願いします!
2023年12月29日 11:08
9.1 匿名の浦和サポ(IP:212.102.51.245 )
武田orグスタフソンで分裂みたいな報道なんてあったかね。そもそも前目の武田とアンカー気味なグスタフソンではポジション被らないし二択とはならないのでは。
2023年12月29日 11:54
10 赤さは純度の証明(IP:60.73.99.34 )
補強の面では選手の提示した条件を飲み込む西田TD(外国籍選手の来日時期や選手事情による江坂と武藤の交換みたいな柏との超スピードトレード等でそう独自に判断)
と、移籍交渉の場でやたら「浦和を背負う責任」を押し付けるように条件提示して敷居を高くしているきらいのある土田SDの姿(OB選手の動画や公式等で伝え聞く限りの言動)という意識の差が両者にはあったと思う。
チーム競技はスピードが命。意志決定に差があるよりはどちらかに権限をまとめて貰った方がいい。実績ある選手獲得の成果は西野さんの方が出ている。となると…
もちろん、「裏地が紫」なんて揶揄される位に監督の要望に従ったチーム作りの結果、そもそも浦和レッズとは…?という状況に一度陥ってしまった(この事は今更語るまい)からこその1からの浦和レッズの再構築を大事に捉えたと思います。
が、今度は地元愛、クラブ愛が強すぎる余りの弊害が出てきてしまった…
選手からオファーを断られ、不可解なゴールゲッターのレンタル条項、挙げ句ゴール裏が暴走する引き金の一旦になった…
常に新しく改善して必要とあらば刷新していかねば前に進んでいけないスポーツの世界。
“浦和をもう一度特別なクラブにした”一定の評価と弊害の責任としてここで退くのが(ようやくと言われてるけど 笑)1番良い形だったんだろうと思われます。
2023年12月30日 11:04
11 匿名の浦和サポ(IP:60.39.185.129 )
むしろ出来過ぎ
こんな点取れないチームなら結果が下の方にぶれたら降格圏もありうるな
2023年12月31日 08:06
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