長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
【コラム】堀孝史監督契約解除。浦和は今、危機に瀕している(浦研プラス)
リーグ17位に低迷
4月1日のJリーグ第5節・ジュビロ磐田戦で逆転負けを喫してリーグ戦で2分3敗の17位に低迷する浦和レッズは2日、堀孝史監督及び、天野賢一コーチとの契約解除を発表し、合わせてクラブの育成ダイレクター兼ユース監督を務めていた大槻毅氏のトップチーム暫定監督就任と、上野優作ユースチームコーチのトップチームコーチ就任を発表した。浦和はこれで、昨年の7月30日にミハイロ・ペトロヴィッチ前監督(現・北海道コンサドーレ札幌監督)との契約を解除して以来、約8か月の間にふたりの指揮官を交代させることになる。
堀監督は2011シーズン途中に暫定監督を務めてチームをJ2への降格危機から救ってJ1に残留させ、昨季途中に自身2度目の浦和指揮官職に就いた。その昨季は、ペトロヴィッチ監督の後を引き継いでリーグ戦こそ7位で終えたものの、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(以下、ACL)では2007シーズン以来10年ぶりのアジア制覇を成し遂げるなど、その功績は多大だった。しかし、改めて新シーズンがスタートした今季はリーグ戦で未勝利、ルヴァンカップでも2戦して1勝1敗と勝ち星を伸ばせず、チームスタイルの確立も遠のくなど、先々に不安を残す事象が露見されていた。
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