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荻原拓也がリーグデビュー戦後に見せた親孝行な姿【浦レポ】

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荻原拓也がリーグデビュー戦後に見せた親孝行な姿(浦レポ)

(Report by 河合貴子)

苦いデビューだったが、もっと成長したいと前を向く

YBCルヴァンカップのアウェイ名古屋戦で2ゴールを決めて、輝かしいプロデビューを飾った荻原拓也選手にとって、Jリーグデビュー戦となった横浜FM戦は苦しい結果になってしまった。

0-1と惜敗した横浜FM戦後、悔しさをかみ締めながら「試合に現状は絡めているが、何とかチームの結果にもっていきたい。リーグ戦に出場できたことは本当に嬉しいけど、結果をもって来られていない」と下を向いた。

横浜FMに主導権を握られた後半だったが、スコアレスのまま緊迫した状態が続いていた。81分にウーゴ選手のゴールが決まり横浜FMに先制点を許すと、堀監督は最後の切り札として86分に荻原選手をピッチへと送り込んだのだ。堀監督からは荻原選手に「とにかく仕掛けていけ」と指示が出ていた。

せめて、同点にしたい。負けたくない。荻原選手は、勢い良くピッチへと入った。しかし、気持ちと身体は裏腹だった。思うように、身体が動かなかったのだ。途中出場で試合の流れにも乗れず、気持ちばかりが焦ってしまった。

「あの時間帯で身体の準備はしていたが、すごく短時間で一気に上がって乳酸も溜まって、パニックな状態だった。今まで経験としてないんで、本当に・・・」と顔をしかめて「空回りしないようにって思っていたが、実際は空回りしてしまった。ミスもあったし、自分のプレーを表現できなかった。短い時間でも、自分の良いプレーを表現できないとダメだとあらためて思った」と話した。

荻原選手は、短い時間ではあったが途中出場の難しさを経験することができた。この経験こそが、荻原選手のサッカー選手としての成長につながっていくはずだ。

不甲斐ないJリーグデビューになってしまった荻原選手だが、本当に大事そうにこの日のメンバー表を手にしていた。

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