『前を向こうという意識になっている。ゴールを決める前から調子は良かったが、ゴールがついてくると体も軽くなり、ゴールに向かう姿勢がより出せる（関根貴大）』J1 浦和vs湘南 選手コメント抜粋

J1リーグ第12節「浦和レッズvs湘南ベルマーレ」の選手コメントを引用紹介させていただきます。

 

ここで紹介しているのはコメントの一部です。
全文は引用元の
◯浦和レッズ公式
◯Jリーグ公式
をご参照ください。

 

関根「きっかけにしなければいけない」（浦和レッズ）

※画像はサイトのスクリーンショットです。

【関根貴大】
(関根選手の2ゴールも勝利につながり、試合全体としていい手応えで終えられたのではないか？)
「前の選手がゴールを取れていませんでしたし、複数得点を取らないといけないと思っていましたので、今日はしっかりと結果を残せたことはよかったです」

(1点目は相手を2人かわしてゴールを決めたが？)
「最後は思いきって打ちましたが、その前の過程で自分がいいところでボールを受けられましたし、相手と駆け引きしながら2人を滑らせることができました。冷静にプレーできたと思います」

(環境としては大変な時期になっていると思うが、それと逆行するように関根選手は好調になっているのではないか？)
「僕としてはゴールを決める前から調子は良かったと思っていました。そこで結果がなかなかついてきませんでしたが、それ以外では良いプレーができていたと思います。ただ、こうしてゴールがついてくると体も軽くなりますし、ゴールに向かう姿勢がより出せていると思います」

(ゴールを決める前にはフリーになりながらも伊藤敦樹選手がシュートを打った場面もあったが、あのときの心境はどうだったのか？)
「マジかと思いました(笑)。打つんだと思いました。3対1くらいでしたので、呼ばなくてもパスを出してくれると思いましたが、貪欲さが足りなかったと思います」

(あのプレーの後に伊藤選手と話をしたのか？)
「話しました。すごい顔をしていました。ごめんみたいな顔をしていました」

(2点目を決めた後、ゴールネットを揺らしながらオフサイドになった場面もあったが？)
「感覚的には少し出ていると思いましたし、オフサイドだと思っていました」

(ここ何試合か良いキレがあったし、ラストパスではゴールになってもおかしくないプレーもたくさんあったが、それがゴールに向かったことは意識に変化があったからか？)
「いいところにポジションを取れるようになってきて、前を向こうという意識にはなっています。厳しい体勢でも、無理をしてでも前を向いて、FWに当てて、その後に3人目の動きをしたり、そういうプレーは意識していますので、ゴール前に入っていける回数は増えていると思います」

(前線からの守備でも貢献度が高かったと思うが？)
「前半から全員で前から奪いに行けていましたし、後ろも付いてきてくれていましたので、前の選手も助かりました」

(2点目はどうだったか？)
「2点目は右サイドでいい形で攻撃を展開し、酒井(宏樹)選手が『何でそこにいるの？』というくらいのスプリントで相手の最終ラインを引っ張ってくれていましたので、その後ろが空いているのが見えていました。大久保(智明)選手もいいボールをくれたので、絶対にふかさないことだけを意識してシュートを打ちました」

(前節の川崎フロンターレ戦は大久保選手のクロスに対してGKとぶつかりながらのヘディングシュートもあったが、前で引っ張る選手がいると後ろのスペースはチャンスになるのではないか？)
「そこを意図的に狙えていると思います。そこが偶然空いていて偶然来ているシーンは多かったですが、クロスを上げる選手も走る選手も、人よりはスペースに向かっていけているので、より勢いを持って入れていると思います」

(1試合2ゴールはJ1リーグで初めてだと思うが、その感想はどうか？)
「ハットトリックを取れるチャンスはそうそうありませんし、それを狙っているじゃないかというくらい(マチェイ スコルジャ)監督も交代させずに引っ張ってくれていましたので、それに応えたかったです」

(目の前に相手がいるのに強引にシュートを打ったシーンはハットトリックの貪欲さが出たのか？)
「それは出ました。それがよかったかどうかは分かりませんが」

(マチェイ監督や先日記者会見を行ったラファス ジャナスコーチが「シュートを打てるところでさらにゴールに近づこうとしている」という話をしていたが、この試合はシュートをよく打ったのではないか？)
「前向きでボールを奪えたのでそういうシーンが多くなったのだと思います。今まではもう少し奪いに行けるところでもミドルサードまで下がってプレッシャーを緩めてしまっていましたが、今日は全員が前から連動して奪いに行けていました。ショートカウンターが多かったからこそ、シュートを打つシーンが増えたと思います」

(1点目を興梠慎三選手が決めたことでチームに勢いをもたらしたのではないか？)
「興梠選手のゴールも素晴らしかったですが、その前に岩尾(憲)選手の素晴らしいパスから大畑(歩夢)選手もなかなか試合に出られない状況でああやってチャンスを生かしてくれたのはありがたいです。昨季から一緒にやっているので大畑選手の良さも分かっていましたし、良い入りができたと思います。それでチームの勢いも出ましたので、彼は素晴らしいプレーをしたと思います」

(3試合連続で引き分け、負けてはいなかったものの何となく嫌な雰囲気があった状況から4-1で勝てたことについてはどうか？)
「引き分けのことを考えたら悔しいですし、取りこぼしてしまったという気持ちはありますが、またここから新たに勝利を積み重ねられるように、そのきっかけにしなければいけないと思います」

 

選手コメント（Jリーグ）

【大畑歩夢】
－－ひさびさの先発だったが、どんな意気込みで試合に入ったか。
特に変わったことはなくて、自分らしさを出して試合に臨もうかなと思っていました。（先発を）意識してしまうと空回りすると分かっていたので、冷静にいつもどおりやろうとしていました。

－－先制アシストの場面を振り返って。
自分が思っていたより良いトラップができたので、あとは冷静に中を見て流し込むだけでした。

－－今日は前から行く意識がかなり高かったのでは。
今日は（酒井）宏樹くんと「前から出ていこう」と意識していましたし、後ろは（アレクサンダー）ショルツだったり、マリウス（ホイブラーテン）がいるので、多少捨ててもあの２人なら止めてくれるので、そこは任せたのもあります（笑）。

 

【山田直輝】
－－今日の結果を受けて。
難しい時期ですけど、試合は来ますし、前を向いて、いまやっていることを信じてやるしかできないです。

－－追いついたあとに勝ち越されてしまったが。
失点してから、チームとして「１失点だったら試合はまだ分からない」という話をして、１点返すところまでは良かったですけど、１－１の時間をもっと長くしなければいけなかったと、いまは思っています。