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新クラブハウスの完成で、環境改善 選手の食堂と仮眠室が欲しいという要望にも応える(浦レポ)
(Report by 河合貴子)
基盤となる投資としてクラブハウス増設を行う
新クラブハウスが、遂に公開された。雨漏りがして老朽化してしまったプレハブのトレーニングルームの解体が始まったのは、昨年の7月のことであった。そして、14ヶ月かけて総工費約5億円の新クラブハウスが建築された。
山道強化本部長は「天候に左右されないで出来る室内トレーニングルーム、栄養面では適切なタイミングで充分な質と量、休息もこれまで以上だ」と満足そうに話した。
そして「以前は、車で5分離れた吾亦紅(寮)で使っていない部屋で仮眠したり、食事もしていた。これからは、大原から試合会場へ行き、大原へと帰ってくることも考えている。また、新クラブハウスができたことで選手寮で育成のトレーニングルームだとか、選択肢が増えた。環境面のクラブ全体として正のスパイラルを回して、チームの活気、チームの成績、地域への喜びや笑顔にしていきたい」と話した。
そして、「選手は充実した環境でできる。世界を目指し、まずはアジアナンバーワンになる」と目を輝かせていた。
また、淵田代表は「今までは、基盤の投資に目が向いていなかった。投資を考えた時に、サッとでてきたのが、クラブハウスの増築だった。そこで、他のクラブはどうなのか大宮やジェフ、横浜FMなどに見学にいった。アジアナンバーワンになるには、環境を整えないといけない」と話し「これも、ファン・サポーター、株主、スポンサー企業など応援してくれているからこそだ」と投資できたことに感謝していた。
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