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遠藤航がCWC初戦に懸ける思いと共有されるキーワード 予想スタメンは?【浦レポ】

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遠藤航がCWC初戦に懸ける思いと共有されるキーワード 予想スタメンは?(浦レポ)


(Report by 轡田哲朗)

相手の分析も十分「初戦に勝たないと何も始まらない」

浦和レッズは、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているクラブワールドカップに出場する。その初戦は9日の開催国代表アルジャジーラとの一戦だが、右サイドバックでの先発が濃厚な遠藤航は、強い意気込みでこの一戦に臨むと話している。

アルジャジーラは、6日のオセアニア王者オークランド・シティ(ニュージーランド)戦を1-0で勝利して浦和との準々決勝に進出してきた。ほとんどの時間でオークランドにポゼッションを許しながら、ブラジル人アタッカーであるロマリーニョの一撃で勝利をしてきた。それだけに攻撃に関する相手のデータ不足が懸念されたが、遠藤は浦和の分析スタッフがオークランド戦以外の映像も入手していることを明かした。

「映像で見ましたけど、オークランド戦は押し込まれていました。でも、メンバーに数人欠けているところがあるのは聞いていますし、基本的にはボールを持ってゲームを進めるチームとは知っています。自分たちがどう戦うかは考えないといけないですけど、基本的には守備がまず大事になると思っています」

遠藤が対面するのは、その決勝ゴールを決めたロマリーニョになることが濃厚だ。オークランド戦を見ても、右利きの左サイドであるロマリーニョは中央に進出するインサイドプレーを多用する傾向が強い。しかし、遠藤はその動きも把握したうえで、チームとしての守備に自信を持っている。

「徐々にインサイドプレーをする選手に対する対応はできてきていますよ。その時にサイドバックが上がってくるがどうかをしっかり見た上で対応を決めることになりますけど、センターバックやサイドハーフ、ボランチとコミュニケーションを取ってやっていけばいいと思っています」

浦和は日本勢として初めて海外で開催されるクラブワールドカップに参加することになる。リーグ戦も終了したこの時期に、”合宿”のようにして参加することへの楽しみもあるという。

「アジアでもクラブで遠征するのに慣れてきていますけど、今回はアジアチャンピオンになって来ているので。こうやってシーズンの最後にみんなで戦えるのは嬉しいですし、だからこそ1つでも多く勝って上にいきたい。勝てばレアル・マドリードと言われますけど、勝たなければ何も始まらないわけで。まずは明日のゲームに集中できています」

遠藤はこう語り、アジア王者としてのプライドを胸に戦うことを宣言した。遠藤を含む選手たちから「初戦に勝たなければ何も始まらない」という言葉が聞かれ、先を見ての慢心というのは微塵も感じさせない。良い調整ができていると判断して良さそうだ。

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