今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。
2019 J1第18節 プレビュー
浦和レッズvsベガルタ仙台
いつも読んで頂きありがとうございます。
なんとか、なんとか、ここまで1度も休むことなくプレビューとレビューを更新し続けることができてリーグ戦は後半戦へと突入することとなりました。
2週目になったので、色々と新しいことも取り入れて試行錯誤しながら、飽きずに毎回読んで頂ける作品を心がけます。
ということで、今節の対戦相手は開幕戦に対戦したベガルタ仙台です。前節の片野坂監督に引き続き、尊敬する日本人監督である渡邉晋監督に大きなリスペクトを持って作っていこうと思います。
では、プレビューを始めたいと思います。
▼目次
~ベガルタ仙台今季の成績~
~ベガルタ仙台直近のスタメン~
~ヤマを張ってみる~
~蔚山の再現~
~いろいろ~
~CK~
~仙台の注目選手~
~仙台のデータ~
~不敗神話vs鬼門突破~
さいごに
〜ベガルタ仙台今季の成績〜
第14節 名古屋戦 3-1○
第15節 松本戦 1-0○
カップ戦 名古屋戦 0-2●
第16節 FC東京戦 2-0○
カップ戦 名古屋戦 1-0○
第17節 札幌戦 2-1○
天皇杯 FC大阪戦 4-1○
6月のリーグ戦は唯一の全勝チーム。4戦2失点。
天皇杯も各地波乱起きる中順調に勝ち進みました。
最も好調なチームだと思います。
7勝1分け9敗 勝ち点22 22得点 25失点 現在10位
〜ベガルタ仙台直近のスタメン〜
第15節 松本山雅戦

第16節 FC東京戦

第17節 コンサドーレ札幌戦

•シーズン前に主力を多く引き抜かれてスタメンが定まらない時期がありましたが、連勝とともにようやくスタメンも固まってきました。
•シマオマテのセンターバック起用、道渕の右SH起用などはかなり面白いです。
•2トップもハモンロペスやジャーメイン良などもいますが、結局、この2人が最的確なコンビかもしれません。
•関口は現在好調です。
•シュミットダニエルは移籍が決まったものの、浦和戦ではまだ出場します。正確に味方につけられるキックはチームのビルドアップを助けています。厄介そのもの。
〜ヤマを張ってみる〜
仙台は最近の成績見ても好調です。一応、最近の複数試合を確認してみて好調である所以みたいなものは少しは理解できたと思います。それをありったけ伝えることはできると思います。
しかし、今回はヤマを張ってみます。
仙台の前節の対戦はコンサドーレ札幌です。
そう、つまり、ミシャさんの3-4-2-1です。
浦和はここ数試合WBの使い方に疑問を持つこともあるのですが、とりあえず変えずに3-4-2-1を採用して戦うと予想されますので、今回はミシャさんの札幌に仙台の渡邉晋監督が何を?どう?したのか。そして、読んで頂ける方に試合中どこを注目して見れば良いのかについて情報を提供してみたいと思います。
先ずは、仙台のボール保持時、浦和の非ボール保持時についてです。
•SBが大きく大きく開く
仙台がボール保持になり、札幌がブロックを形成すると仙台のSBはサイド目一杯大きく開きました。札幌は1トップなので、センターバック2人で数的優位を確保できています。しかし、開きすぎると失ったときに曖昧な2シャドーをケアできづらくなってしまい、リスクをかけずにCBと近い距離のポジショニングを片方のサイドのSBだけでも取るときがありますが、この試合の仙台はそれをせず、両SBともに大きく大きく開きました。
•SBが大きく開くと
SBが大きく開くと最終ラインからビルドアップを構築したときにはパスの経由地となり、前進できる選手にもなれます。では、札幌としては仙台のSBをどう管理するか?です。弾き出した答えは、両シャドーがケアすることでした。つまり、武蔵(ファブリシオ)、ロペス(武藤)に対応させていました。仙台としてはこれで複数のミッションを成功させていたと思います。
①攻撃的な2シャドーに守備に奮闘させている優越感
②ジェイ(興梠)を孤立させている安心感
ジェイより、興梠の方が孤立は怖いはずなので、浦和戦ではまた仙台として修正をしてくるかもしれませんが。更に大槻監督の選考はどうか分かりませんが、武藤は恐らくスタメン濃厚だとしたら、武藤は奮闘させても問題ないです。しかし、武藤があまりにも器用なので、反対サイドのシャドーで起用されるのがマルティノスやナバウトだと仮定すると、渡邉晋監督はそちらから狙って攻める機会を意図的に増やすかもしれません。ちなみに仙台はそれほどの違いは感じませんでしたが、右サイドからの方が攻撃がようで、蔚山戦や大分戦のようにファブリシオやマルティノスをそのまま左シャドーで起用するのかというところから検討した方が良いかもしれません。武藤は左もできますし。
この試合こそ先に動いてくれる長澤をシャドーに起用してみたら面白いことが起こってみたりみなかったりするかもしれませんね。
•シャドーが開きすぎると…
前述のように札幌(浦和)のシャドーが仙台のSBをケアしてサイドに流れる機会を増やしたとしたら、今度は中央が空きます。一応札幌は5-4-1で、シャドーが開くというのは、つまり、4の両端がサイドに開くということです。
仙台は最終ラインのビルドアップを2CB +2CM(2ボランチ)の4人が中央を基準にパス回しを始めています。札幌のシャドーが開きすぎると今度はシャドーとボランチ間にスペースが生まれることに繋がります。ゴールは中央というサッカーの原則を考えれば防ぎたいのは中央です。「じゃあ、シャドーも中央から守備を始める?」→「そしたら、大きく開いたSBがフリーになるよ?」 ということで、仙台は、札幌(浦和)に選択肢を与えています。 勿論、片方しかやってはならない!という訳ではなく、タイミングや状況によって対応を変えるときもありますが、常に2択を与え続けている状況にはなっています。それを大槻監督がどう考えるかです。
•SH、そして長沢。
では、仙台の最終ラインからのビルドアップ時に前線の残り4枚(両SH、2トップ)はどこで何をしているのかについてです。
SHは、SBが大きくサイドに開いている分、従来通り高い位置でサイドに開いていると互いに近い距離になります。そうなると札幌(浦和)は、5バックということで大外までケアできているので、WB1人で仙台のSHとSBをケアできてしまう可能性が起きます。
ということで、仙台のSHはSBが大きく開くと内側に絞ります。そして、札幌のWBも一緒に絞らせていました。「絞らせていた」というよりかは、札幌がそう選択していました。
では、札幌(浦和)のWBが仙台のSHについていかないとどうなるか?です。まずは、SHは浮きますよね。更に両SHが絞ったら、中央が4vs3の仙台数的優位になります(仙台の両SH +2FWで4vs札幌の3CBで3)。
なので、札幌はついていかざる得ない状況になっていると思います。よって、5vs4と数的優位を確保できたものの、札幌(浦和)WBはCBたちとまとまることを選択させられて、大外を縦スライドすることを制限されてしまいます。
そして、仙台には長沢駿がいます。浦和は1度もやられてないですよね。なので、怖い存在だとは未だに認識しなくてもいいと思いますが、仙台に来て、渡邉晋監督の下で今までとは変化しているように見えました。長沢の最大の武器は言うまでもなく、高さです。藤本を2人で監視していたように長沢にも1人だけではなく、セカンドボール含めて周辺に余力を残して守っておきたいのが本音です。なので、5vs4と札幌(浦和)が数的優位を確保できているものの、長沢ありきで考えると実質的には同数と考えてもいいかもしれません。その意味でも浦和のWBは、仙台のSHと一緒に絞られるしかないと思います。
以上である程度の構図は説明できました。
仙台はこのような配置と相手に影響を与えました。
浦和としては、やはり肝はシャドーにどのようなタスクを与えられるかだと思います。
①…大きく開いたSBをケアすると
→ボランチとの距離間が開き、仙台はSHが内側に絞っているので、最終ラインからSHへズバズバと縦パスを通せます。→絞ったSHがライン間で縦パスを受けようとしたら、浦和としてはWBか左右CBがケアすることが想定されます。WBなら「そこまで追うべきか?」と躊躇しますし、左右CBなら「先に動いてもロングパスで長沢に届けられると嫌だなぁ」と考えて、仙台SHへの対応が難しくなります。なので、実際に札幌もライン間で受ける動きをしたSHに対して誰も対応せずにフリーで中央で縦パスを受けさせてしまうシーンは散見しました。
②… では、そもそもシャドーがボランチとの距離間を狭めて仙台の最終ラインからSHへ中央から縦パスを通させなければいい!となれば、仙台のSBが浮くこととなり、恐らく左は永戸、右は蜂須賀だと思いますが、2人とも運べますし、推進力はあります。外から運ばれて前進を許してしまいます。
札幌戦で実際に見られたことは、左サイドでシャドーのアンデルソンロペスが左SB永戸が大きく開いたのをケアしませんでした。なので、CBの平岡から永戸へパスを送りました。そのまま永戸にどこまでも縦に前進を許すわけにはいかないので、札幌は右WBのルーカスが永戸にプレスをかけました。そうすれば、本来ルーカスが管理するはずの左SHの関口が空きました。関口はルーカスが永戸にプレスに出たことで生まれた背後のスペースを狙い、永戸からスルーパスを受けました。今度は関口に自由許すわけにはいかないので、札幌は右CB進藤がサイドに釣り出されました。その隙に永戸が内側をインナーラップしてきて、空けた進藤の本来のスペースを狙いました。そこに関口からパスが送られました。
というような前進でゴール前まで悠々と前進できるチームです。なので、SBをケアしなければならない。そしたら、中央が空く。中央を空けたシーンでは、最終ラインから中央をぶち抜いて長沢まで到達させてビッグチャンスを作ったシーンも見られました。
もう頭を抱えるしかありません笑笑。
そして、本当にややこしいのが2トップが長沢と石原であることだと思います。長沢がいるので、SBから前進したときでもそうですし、最終ラインからでもアバウトに長沢めがけて最前線へ放り込むことができるメリットがあります。そして、超厄介なのが石原さんです。器用すぎて笑っちゃいますよね。本当に最上級にチームにいてほしい存在です。長沢に浦和が気を取られていると空いたスペースにポーンと突いてきますし、長沢に放り込んだセカンドボールをポーンと拾ってしまいますし。 この2人が最前線に据えたことが仙台の好調に繋がったと思います。
ということで、仙台が施す3-2-4-1対策を大槻監督がどのように封じるかが注目です。
札幌とは違い、WBを高い位置に上げて仙台のSBにケアさせるという対応を取るかもしれませんし、両シャドーもポジショニング次第では仙台のCBとSBを2人ケアできることも可能です。
表があれば裏があるということで、メリットがあればデメリットがあるスポーツなので、これまでに言及した仙台の素晴らしさにもデメリットはあります。
そして、そもそも大槻監督が3-2-4-1ではなく3-5-2を採用するかもしれませんし、全く異なるシステムを採用するかもしれません。渡邉晋監督は相当埼スタを怖がって狂ってしまわない限り4-4-2だと思います。しかし、札幌戦とは異なるプランでSBを中央側に絞らせるかもしれませんし、長沢ではなく他のキャラクターかもしれません。
ということで、試合内容を全て把握できていたらtotoを買っているわけで、あくまで試合前の予想含みではありますが、前節に3-2-4-1のプロフェッショナルであるミシャさんを撃破しているという成功体験から同じプランでボール保持は作ってくると予想しました。なので、これをベースに考えて頂き実際に試合が始まったときに変わっているのであれば、「あ〜。ここを仙台変えたのか。じゃあ今度はこっちにスペースができるな!」などの想像を膨らませて試合を楽しんでもらえれば嬉しいです。
それに対して大槻監督が何を用意したのかなというのを見て頂けるとチームとしての狙いが見えてくると思います。
読んでいただいたように仙台のボール保持に対しては意図があります。ゴールから逆算してプレーできているように思います。しかし、結果的に生まれているゴールは足元からでの前進ではなく、長沢へ放り込んでから、高い位置で奪ってから、セットプレーからという形が多いので、警戒することは沢山あります。
結局最後は長沢がいるというのが、仙台としてさまざまな部分で助けられていると思いますね。
以上ここまでは、仙台ボール保持対浦和非ボール保持でした。
好調仙台の最近のゴールシーンをこの章の結びとさせて頂きます。
① #urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/jLG9GfUGgd
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年7月5日
〜蔚山の再現〜
浦和のボール保持は基本的には大分戦の縦に早く完結しようとする狙いよりも、蔚山戦のようにしっかりと繋ぎながら押し込んで攻めることが大槻監督の理想だと思います。
仙台は3-2-4-1からシーズンを始めて上手く行かなくなって4-4-2に変更したそうです。変え始めの仙台の4-4-2を広島のプレビュー作る際に見ましたが、かなり問題ありという印象を受けました。しかし、直近のFC東京戦、札幌戦と見ると修正されていたと思います。流石は渡邉晋監督です。
札幌は、あのミシャ式なので4-1-5を採用しましたが、恐らく浦和はしないでしょうね。大槻監督はあまりCBまでボランチを落とさせないので。というよりも、仙台の2FWに対して1枚多い3CBで数的優位を確保できているので、ワザワザ新しいことを始めなくても仙台戦ではいいはずなので、3-2-4-1でビルドアップを始めると思います。
蔚山戦では武藤がスクエア間(CB SB SH DMの間)で我慢してポジショニングした影響で多大な効果が出たことを言及しましたが、基本的には動きすぎずにそれを再現した方が良いと個人的に思います。そこに存在していることに意味があるので、降りたり流れたりすることも重要なのですが、メインに専念することはスクエア間に存在し続けることだと思います。
また、流通経済大学戦のレビューで少しWBの使い方に疑問が出てきていると言及しましたが、4-4-2に対してのWBは幅が使えて効果的なので、しっかりとしたタスクを与えて欲しいと思います。
仙台は札幌(浦和)のWBに対してできる限りSHが対応できるような狙いがあるように見えました。一方で、最終ラインの4枚をできる限り中央に集結させておきたいようにも見えました。つまり、浦和のシャドーを仙台はSBが管理できることができれば理想みたいな狙いを感じました。
つまり、蔚山の守備対応と似ている部分があると思います。
それでも両シャドーは専念することを変えずに大外でWBと仙台のSHで1対1の状況を作れれば、蔚山戦の宇賀神の仕掛けから興梠の先制点のようなシーンを再現できるのではないかと思います。
仙台の札幌戦での失点シーンも前段階の作り方はさておき、最後はWBルーカスフェルナンデス対左SH関口の1対1をルーカスフェルナンデスが制してクロスを上げたところからゴールが生まれているので、参考にしたいです。仙台の失点パターンの44%がクロスからであることが、浦和が何を狙うべきかを教えてくれていると思います。
WBがどのような人選になるかは分かりませんが、小さくても巨大な存在が帰還しましたので、今のうちにアピールしておかないという想いはあると思います。
浦和の最終ラインが数的優位になることを嫌がって仙台のSHが最前線までプレスに出る→WBが空く→仙台はSBがWBをケアする→仙台のSBの背後が空く→シャドーがSBの背後を突く
という、このコンテンツをいつも読んで頂いてる方にはもう見慣れた説明かもしれませんが、相手が先に動くなら次にスペースが生まれて、そこを防ぐならまた次にという風に、結局、どこを抑えてどこを捨てるかなので、仙台が蔚山とは違い浦和の最終ラインにボールを持たれることを嫌がって前線から来れば、どんどん次に出来る穴を突いて行けるといいですね!
押し込んだときにはWBには仙台のSHが対応するはずなので、蔚山戦の再現見せちゃってください。
ということで、ボール保持の作り方としては、蔚山戦を参考にした方がいいと思います。
最近の仙台の失点シーンです。いかにクロスから失点しているかが良くわかります。山中、宇賀神たちにかかる期待が大きくなりますね。
② #urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/agFikQdCh6
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年7月5日
~いろいろ~
渡邉晋監督はコンパクトに戦いたい狙いがありますし、大槻監督もオープンな展開になることはしたくないとコメントされていますし、基本的には固い試合になると思います。
仙台戦13試合14得点の興梠と対峙するのはフィジカルで圧倒するシマオマテです。これまでの仙台のCBとはキャラクターが違うと思います。新たな餌食になるのか、ニューフェイスが遂に封じるのか。この辺りも注目ではないでしょうか。
一応、開幕戦の両チームの対戦も見直しました。まぁ、色々ツッコミどころ満載でしたね笑。浦和はシーズン序盤戦の位置付けが違いまたし、仙台は主軸抜けたプラス現在とはシステムが違うということで、今回は開幕戦とは違う戦いになりそうです。
〜CK〜
仙台のコーナーキックの守りはゾーンディフェンス でした。ニアサイドに1枚ストーン役を置き、GKの前に5枚、3枚と並ぶゾーンディフェンス です。セットプレーから今季は3失点していますが、最近ではありません。
一方の自分たちのCKでは左利きの永戸が左右蹴ります。かなり高精度です。シンプルに長沢に合わせるよりかは、ファーサイドに流れる石原や後方から走ってくる選手の方が危険な香りがしました。セットプレーでも長沢の存在が副次的な効果を生んでいるのだと思います。
〜仙台の注目選手〜
いつでも怖いのは石原さんです。
でも、今回は道渕選手にしようと思います。
理由は試合を見て頂ければ分かると思います。
札幌戦で前述のようなことが機能したのも彼の存在は大きかったです。
〜仙台のデータ〜
仙台の22得点中14得点が後半戦に決まったものでした。試合中にメモを取るのが特徴的な渡邉晋監督。何が記されているかは分かりませんが、この結果を見れば、渡邉晋監督の修正力は効果があるという見方ができると思います。
前半はメモ。後半に決める。特に好調な最近は後半での得点も多いです。
一方で失点パターンは25失点中16失点が前半に決められたものでした。前半が圧倒的に多いですね。
裏を返せば渡邉晋メモの効果が出て、後半の失点を減らせているという見方もできます。
つまり、前半に弱い傾向のある仙台にしっかりと先制点を奪うことは重要ですね!いつも以上に。
逆に膠着した試合で折り返すと、仙台の土俵に入ってしまうかもしれませんね。
大分戦では前半途中は自力でシュートまで辿り着けていたにも関わらず決めきれずに後半2失点してしまったので、オリヴェイラ体制とは違い、早いうちに決めておくことに越したことはないです。気候面も含めて。
仙台の今季は過去の数シーズに比べてハイプレスである傾向がデータとして残っています。J1でもトップクラスのデータです。
攻撃回数やシュート数やチャンス構築率はともにJ1でも上位のデータです。
〜不敗神話vs鬼門突破〜
浦和レッズとベガルタ仙台との対戦でお馴染みなのは、ベガルタ仙台がリーグ戦で未だにアウェイ浦和戦で白星を挙げたことがないことです。埼スタ、駒場合わせて4分11敗らしいです。ベガルタサポーターとしては悲願というか、早く呪縛から解き放たれたい気持ちだと思います。しかし、最近の名古屋、F東京、札幌と上位チームを撃破。6月リーグ全勝ということで、もう今回勝たないでいつ勝つの?というぐらい最高の状況で浦和戦を迎えられたと思います。その意味で仙台目線からすると、過去最高にアウェイ浦和戦での勝利が期待できると思います。
更に今季の浦和のリーグ戦のホームでの成績は2勝1分5敗です。この成績は、現在ホーム戦では最下位に値します。
ミシャさんの札幌に就任ベストゲームと言われ、マリノスには完膚なきまでにやられ、当時は背水の陣だった大不調名波磐田に敗れ、湘南には歴史に残る大逆転負けを食らい、5連敗中の広島には0-4と大敗。
日本で一番相手を威圧できるスタジアム、サポーターを揃えながら、今季の浦和はホーム戦で相手に記憶に残る勝利をプレゼントしてしまっています。
仙台が埼スタで勝利となれば、過去の歴史を知っているだけに内容関係なくシーズンベストの1つとして語り継がれるでしょう。
一方で今季の仙台のアウェイ戦は、1勝7敗。しかし、その僅か1勝は最も直近なアウェイ戦の松本山雅戦なので、遂にアウェイ連敗トンネルを抜けたということで、もう関係ないデータかもしれません。
いつも大変な試合ですけど、今節の仙台戦はかなり難しい試合になると思います。仙台がどれだけ厄介な相手かはこのプレビューから伝えられたと思います。
歴史というのは続くものなので、興梠が決めてスンナリと勝った〜!という試合後になれていれば良いのですが、プレビューを作ったせいか今節は例年にないほどそれがぼやけてしまっているのが個人的な意見です。 ということで、大槻監督には、仙台戦に対する明確な一手を見せて浦和サポーターを喜ばせて欲しいです。WBの使い方が全てを左右しそうな気がします。
さいごに
今回もありがとうございました。
今回は中2日が続いたということで流石に仙台について深掘りすることができませんでした。仙台サポの方が読んだらかなりつっこまれるほど質が低いかもしれません。。。
蔚山戦、大分戦、流通経済大学戦と個人的にも皆様的にも評価が高く、ハードルが上がってしまったところからでしたので、ちょっと粗が見え見えですね。
なので今回は、費やせる時間がなく、テスト期間に迫られた学生のようにヤマを張る形を取らせてもらいました。これからは1週間ずつの試合が続きますので、今回ほど質が落ちることはないと思いますが、ヤマを張るプレビューも新しい取り組みとして閲覧数が多ければ、またやろうと思いました。この辺りも後半戦が始まったので、また手探りで、多くの方に読んで頂ける手法を最終的に導いていけるように実験を繰り返していこうと思います。
それでも、今回も面白かった! 次回こそ頑張ってくれ!と思ってくれた温かい方がいましたら、是非Twitter上で拡散、宣伝して頂けると嬉しいです。感想もお待ちしています。
読んで頂きありがとうございました。
浦ビュー
初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ux1JmiTaYbsMArM
1 匿名の浦和サポ(IP:175.132.211.214 )
3421(343)って442と相性悪いイメージ
大槻さんの策に期待
2019年07月05日 20:09
1.1 匿名の浦和サポ(IP:126.125.48.93 )
逆に相性いいけどねちゃんと幅を取れれば
2019年07月05日 22:17
1.2 匿名の浦和サポ(IP:126.125.48.93 )
4枚に対して5トップにすればって意味
2019年07月05日 22:24
2 匿名の浦和サポ(IP:1.75.246.39 )
石原、関口、矢島の元レッズ 気をつけろ❗
2019年07月05日 20:17
2.1 匿名の浦和サポ(IP:49.98.137.115 )
矢島ガンバ
2019年07月05日 20:21
3 匿名の浦和サポ(IP:219.16.6.156 )
慎三さんが2ゴール決めて勝つと予想!!
2019年07月05日 20:43
4 匿名の浦和サポ(IP:126.44.155.155 )
明日は、マルティノス、ナバウトの先発起用は、やめてもらいたい‼️試合前から勝てる気がしないし、交代枠が勿体無い‼️いい加減、プロである以上、チャンスをもらい結果が出なければ契約解除で、新戦力を補強して欲しい‼️マルティノスは来年も契約が残っているのだから。
2019年07月05日 20:51
4.1 匿名の浦和サポ(IP:49.97.97.208 )
今季流れから複数得点してる試合2試合しかなくてそのうち1試合はナバマル2トップなんですけどね
印象って怖いな
2019年07月05日 21:15
4.2 匿名の浦和サポ(IP:218.33.229.7 )
興梠武藤ファブリシオが休養十分だし、普通に考えてマルティノスはベンチスタート、ナバウトはベンチ入りの当落線上でないかな。
外国人枠撤廃で27人枠に空きがあるんだから、新戦力が要るなら契約解除なんてしなくてもどんどん獲ってくればいい。
2019年07月05日 23:43
4.3 匿名の浦和サポ(IP:59.84.252.244 )
ナバウトって先発でも真っ先に代えられているよね。
学生相手にHTなんて。ほんと枠もったいない。
2019年07月06日 00:45
5 匿名の浦和サポ(IP:1.75.246.39 )
マルティノスのゴール
観てみたい
2019年07月05日 20:52
6 匿名の浦和サポ(IP:163.58.75.87 )
戦術的部分は、組長がしっかり指示してくれると思うので。
何時の頃からか・・・。
なぜ浦和の選手は窮屈で、綺麗なプレーをしたがるようになったのか。
プライドを投げ捨て、試合終了と同時に倒れ込むくらい走る方が格好良くないか。
試合の中で、一回でいい、魅せるプレーをしてみないか。
浦和の敵は浦和だと、つくづくおもうよ。
2019年07月05日 21:00
6.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )
そんな走力はないと思われます。
2019年07月06日 15:01
7 匿名の浦和サポ(IP:1.75.246.39 )
エヴェルトン、ゴール頼むぞ❗
2019年07月05日 21:33
8 匿名の浦和サポ(IP:1.75.246.39 )
2019リーグ戦
開幕アウェイ仙台戦
忘れてた
アウェイ仙台戦と言えば橋岡のプロ初ゴール
明日、頼むぞ❗
2019年07月05日 21:36
9 匿名の浦和サポ(IP:1.75.246.39 )
背番号41 関根のグッズ
7月6日(土)発売
関根を愛する同志、良かったですね❗
2019年07月05日 21:38
10 匿名の浦和サポ(IP:27.94.49.152 )
ゲットゴール
2019年07月05日 22:18
11 匿名の浦和サポ(IP:110.163.10.241 )
あれ?エレベーターボーイは?
2019年07月06日 00:28
12 匿名の浦和サポ(IP:92.202.110.71 )
その石原をミシャは干したんだよね
ただあのころのBチームはレギュラーチームに勝つことがあった
相手の攻撃をどうするかより
こちらの攻撃をどうするかだと思う
ずっと前線を固定してきてよくなってきたって話もきくけど
これだけ長い間やってきてもう伸びしろはないだろう
前の3枚は興梠杉本武藤で行くのか長澤を使うのか
そろそろ爆発が期待されるファブリシオか
よかった直輝を途中で変えたのはこっちで使いたいからか
青木の相棒はエヴェルトンか柴戸か
サイドは山中-宇賀神で行くのか森脇岩武を使うのか
3CB誰が出てもいいとは思うけど槙野が調子悪そうなのが気になるね
この間このチームでは初の橋岡CBだったのかな?
右サイドで相手の起点をつぶすのもありかな
んでそろそろキャプテンの帰還かな?
エヴェルトンシャドーとか
橋岡ボランチとか
大胆なコンバートも見たいな
2019年07月06日 00:40
12.1 匿名の浦和サポ(IP:110.133.51.19 )
ミシャのとき石原は確か怪我だったんじゃないのかな。調子が上がってきて使われ始めたころ怪我をした記憶ある。
2019年07月06日 10:21
13 匿名の浦和サポ(IP:49.97.96.185 )
ナバウトとマルは今シーズン限りでしょうね。べつに夏に放出しなくても、jリーグは外国人選手の人数に制限ないから夏に補強してくださいな。
2019年07月06日 02:28
14 匿名の浦和サポ(IP:175.132.137.183 )
3バックはもう止めて欲しい。
特に3バックの時のサイドハーフは守備も攻撃も多様性を求められ浦和の選手にその適合者がいるのか疑問。
4-4-2や4-3-3などにすればポジションの役割が明確かされるしマルティノスや汰木はタイプ的に3トップの方が活きると思うんだよね。
関根もそうかな?守備に攻撃にでは関根の良さが半減されるよ。
ここ数年全く上手く行っていなしシステム的に多様性を求められる3バックに見切りを付けて、ポジションの役割を簡潔にするシステムに変更し継続的な強さを身に付けて欲しい。
2019年07月06日 04:24
14.1 匿名の浦和サポ(IP:60.125.208.53 )
4バックのサイドは誰ができるのかな?
2019年07月06日 06:45
14.2 匿名の浦和サポ(IP:49.98.169.97 )
宇賀神、森脇、橋岡、岩武は守備的な選手だからサイトハーフよりサイドバック向きでしょう。
2019年07月06日 07:22
14.3 匿名の浦和サポ(IP:126.35.16.254 )
仙台がやっていることはよくあるやり方。対策方はいくらでもある。この短期間でそれが上手く機能するかは別問題だけどね。取り敢えず短期間で出来ることは誰が誰を見るべきかを明確化すること。サイドバックには武藤辺りが付いて行くのか、橋岡が出て後ろが埋めて行くのかとか。ボランチがサイドに引き出される状況は作られないで欲しい。
2019年07月06日 13:11
14.4 匿名の浦和サポ(IP:218.33.229.7 )
山中もどちらかといえば4バックのSB向きかな。
4バックに移行できない原因はサイドでなく、ラインコントロールが求められる4バックが苦手で3バックの方が得意なCBではないかな。
2019年07月06日 13:19
15 ウラワ(IP:61.193.215.146 )
今日は荻原見たいな、スタメン起用ないだろうか
2019年07月06日 06:54
16 匿名の浦和サポ(IP:153.227.174.235 )
連動したプレスがかからないよな。
相変わらず、後ろの三枚は人数余って、楽してるし。それでディレイして、失点してるし。
3バックなんか早く止めればいいんだよ。
2019年07月06日 11:03
17 匿名の浦和サポ(IP:110.132.206.203 )
仙台よ、残念ながら勝つことはできないだろう。今回もレッズが勝つ!!
2019年07月06日 13:00
18 匿名の浦和サポ(IP:49.97.94.176 )
今のままでは絶対勝てない!トラップ練習からした方がいいよ!今の浦和は基本ができてないから!特にマルティノス。よくプロになれたな!
2019年07月06日 13:50
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