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存在することの重要性を高めた浦和が第2戦で蔚山を圧勝!【浦ビュー】

今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。

 

2019 ACL ROUND16 2nd.Leg レビュー
蔚山現代FC vs 浦和レッズ 0-3。

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

今回はスペシャルな勝利ということで、日頃、このコンテンツを読んでいない方も前のめりに開いて、今、読んで頂けている気がするので、次からも読みたい!と思って頂ける作品にすることを心がけていますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

▼目次
「注意事項」
~スタメンと基本システム~
~前半戦~
~後半戦~
~総括~
さいごに

 

「注意事項」

 

動画についての注意事項です。Twitterでの動画upだと拡大したときや大きい画面で見るときに画質が悪すぎるということに気づきました。機械に疎い人間が総力を結集して、画質向上に努めました。文中に所々出てくる動画を2つ手段を用意しています。なので開ける方は、Twitterの方ではなく、長方形のURLの方の動画をおススメします。確か、PCやandroidの方は、そちらで見られます。残念ながら見られない方は、画質悪くて申し訳ありませんが、Twitterの動画を開いてみてください。また、画質に変化があるのか教えて頂けたら助かります。宜しくお願い致します。

また、浦議さん経由で見ている方は、Twitter動画の上にある

「「「ACL ROUND16 1st.Leg 蔚山戦 レビュー動画① 」」

 

をクリックしていただければ、見られるはずです。そちらで見て頂くことを推奨します。

では、レビューを始めたいと思います。

〜スタメンと基本システム〜

 

 

•浦和は第1戦から3人変更。マウリシオ、ファブリシオが復帰。右WBに宇賀神、武藤を右シャドーに置いた3-4-2-1でした。
•ベンチには復帰した橋岡、長澤、ナバウトが控えました。

•一方の蔚山は、20番ユンソンが怪我から復帰。今季出場機会がほとんどなく完全ノーマークだった17番キムソンジュンがまさかのスタメン起用。右SBが主戦場の23番キムテファンが右SH。9番ジュニオールネグランは予想通りのスタメン起用。
•人選を見ても攻撃より守備に持ち味のある選手を起用してきました。


〜前半戦〜


•両チームの狙い

浦和は2得点を奪わなければいけないということで戦い方は明確で、3-4-2-1をしっかり作ったところから前進を狙いました。シュートの意識が強かったです。

一方で蔚山は、前日会見でキムドフン監督は、「ディフェンシブではなく、オフェンシブに戦う」と語っていましたが、第1戦でも前日会見とは違うことをしてきた監督さんなので半信半疑でしたが、その言葉通り、想定していたよりも引くことなく、高いラインを設定して、4-4-2、4-5-1と併用してスタートに入りました。


•変わったポジショニング、存在するだけでいい

最初に答えを言ってしまうといいますか、この試合の最大のポイントを言及してしまう感じになりますが、第1戦と変えたポイントは、武藤のポジショニングだと思います。この試合のプレビューで、蔚山の特徴を考えれば、武藤には左サイドではなく右サイドに置いて、ゴールに背を向けて降りて受けるよりも、前を向いてプレーさせてあげたいと言及したと思いますが、まさにそれに通ずるポジショニングと我慢を行なったと思います

武藤は、降りて受けようとする動きを自制して、蔚山の最終ラインと中盤の2列目のライン間のスクエア間(CB-SB-SH-DMの四角形)にポジショニングし続けることに専念しました

話を広げて、蔚山の守備対応はゾーン2までは、両SHを中央に絞らせた縦横圧縮した4-4-2(4-5-1)だったと思います。ゾーン1では、第1戦の「SHが先に動いて浦和のWBをケア」をこの試合では両SHがそのタスクを担い、6バックになることもありました。

蔚山のSHの守備対応について言及したところで、武藤のポジショニングについて話を戻しますが、武藤がそこ(スクエア間)に存在するだけで多大な効果を得ることができました。


①蔚山左SHが先にWBに動いたら、武藤が空く
②蔚山DMスライド遅れたら武藤が空く
③岩波、宇賀神から前を向いて背後へ飛び出すロングパスをいつでも狙える
④蔚山が武藤に警戒して消したら、興梠、ファブリシオ、反対サイドと他にスペースが空く
⑤蔚山2列目が青木、エヴェルトン等に規制をかけに前に出たら武藤の空間は広がる。出なければ、青木、エヴェルトン等は制限なくボールを持てる。つまり、選択肢を与えることができている

まだまだあると思いますが。


3分45秒
に見られたのが、ゾーン2で岩波が受けたときにスクエア間の中間ポジションにいる武藤は、CBとSBの間の背後を狙う前への動き出しをしました(チャンネルラン)。 岩波は結局、角度的に難しい宇賀神へのパスを選択して武藤の狙いは通じませんでしたが、そこ(スクエア間)に存在するだけで蔚山破壊に近づくことを序盤に見せてくれた良いシーンでした。

では、詳細な動画を作りましたので、見てみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画①


4分40秒あたり
の武藤を見て頂ければ更に自分がどこに存在するべきなのかを一瞬一瞬考えながら、動きながら、スクエア間に存在していました。

そして、5分10秒は、実際に武藤にパスが入ったシーンで、浦和の左サイドから右サイドの展開に対して蔚山のDMのスライドが遅れたのをマウリシオは見逃さずに、武藤へ縦パスを入れました。 受けた武藤は、激しいDMと左SBの挟み込みにあって、前を向けることはできませんでしたが、左SBが武藤に食いついて出てきていたので、宇賀神は完全に浮いていたので、ダイレクトでフリックやアウトサイドでオシャレに送ることができていたら、一気に宇賀神からクロスを上げられる状況まで持って行けたと思います。

では、動画で確認してみます。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画②

それを学んだかのようなプレーが6分51秒のシーンに起こりました。浦和ゾーン3で押し込み、縦パスを伺いながら、横、横とサイドを変えて、蔚山を動かして、パスを回して瞬間的に6-4のような守備になった蔚山の狭いスクエア間の中間ポジションに武藤がエヴェルトンからのパスを要求しました。武藤は首を振り続けて周囲を認知して、最後の最後まで左SBが自分に食いつくのかを確認して、食いつけば宇賀神が浮くことも把握した上で、食いつくことを確信して、エヴェルトンからのパスを受けてすぐに宇賀神へスルーパスを送りました。

その武藤の一連のポジショニング、認知、トラップ&パスのスムーズさによって、蔚山は左SB、左SH、DMの3人が破壊されました

宇賀神はフリーでクロスを上げられましたが、蔚山も一生懸命ボックス内に9人守備をしたので、シュートまでは結びつけることはできませんでした。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画③

(高画質の動画はアップロードできず。6/29 0:00~に追加します。浦議さん経由の方は、申し訳ございません。画質の悪いTwitterでお願いいたします。)

武藤のそこ(スクエア間)に存在するだけで得られる効果の⑤の「蔚山2列目が青木、エヴェルトン等に規制をかけに前に出たら武藤の空間は広がる。出なければ、青木、エヴェルトン等は制限なくボールを持てる。つまり、選択肢を与えることができている。」は、

蔚山は武藤に空間を与えない方を前半は選んだと思います。例えば、川崎や鳥栖は浦和の左右CBにSHが早めに制限をかけて自由を与えない守備対応をしていましたが、蔚山は採用せず。なので、浦和の最終ライン3枚と青木、エヴェルトンの5人で蔚山の9番と17番2人で制限するような状況だったので、クリーンに最終ラインからビルドアップを開始することができていました。岩波、槙野からはバンバンと長短の質の高いパス、マウリシオは強烈なロングシュートと続き、「浦和の最終ラインを舐めると痛い目に遭うよ?」と警告を与えるような布石を次々に打ち、ジワリジワリと攻め込んで行きました。

武藤のポジショニングは、この試合の鍵を握り、勝敗を決する一因となりました。また後述します。

蔚山のボール保持時の時間帯も次第にできてきました。浦和の対応は、第1戦に比べて人(相手)を意識するようになったと思います。

例えば、左SH7番キムインソンが反対サイドまで流れたときには、宇賀神が一緒に反対サイドまでついて行き、フリーにさせず。槙野も17番、23番と目の前にいる選手の動きについて行きましたが、1番重要な9番のジュニオールネグランはマウリシオ岩波がしっかりとマークを受け渡して挟み込み警戒を怠らず。マウリシオが常にボールと9番の間にポジションを取り、パスやクロスが入れば収めさせることなく、先に触ってクリアーできていました。これらは13分〜14分16分ぐらいの守備対応のシーンです。

“待ち”の守備だった第1戦に対して、第2戦は、人を意識するようになり、パスを受けるために降りた選手にも槙野やマウリシオも積極的についていき、食いつきました。 しかし、プレビューで言及している通り、蔚山はボールを握る狙いを持つチームでありながら、プレスを受けると効果的な前進、攻撃をすることができない!ということで、皆さんも見て頂いた通り、蔚山のボール保持に対して怖さや危ないと振り返るシーンはなかったと思います。蔚山限定で考えれば、第1戦からそうしてよかったんだよ?、と思いますが、まぁ、2戦目に修正してくれて良かったと思います。

その後はお互い膠着した戦いになり、浦和も深くまで攻め込める機会は減り、蔚山にカウンターもどきを受ける場面もでき、フィフティフィフティの展開に戻っていったと思います。


33分10秒
のシーンでは、結果的に山中の背後を取られた訳ですが、その前に数的優位だったにも関わらず消す作業を怠り、簡単にパスを繋がせてしまったどこか見覚えのある対応から背後を取られてクロスを上げられましたが、マウリシオがニアサイドのポストの手前でクリアー。


35分20秒
のシーンでは、ゾーン2で蔚山の左サイドからのビルドアップで、19番パクヨンウと42番ミックスディスケルドが時計回りにローテーションして青木を釣り出して、9番ジュニオールネグランが空中戦で逸らしたボールに19番パクヨンウが反応することができ、マウリシオのスライディングを交わして一気にゴール前まで迫りシュート。岩波対応&西川止める。

ここは、蔚山の得意とする攻撃の形で、9番のジュニオールネグラン経由での2列目の飛び出しを生かしたチャンスでした。中盤でフリーになる作り方も上手かったですし、蔚山の巧さの一端を見せたシーンでした。マウリシオは行けると確信してスライディングしてるのでしょうが、ピッチコンディションを考えれば何が起こる得るか分からない状況での挑戦としては、良くはなかったと思います。最後尾の選手ですから。

蔚山の攻撃について2本連続で動画で見てみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画④


何の脈絡もなく、何の伏線もなくゴールを決めてしまうのがKリーグ。
常に何が起こるか分からないという点での怖さはありました。

しかし、待望のゴールは浦和が掴みます。


•浦和レッズ先制ゴール


40分18秒
から浦和の先制ゴールが生まれました。
左サイドで槙野→山中→槙野→青木 と繋ぎ、右サイドの岩波へサイドチェンジ。武藤は相変わらずの右内(右ハーフスペース)でのスクエア間にポジショニング。岩波は、宇賀神へ更に広げました。宇賀神は縦へ仕掛けて深いところからクロス。ファーサイドで興梠がヘディングで合わせました。

得点の要因は沢山あると思います。

先ずは、サイドチェンジです。

次に宇賀神のポジショニングです。
ここで初めて言及しますが、宇賀神のこの試合のパスを受ける位置は完璧だったと思います。つまり、蔚山の左SHの斜め後ろ、左SBのすぐには寄せられない斜め前の中間ポジションで受けていました。得点シーンでは、少し分かりづらい感ありますが、このタイミングで言及しました。(宇賀神のポジショニングだけを見るだけでも90分見られると思います。)

蔚山は、宇賀神にパスが入ったときに左SHの7番キムインソンがプレスに行きました。

で、、、普通というか、セオリーというか、良くある例としては、4バックで守るときにWBにパスが入ったときにSBがプレスに行くこともあります。SBが出る→SBの空けたポジションをSHが戻ってカバーという風に。もしくは、SHとSBの2人で宇賀神に数的優位で対応できることだってあります。

しかし、左SBが宇賀神に対応しなかった、できなかった要因は武藤にあると思います。

武藤が例のごとくスクエア間にポジショニングした上に、このときは左SBに近い距離にいました。左SBは武藤がいる以上、武藤を放棄して宇賀神へは行けないです。つまり、武藤にピン留めされた形になった思います。

なので、宇賀神に対して斜め後ろに戻った左SH7番キムインソンが1人で対応することとなりました。
基本的にキムインソンは守備的MFではなく、攻撃的なアタッカーで守備は上手くないです。宇賀神への対応は完全に縦に行かれても仕方ないものでした。更には宇賀神は両足使えることは、序盤戦のキックフェイントに引っかかって理解していたと思うので、限定することは難しかったはずです。

宇賀神は、「一回縦に行ってやろう」と試合後コメントしていたように、勇気を持って縦に仕掛けました。

最後のクロスは、正確に確認できずにクロスを上げたようですが、興梠がいるなと思うところに狙った通りに動き直していて、ヘディングで合わせました。ニアサイドから次第にファーサイドに流れてのヘディング…。

例えば、武藤が左サイドで山中、槙野とパス回ししているときにボックス内で待っていたとしたら、のちに宇賀神がパスを受けたときは、絶対に左SBもプレスに出ることができていたと思います。そうなれば、縦への仕掛け、クロスが上がるまでは至ってないのではないでしょうか。


宇賀神にしても、武藤にしても、最後の興梠にしても
そこに存在していることが最も重要であることを教えてくれる素晴らしいポジショニングからのそれぞれの武器が生きたゴールだったと思います。

そして、次のラウンドに進出する状況を考えれば、最高な時間帯でのゴールとなりました。

では、先制ゴールをスローゆっくり確認してみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑤


前半を1-0リードで折り返します。


〜後半戦〜

•ハーフタイムで超予想通りに17番キムソンジュンを代えて、14番キムボギョンを投入しました。
•システムは明確に4-4-2に変更しました。
•ボランチの左右も本来の形に戻して、左に42番ミックスディスケルド、右に19番パクヨンウにしました。

そして蔚山は流石に守備対応を変えてきました。
50分38秒のシーンでは、岩波がボールを持ったら、左SH7番が規制をかけに出ました。それによって今度は、宇賀神が浮くので、岩波は宇賀神へパスを出しますが、左SBが素早い縦スライドで宇賀神へのパスをスライディングで封じました。

このシーンでは封じられましたが、このように変化をつけてくれたことで、

**左SHが岩波に出る→空いた宇賀神に左SBが出る→左SBの背後が空く→武藤が突ける! **

というような前半では考えづらかった理想図を考えられるようになりました。

後半の武藤は、降りて受けに来る動きを50分20秒、55分00秒と機会を増やして、まぁ、何でも屋の武藤だからそれでもいいんだけどね〜と思いながらも前半の武藤をもう少し継続した方が良いとも思いました。

と思っている直後の55分34秒のシーンでは、岩波に対して左SHが規制に出た瞬間に、浮いた宇賀神へパスを送り、ダイレクトでスクエア間に存在している武藤へ斜めのパス。左SBを若干釣り出したことにより、チャンネル間(左SBと左CBの間)が広がり、そのスペースに青木が飛び出して、武藤はしっかり認知していて最高のタイミングとパスを送りましたが、惜しくも合いませんでした。

しかし、岩波から効果的な宇賀持、武藤のポジショニングと連携から釣り出してできたスペースに中盤から青木が飛び出してくる。なんて、素敵な攻撃でしょうか。青木もスペース見つけるのが上手い!

岩波のタイミング、宇賀神のポジショニング、チャンネル間の広がり方を動画で確認してみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑥

蔚山は、「浦和の最終ラインにプレスをかける強度を高めるための狙い」とキムドフン監督が語った交代が行われて、9番のジュニオールネグランに代えて8番のファンイルスが投入されました。それにより、7番のキムインソンが最前線に、8番のファンイルスは左SHに起用されて、後半から取り組み始めた岩波への規制をかけるタスクを8番のファンイルスは担いました


63分05秒
のシーンでは、興梠が中盤に降りて受けて、左のスクエア間にポジショニングするファブリシオに斜めのパスを入れてから再び戻してやり直したところから、右DMのパクヨンウが先に動いてファブリシオを消したので中央のDM間が空き、槙野が見逃さず、そのラインを貫通させるパスを武藤に送り通り、武藤スルー→興梠ダイレクトでスルーパス→武藤シュートまで完結させましたが、GKオスンフンに止められました。


相手が先に動いたところを見逃さなかった槙野
。武藤、興梠の関係性の素晴らしさは素人の私には分かりません笑。惜しい!


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑦


・選手交代でタスクを変えて、武器を変えて

1発強烈な決定機を迎えて、相手に恐怖を与えたところで浦和が動きます。ファブリシオに代えて杉本を投入。それに併せて杉本を最前線に、興梠を左シャドーにしました。

浦和はあと1点を取ればオッケーとは言うものの、時間が過ぎれば焦りが出てくる時間帯に差し掛かった頃から、蔚山が不必要な時間稼ぎに出ました。今季蔚山の24試合見てきましたけれども、70分頃から時間稼ぎに出たのは初めて見たので、尋常じゃなく追い込まれていたのは蔚山の方であることはすぐに分かりました。自分たちの時間帯だと思っていたら、不必要な時間稼ぎはしませんからね。

プレーが止まる時間が続く中、大槻監督が勝負の一手を打ちます。岩波に代えて長澤を投入しました。それに併せて、4-2-1-3(4-3-3)に変更しました

この交代の意図を大槻監督は、「交代に関しては、運動量の担保、ゴール前に入って行く人数の担保、あとは我々の武器の種類を少し変えて相手にプレッシャーをかけたかった。」と語っています。

最終ラインの4枚は右から宇賀神、マウリシオ、槙野、山中。中盤3枚に青木、エヴェルトン、長澤。中央側に杉本、興梠、武藤を最前線に置きました。

とは言うものの、攻撃の時間が続いたので、両SBの宇賀神と山中は実質的にWBの時と変わらずサイドの高い位置に張りました。その代わりに青木とエヴェルトンがバランスを取り、マウリシオらをサポートしました。なので、4-2-1-3の”4”は、マウリシオ、槙野、青木、エヴェルトンのような感じで、長澤をフリーマンにした超中央密集型の4-1-5のようなシステムにしました。

浦和が3バックではなくなったので、蔚山のキムドフン監督がSHにタスクとして与えていた”浦和の左右CBに規制をかける”ことの存在が消滅してしまい、マウリシオ、槙野までプレスに出るか?と言われれば、そこまでは行かないので、再び左SHが浦和の実質右WBの宇賀神のお相手をすることになりました。


77分34秒のエヴェルトン→宇賀神
78分00秒のマウリシオ→宇賀神

の、ときの左SHのファンイルスは、先に動いて宇賀神をケアするのではなく、中央に絞って宇賀神にパスが出た瞬間にプレスに出ている方を採用していました。

では、動画で確認してみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑧

しかし、79分05秒のシーンでは違いました。
浦和が左サイドから槙野→青木→マウリシオと右サイドへ横パスで繋ぎました。プレスのかからないマウリシオは運ぶドリブルで徐々に侵入しました

右内(右ハーフスペース)のボックス手前に相手選手(マウリシオ)が運ぶドリブルしてきた。SHとして、どのような対応が正しかったのでしょうか。


左SH8番ファンイルスは、直前の2つのシーンが残像にあったのか、ボールホルダーに寄せることよりも、大外の宇賀神をケアする方を優先しました。優先という言葉が正しいかは分かりませんが、運ぶドリブルで侵入してきたマウリシオに寄せる行為は見せませんでした。

マウリシオはクロスを上げます。それにファーサイドで合わせたのは興梠慎三。浦和がゴールを挙げました。

蔚山目線でこのゴールについて言及しましたが、最後の最後に蔚山の特徴である「SHの先に動いて大外をケアする」が仇となったと思います。

蔚山の最前線2人は、右から左へと横に揺さぶられてからのマウリシオの運ぶドリブルだったので、対応が後手になるのは致しかないと思います。「じゃあ、誰がボールホルダーに規制をかけたらいいの?」となったら、左SHだったと私は思います。

もしかすると、”センターバック•マウリシオ”ということで、左SHファンイルスは、蹴らせても大丈夫という判断をしたかもしれません。

まぁ、試合前日の会見で「浦和に警戒する選手はいない」とキムドフン監督は語っていましたが、ウチのマウリシオを舐めてもらっては困りますよね。

雨が降り、ピッチコンディションも悪い中、センターバックのマウリシオがあの位置まで運ぶドリブルからの高精度なクロス。あとは、我らのエースが期待に応えるだけ。

スローインからこのゴールは生まれたと思いますが、何故蔚山はラインを戻さなかったのかも疑問ですし、大槻監督がシステムを変更しても、宇賀神、山中と高い位置を取らせたことが、結果的に蔚山の特徴を短所に変えてくれましたし、杉本ありきの興梠のファーサイドでのヘディングだと思いますし、震えるほど気持ちの込もったゴールでしたが、両チーム本当に様々な要因が詰まったゴールだと思います。

左SH等も意識しながらスローでゆっくり確認してみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑨


浦和が2-0とリードします。


•満面な笑みの岩波が生み出す決定的な3点目

82分に大活躍すぎる宇賀神に代えて森脇を投入して長澤を右WBに起用する3-4-2-1に再び戻しました

蔚山は基本的にゴリゴリ攻めることができるチームではない上に、最前線はジュニオールネグランを下げていた為、よりパワープレーでは勝負しづらい人選でした。

なので、川崎戦で劇的な決勝ゴールを決めた長身の29番キムスアンを投入して、Jリーグ潰しの再来を狙いました。

 

しかし、86分28秒のシーンで、大槻監督の後ろに映る岩波選手の何故そこまで笑顔なのか分からないほどの満面な笑みが映し出されてから、浦和の3点目が生まれます。

エヴェルトンがゾーン2でボールを奪って山中へ繋げたところからでした。山中は興梠へパスを送り、ひっくり返して山中が抜け出して、一気に運び、ファーサイドの杉本へクロスを送りました。杉本的にもう少しゴール側に早いボールが来れば自分でぶち込んだと思いますが、手前に入ったので、冷静な選択肢を選び落としました。この攻撃のきっかけとなり、最後まで走り続けたエヴェルトンが浦和の準々決勝行きを決定づけるゴールを決めました。


エヴェルトンスタートで、エヴェルトンがゴールの3点目。

 

ゴール後のブラジル人トリオの抱擁に心を打たれました。岩波の満面な笑みにも心を打たれました?、3点目を動画で確認してみましょう。


ACL ROUND16 2nd.Leg 蔚山戦 レビュー動画⑩


3-0と試合を決めました。


試合終了。180分の戦いは、4-2で浦和が勝利を収めて準々決勝進出を決めました。

大槻監督が、「歴史がチームの土台」とコメントしたことは、めちゃくちゃなこじつけをすれば、この試合でも通じます。

 

1点目は、ミシャ時代に築き上げた宇賀神から興梠。

2点目は、堀体制を支える為に移籍してきたマウリシオから興梠。

3点目は、これからの浦和を担うオリヴェイラ&大槻体制の今季新加入の山中→杉本→エヴェルトンの3人で決めきったゴール。

うん。凄いこじつけだけど、今日はお祭りだから。


〜総括〜

180分の評価となると、大長文になるので控えますが、第1戦を迎える前のプレビューで言及した蔚山の特徴がほぼ出てきて、第1戦ではその特徴を長所の方がメインで浮き彫りになり、第2戦では短所の方が浮き彫りになったと思います。

ファブリシオのシャドーについてほとんど言及できませんでしたが、武藤とは違い結構動きがちで、エヴェルトンや山中との連携を作りづらいポジショニングになっているときもありました。長澤ではなく、ナバウトではなく怪我明けのファブリシオを起用したことは、1人でムーブメントを起こせる選手だからだったと思うので、本当の実力を知っているだけにこれからの上積みに期待したいです。

蔚山相手には武藤を右に置いた方が良いという眼、例のスペースが空くこと、SHがポジションチェンジを行うなど、自分が見てきたことが証明され、結果に繋がる一因になったことを誇りに思います。約1ヶ月蔚山に時間をかけた中で、2戦ともキムドフン監督には裏切られたスタメンでしたが、大槻監督の狙い、修正には救われました。 切っても切れない関係になってしまったので、今季の蔚山は最後まで見続けようと思います笑。それほど前のめりに蔚山戦に情熱を注いできたんだと理解して頂ければ嬉しいです。

とりあえず次のラウンドに進めたことに本当に感謝したいです。抽選は7月2日ですか。今度は、2ヶ月準備する期間があるので、中国リーグに夢中になるのか、鹿島に夢中になるのか抽選を楽しみにしたいと思います。


さいごに

最後まで読んでくれたことに感謝します。
ACLにかけるサポーターの想いに本当に心を打たれました。私も負けじとACLに対する熱量をこのコンテンツで披露していきたいと思いますので、また準々決勝も読んで頂きたいです。先ずは、大分戦がありますので、今日?明日?またupしますので、引き続き読んで頂けると嬉しいです。

 

面白ければTwitter上で、リツイートや引用リツイート等々で #浦ビュー とつけて拡散、宣伝して頂けると嬉しいです。

 

浦ビュー

初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ux1JmiTaYbsMArM

 

  1. 匿名の浦和サポ(IP:126.182.203.53 )

    こうやって解説してくれると武藤の凄さがよくわかる

    2019年06月28日 15:49

コメント

  1. 1 匿名の浦和サポ(IP:126.182.203.53 )

    こうやって解説してくれると武藤の凄さがよくわかる

    このコメントに返信

    2019年06月28日 15:49

    • 1.1 匿名の浦和サポ(IP:49.97.92.222 )

      武藤批判してる人は結果しか見てないんだよな。
      ここぞというときにはしっかり点取るし何よりオフザボール時のフリーラン、マークを外す動き、運動量がすごいんよな。仙台でウイングで使われて不満だったらしいから浦和に来て成功したよな。

      2019年06月28日 22:02

    • 1.2 匿名の浦和サポ(IP:14.8.2.224 )

      すごい選手だけど、ここぞというときしっかり点取るイメージは全く無いわ。

      2019年06月28日 23:41

    • 1.3 匿名の浦和サポ(IP:49.97.93.63 )

      昨シーズン鹿島戦、1対1の状況からの2得点でチームを勝利に導く。
      ACL優勝シーズン、川崎との1stレグ負けたものの最終的には2ndレグのゴールラッシュへと繋がる貴重なアウェーゴール。
      自分は最近で言えばこの2つですかね。

      2019年06月29日 07:56

    • 1.4 匿名の浦和サポ(IP:119.224.169.128 )

      武藤批判してる人っていた?
      それって柏木みたいに、誰でも批判したい人でしょう

      2019年06月29日 08:34

    • 1.5 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      歴代監督が皆、武藤を使い続けているのは、こういう良さ・能力を理解していたからなのだろうね。

      2019年06月29日 08:57

    • 1.6 匿名の浦和サポ(IP:49.98.7.245 )

      あのポジションで武藤の得点数はさすがに少なすぎる気もするな。下手すりゃマウリシオの方が点取ってそう。

      2019年06月29日 11:49

    • 1.7 匿名の浦和サポ(IP:1.75.10.124 )

      もしかして、武藤ってまだ今シーズンのリーグ戦、得点決めてない??

      2019年06月29日 11:53

    • 1.8 匿名の浦和サポ(IP:123.230.113.9 )

      武藤の昨季のスコアポイントは興梠と並んでチームトップ。GS突破をかけた北京とのここぞの決戦では全3ゴールに絡む活躍。
      去年の前半もそうだったけど、チームとして攻撃の形が作れない時はどうしても武藤は下がってボールを引き出したりサイドに流れたりチャンスメークに力を削がざるを得ない。武藤に決定的な形が作れない、決めきれないのは、前任の監督が攻撃を構築できなかった影響が大きいと思う。蔚山戦で見せた槙野→(武藤のスルー)→興梠→武藤みたいな、興梠の周辺でプレーする形がもっと作れるようになればゴール数も伸びてくるのではないかな。

      2019年06月29日 15:29

  2. 2 匿名の浦和サポ(IP:210.170.42.68 )

    ACLを観られる環境がないからこういう記事は助かる

    このコメントに返信

    2019年06月28日 15:53

  3. 3 匿名の浦和サポ(IP:49.98.172.64 )

    興梠慎三のチャント
    かなり前 アウェイ大分、お披露目
    日曜日、ゴール頼みます❗

    このコメントに返信

    2019年06月28日 18:02

  4. 4 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.241 )

    サイドは関根復帰で層が厚くなったけど手薄なボランチ、パサーの補強も頼むよ。これから夏に向けてしんどい試合が続くんだから。バテバテで持たないって。
    GMは夏の補強は考えてないと発言したが青木、柴戸
    、エヴェルトンだけじゃ1人怪我したらどうする気だよ。去年も青木不在で大変だったじゃないか。

    このコメントに返信

    2019年06月28日 18:04

    • 4.1 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.241 )

      柏木、長澤は本来ならボランチは適正じゃないよ。
      もう1列前で勝負するのがいいと思う。攻撃をバイタル前で潰してくれる守備的本業の選手がほしい。
      阿部ちゃんは好きだけど論外だよ。世代交代を進めていくのにまだ使う気なの?

      2019年06月28日 22:20

    • 4.2 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      世代交代はわかるけど、阿部ちゃんはイザという時にスクランブル発進してもらうために居るんじゃないの?ボランチの誰かが負傷とか不調とかで駒が足りなくなったら、急場しのぎで出てもらえばよい。じゃなかったら、何のために阿部ちゃんがいるのかわからないよ。

      2019年06月29日 09:02

  5. 5 匿名の浦和サポ(IP:49.98.172.64 )

    関根
    背番号41のユニフォーム
    完売 間違いない

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    2019年06月28日 18:07

  6. 6 匿名の浦和サポ(IP:112.70.23.210 )

    武藤の存在の話は、特におもしろかった。大槻さんの適切な指示と、指示に応えてくれた武藤のクレバーさが伝わってきて、満喫できた。

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    2019年06月28日 18:29

  7. 7 匿名の浦和サポ(IP:218.33.163.15 )

    関根加入で右はますますストロングサイドになりそうだけど、できれば左サイドももう少しなんとかしたいかな。山中のポジショニングにも問題あるのかも知れないけど、中盤から後ろに左足でフィードできる選手がいないと、先制点の岩波から宇賀神へのパスみたいな縦に仕掛けやすいボールが山中になかなか入っていかない気がする。

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    2019年06月28日 18:59

  8. 8 匿名の浦和サポ(IP:124.98.248.220 )

    関根は左右できるし、クルスの精度も高い。そうなると高さの健勇。潰れになれば慎三、武藤が詰める。そうなると二列目に課題が出るのは間違いない

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    2019年06月28日 20:16

  9. 9 匿名の浦和サポ(IP:49.98.45.57 )

    大槻監督はほんとに分析力があって凄い

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    2019年06月28日 21:29

    • 9.1 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      浦ビューさんの記事を読んで、

      「なるほど」

      とか思ってたりして。

      2019年06月29日 09:04

  10. 11 匿名の浦和サポ(IP:118.21.161.96 )

    宇賀神にしろ、武藤にしろ、流経コンビはポジショニングが絶妙。いかに頭を良く使ってるかが分かる。ぜひ、後輩たちに伝授して受け継いでもらいたい。

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    2019年06月28日 22:05

    • 11.1 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      今度の天皇杯では、後輩たちにその能力を発揮されると困るけどね。

      2019年06月29日 09:07

  11. 12 匿名の浦和サポ(IP:163.58.75.87 )

    武藤は、働きバチであり、バランスを取る、とても良い選手。
    しかし、点を取れない選手を相手は怖がらない。
    そのためにも、是非ミドルシュートの精度を上げて欲しい。

    このコメントに返信

    2019年06月28日 22:15

  12. 13 匿名の浦和サポ(IP:175.132.211.214 )

    勉強になるし、いつか自分自身でもこうやって分析できるようになりたい

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    2019年06月28日 22:43

  13. 14 匿名の浦和サポ(IP:202.215.165.133 )

    武藤がすごいんではなく組長の与えたタスクでしょ
    ポジションにいるのがすごいんならだれでもすごいんじゃん
    というよりかは
    結局パスサッカーではないので
    前線はあまり動かないほうがいいってことか
    同じところにいたほうが後ろからはパスしやすいもんな
    動くのがウリの直輝はだから出れないのかな?

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    2019年06月28日 23:27

    • 14.1 匿名の浦和サポ(IP:118.22.100.108 )

      これが武藤の強みだよ。感覚的に状況に応じて何をすれば良いのか理解出来る選手。だからこそいきなりウィングバックをやらされてもボランチをやらされても上手く機能するし、だからこそどの監督も使う。タイプは違えど山田暢久、阿部勇樹と同じく頭の良い選手。ミシャの時みたいにゴール付近に置いておけば点を取るし、オリベイラの時は守備をする時間が長かったからドリブルする機会が多く、リーグトップのドリブル成功回数だった。欲を言えば点が欲しいけど、ここまで守備して、チームを生かすプレーをしながら昨年終盤のように個人技で点を取れたら日本には居ないと思う。

      2019年06月29日 00:50

  14. 15 匿名の浦和サポ(IP:125.175.55.96 )

    GGRでゴールシーンを見て、ゴール、アシストだけでなく、3つ4つ前からの組み立てが完璧!とは思ったけど、敵を引き摺るフリーランも凄かったのですね!!!

    選手全員、現地サポ、感動をありがとう!!!
    コレだから、レッズサポは止められないね!!!!!

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    2019年06月28日 23:47

  15. 16 匿名の浦和サポ(IP:118.22.100.108 )

    組長は攻撃の戦術的な部分はミシャのやり方を一部踏襲しようとしている節がある。前線3人の戦術的立ち位置、動きで守備の基準点をずらす辺りは論理的だと思う。まあ、真似てるのではなく、組長がユース監督の時代から試行錯誤した結果そこに行き着いたのかもしれないけど。動くのは勿論大事だけど、ミシャサッカーの良い所は動いて出来たスペース、居るべき所に選手が必ず居た所。関根が空けたスペースには必ず森脇が居たし、逆に相手ボランチを無効化する為に敢えて前線が落ちないよう指示をしたり、練習する事もあった。流麗なコンビネーションは無理だとしても、良い所は取り入れていって欲しい。

    このコメントに返信

    2019年06月29日 01:04

    • 16.1 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      いみじくも、組長が、浦和の歴史があって今のチームがあるという趣旨のことを言っていたけど、ミシャ、堀、オリヴェイラの良かったところは残すべきだと思う。残しつつ、大槻戦術を徹底させて、より進化させてもらいたい。

      2019年06月29日 09:15

  16. 17 匿名の浦和サポ(IP:60.125.208.53 )

    終盤の杉本の高さを生かしてターゲットからの興梠、武藤が飛び込んでくる攻撃は、山中の質の高いクロスがあるから迫力があった。
    今までのペトロビッチサッカーには無かった攻撃で、
    引いてきた相手には有効だね。

    このコメントに返信

    2019年06月29日 07:55

  17. 18 匿名の浦和サポ(IP:119.224.169.128 )

    興梠のような選手はいると思うが、武藤のような選手を探すのは大変だと思う。

    このコメントに返信

    2019年06月29日 08:35

    • 18.1 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      いや、どちらもなかなかいないでしょ。
      興梠のように、単に毎年2桁得点するだけでなく、万能な動きができる選手っていないんじゃないかな。歴代監督が興梠も武藤も使い続けているのは、それだけどちらも替えが利かないということだよ。

      2019年06月29日 09:24

  18. 19 浦和ねこ (=^・^=)(IP:58.1.90.181 )

    こういった記事はとても興味深いです。
    監督の意図した作戦のもとに、選手一人ひとりの動きが連動しているんだな~、と良く分かりました。
    浦ビューさんどうもありがとうございました。
    今後も、期待したいと思います。よろしくお願いいたします!

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    2019年06月30日 04:21

  19. 20 匿名の浦和サポ(IP:27.94.49.152 )

    一人一人が100パーセント以上の力を出し、あとは連携強化(これはひたすら練習あるのみ)力を出しているかどうかは試合を見ていれば一目瞭然(元サッカー部員より)

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    2019年06月30日 07:27

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