浦和レッズについて議論するページ

今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。

 

 

2019 ACL ROUND16 2nd.Leg プレビュー
浦和レッズvs蔚山現代FC 

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

 

ホーム埼スタでの第1戦を1ー2とリードを許して迎える第2戦。今回のプレビューでは多くの新しい情報は伝えられませんが、「第1戦を受けての変えるべきプラン」、「蔚山を倒す本来の術」、「蔚山の予想スタメン」、そして、「PK戦」について言及してみようと思います。多くの意見が錯綜していて、情報を見極めるのは大変だと思いますが、是非その1つにこのプレビューを加えて頂いて、頭をクリアに蔚山戦を見て頂ければ嬉しいです。

 

では、プレビューを始めたいと思います。

 

第1戦のプレビューです。蔚山の選手の特徴やゲームモデルや知っておきたいことは概ね書いてあります。読んでない方は是非!

 

 

第1戦のレビューです。両チームの狙い、現象を第2戦にも繋がる内容で書いてあります。読んでない方は是非!

 

 

〜第1戦の非ボール保持のプランを受けて〜

 

第1戦での浦和の非ボール保持のプランは、前線からプレスに出ることなく、後ろを消すことを優先する、”待ち”の状態であることが、前後半通じて見られました。

 

大槻体制となった初戦の川崎戦で、オリヴェイラ体制との1番の違いを見せたのが、前線からの連動した守備で、即席としては一定の評価ができる流石は浦和の選手という部分を見せていました。

 

ホームでの第1戦ということで、主導権を握りたいのは浦和の方で、過去の経験も踏まえて勝っている結果を残して後半の90分に臨んでおきたいという気持ちが強かったのも浦和の方だと思います。

 

その中で、大槻監督が用意した非ボール保持のプランが、前述したものでしたので、かなり意外でした。

 

“待ち”の守備が弱気で、前線からの守備が強気であるとは思いませんが、蔚山現代を相手にどっちをベースに守備をすれば良いのかと考えたときに、今季の蔚山現代の試合を見る限りでは、前線からプレスに出られた方が苦しんでいたと思います。

 

なので大槻監督の用意したものは、個人的には蔚山戦においては良くなかったと思っています。

 

他のKリーグとは肌合いが違い、ボールを最終ラインから丁寧に保持しようとする狙いもある蔚山ですが、前線からプレスをかけられた状況では、シンプルに蹴ってくれます。プレスのかかっている状況とプレスのかかっていない状況とでは、CBにとって選択肢の種類やキックの質、精度は違いがあるのは当然です。実際にフリーでロングボールをジュニオールネグラン等に蹴り込んだ時とプレスをかけられてジュニオールネグラン等に蹴り込んだ時とでは、精度やセカンドボールの回収にも差がありました。

 

それで。

 

第1戦では、蔚山の両CBに対して自由にボールを持つことを許容していた、すなわち、プレスがかかっていない状況で自由にボールを持てたのに関わらず、両CBから効果的な一手、前進は見られませんでした。それは浦和が後ろを消していたことと、蔚山にとって前半は守備的でいいという両チームの狙いが、そうさせた部分はあります。

 

そして、大槻監督が”待ち”の守備をした理由の1つ目にスピードがあるところ、高さがあるところを警戒してスペースを与えるのが怖かったと話していましたが、Kリーグでの蔚山を見たときにロングボールの脅威は感じませんでした。脅威を感じないというか、槙野やマウリシオ基準で考えたときに、競り合って、ある程度の勝算があるなと見ていました。ということで…

 

•第1戦での空中戦

 

18番 ミンソッキュ 9戦2勝** 22%**
9番 ジュニオール 5戦2勝 40%
11番 イグノ 3戦0勝 0%

 

31番 岩波 5戦4勝** 80%**
4番 大輔先生 10戦7勝** 70%**
5番 槙野 4戦1勝 25%

 

3CBが空中戦での対戦 19戦12勝 63%

 

ちなみに比較データとして…
同じKリーグのザ•空中戦を駆使する全北とは…

 

ホーム
31番 岩波 7戦3勝** 43%**
2番 マウリシオ 13戦6勝 46%
5番 槙野 6戦3勝 50%

 

3CBが空中戦での対戦 26戦12勝 46%

 

アウェイ
4番 大輔先生 14戦4勝 29%
2番 マウリシオ 17戦8勝 47%
5番 槙野 8戦2勝 25%
31番 岩波 3戦3勝 100%

 

3CBが空中戦での対戦 42戦17勝 40%

 

蔚山と全北では、前線での空中戦の回数から特徴に違いがあることはここからも分かりますね。そして、浦和の守備陣の勝率にも違いがありますね。

 

以上のことから、

 

①両CBは、様々な考慮を含んだとしても効果的なチャンスメイクをすることができるタイプではない(特に4番カンミンス)。

②蹴り込まれた空中戦は、充分に槙野やマウリシオ(大輔先生)たちに勝算はある。

③ホームである。

 

この3つを踏まえて、ホームでの第1戦は、両CBにバンバンと規制をかけてプレスに行くことが、理想図として最高だと描いていました。そして、オリヴェイラ監督ではなく大槻監督ということで、その可能性が高いはずと思っていたので、蔚山のボール保持はそのループに陥らせて回収して攻撃へと移行する試合展開を読んでいました。その中で浦和は、ボール保持時からネガティブトランジション(攻撃から守備の切り替え)時の”結局”最も脅威はカウンターだけを全力で注意すれば、浦和支配でゲームを進められる!と試合展開を読んでいました。

 

蔚山のキムドフン監督も、「浦和は前線から積極的に来ると思っていた」と語っていましたからね。

 

結果的に浦和の2失点というのが、蔚山の「らしさ」を引き出すカウンターからの2失点だったので、”待ち”の守備から失点はしてないので、それはそれで成功だったという見方もできますが。

 

結果的に何が言いたいのかというと、臆することなく前線からプレスに出て、ロングボールを蹴り込まれることは、それほど怖いことではないです。それを1戦目のホームからするべきだったとは思ってますが、もう終わってしまったことなので、第2戦では、とりあえず2得点しないとゲームオーバーであることを考えると、前線からプレスに出ると思いますので、いいことだと思います。ただ、一方で、蔚山は、2失点しなければ勝てるということでボール保持時や、フィフティフィフティのときは、無理に最終ラインで繋ぐことはせずにアバウトに前線に蹴り込む回数を第1戦より増やすと思うので、今度は両チームの狙いが真逆になって、さぁ、どうなるのかなというところになると思います。

 

更に空中戦に勝算があるとは言ったものの、10回に9回浦和が勝っても、唯一1回蔚山が勝ったのをゴールに結び付けることができるチームなので侮れませんが、前線から両CBにプレスに出ることは、蔚山に対して正しいプランであると思います。

 

あとは、大槻監督次第です。

 

〜目には目を歯には歯を〜

 

勝てばいい!ではなく、2得点奪った上で勝たなければならない!というオプションがついた中での第2戦なので、本当に難しく読めない試合展開になります。

 

蔚山が0-2にならなければいいことを楽観的に捉えていたら、ホームなので、4-4-2で第1戦の後半のように前線から出てボールを握りたい狙いを持つ可能性も考えられますが、基本的には浦和がボールを握ると思います。

 

体感でやっていることと外から見たものは、全然違うと思いますが、浦和の選手たちのコメントを見ると、ボール保持面ではある程度できていたと話す意見がほとんどでしたね。しかし、前半は蔚山が守備的で良かったという要素も含まれた中でのボール保持だったので、個人的には浦和が持てたのではなく、持たされたが正しい見方だったと思います。案の定、後半攻撃に出た蔚山にボールを握られた訳ですが、個人的には、ボールを蔚山に渡したところから始めてもいいと思います。渡したところからでも、チャンスを掴めます。

 

理由は、

 

①前章で述べたこと

②最終ラインで足元から繋いでゴールまで結び付けられるほど効果的かつ脅威な前進できるチームではないこと

③得点傾向と同じで、蔚山の失点パターンもカウンターが多いこと

 

だからです。

 

特に③は、本当にその通りで、まさに浦和の失点のように自分たちのボール保持のミスからのカウンターでの失点が多いです。

 

杉本の先制点のようにブロックを敷いた蔚山に対して2得点を奪うことができればいいのですが、アドバンテージを受けたので守備を更に強固なものにする可能性は高く、それを上回れるものを出せるかと考えると一筋縄ではいかないはずです。

 

そこで用意しておきたいのが、非ボール保持→ポジティブトランジション(守備から攻撃の切り替え)からの素早いカウンターです。特に中盤の19番パクヨンウはチームの心臓的選手だけあって、彼が奪われると一気に総崩れしてカウンターを食らいシュートまで完結させられるシーンは散見しました。

 

蔚山現代相手には、ラインを後ろに敷かせるのを破壊するよりも、ラインを前に出させておいたのを破壊する方が効果的だと思っています。

 

なので本当に個人的な意見で言うと、第1戦での浦和の前半の攻撃と後半の55分〜65分の攻撃では、後者の方がゴールへの近道だと考えていました。

 

それは相手ありきなので、蔚山が守備的に後ろに引かれたら叶うことが難しいですが、蔚山にボールを保持されることは、川崎や鳥栖に比べてみれば怖いことではないので、非ボール保持こそゴールのチャンスと思い、その移行をスムーズに行えるスタメンを起用してみてもいいのかなと思います。

〜両チームのスタメン予想〜

 

浦和レッズのスタメン予想はしてはいけないと心がけています。大槻監督体制になってからは余計にそう思います。

 

なので予想しませんが、まぁ、オリヴェイラ体制では眠っていた岩武が出て、杉本が出てと続いてきているので、ラッキーボーイ的な選手が試合を動かしそうな試合で直輝くんに期待せずにはいられないですが、帯同メンバーが(月曜9時時点で)分かりませんので、誰が出るかは未知数です。練習試合の立正大学戦では、橋岡やファブリシオが復帰。マウリシオは引き続き怪我をしていて、恐らく?帯同は難しそうです。

 

基本的には誰が出ても、力を出せる選手たちの集合体だと思うので、大槻監督の起用したメンバーを信じたいなと。

 

2得点を奪わないといけない試合に誰を起用するかは、中々見られることではないので、注目して待ちたいと思います。

 

次に蔚山現代のスタメンは情報が少ないため予想して提供してみます。

 

 

※赤ライン引かれているのが第1戦もスタメンの選手

 

ジュニオールネグランのスタメンは濃厚と予想。
•第1戦注目選手として挙げたものの、まさかのベンチ外の15番イドンギョンは、恐らく怪我でなければスタメン起用と予想。
•左SBはパクチュホに代えて信頼の厚いセットプレーのキッカーも務める13番イミョンジェ起用と予想。
•右CBは第1戦で約1ヶ月半ぶりにベンチ復帰したロシアW杯にも出場した20番ユンヨンソンをこの舞台でいきなりスタメン復帰させると予想。まだ難しそうなら、引き続き4番カンミンスか、高さに定評のある29番キムスアンを起用か。
•第1戦の決勝点を挙げた8番ファンイルスのスタメン起用も考えられる。

 

試合中に4-5-1も4-4-2も対応できる中盤を人選したこの11人をスタメンで送り出すと予想。

 

怪我の事情とかは知りませんが、もう隠す必要もないのでベストを送り出すなら、この11人がホーム浦和戦において最適なメンバーだと思います。

〜結論〜

 

ボール保持のためではなく、ゴールを奪うために前線からプレスに出て、ロングボールを蹴らせるor高い位置から奪う。行けるなら素早く縦へ蔚山がブロックを形成する前に完結させる。行けなくても焦れずに例のスペースなど使いながら辛抱強く続ける。ボール保持時には、蔚山の”結局”カウンターの部分を念頭に置き万が一、カウンターを受けても1人で対応せず、皆んなで協力して「9番が収めて〇〇」や「スルー大好き蔚山現代」を封じることが求められます。つまり、攻撃のときは守備のことを、守備のときは攻撃のことを。2-0以上で勝てるかは分かりませんが、蔚山を倒すにはこれがベストです。

 

あとは李忠成選手が、済州戦での大逆転後に語っていた「シュートを打たなければ何も起こらない」を深く刻み、必然的な逆転勝ちを収めることを1人のサポーターとして期待しています。

 

〜PK戦〜

 

このコンテンツを開いたからには毎回必ず1回は、「あ!読んで良かった!」と思ってもらえるものを提供したい。

 

前回対戦から1週間後での再度のプレビュー。
普通なら新たな情報をを与えることはできない。
何があるのかと考えて考えた結果見つけたのが、PK戦です。

 

第1戦が1-2ということで、第2戦浦和が2-1で勝った上で延長戦で決着がつかなければ、PK戦になるということで、今回はPK戦にフォーカスして新たな情報を提供したいと思います。(できれば、90分で浦和が逆転するのがいいんですけどね!)

 

基本的に起こらない戦いだと思いますので、PK戦について書いたんだ〜と思って頂けるだけで、とりあえず飛ばし読みして頂いて大丈夫です。

 

もしも延長戦になったり、リアルにPK戦が決定したら、慌ててこのコンテンツを開いて頂いて、照らし合わせながら見て頂くと面白いのかなと思っています。

 

では、やってみましょう。

 

※左右はキッカーから見た方向です。

 

•9番 ジュニオールネグラン
2019 左下✖️
2019 右下○
2018 左中央○
2018 左上✖️(バー直撃)
2018 左下○
2018 左下○
2017 中央上✖️(バー直撃)
2017 右上○
2017 右下✖️
2015 左下○
2015 中央中央✖️
2015 右下○
2013 右下○
2012 左中央○
2012 右下○
圧倒的にPKを蹴っているジュニオールネグラン。力強く蹴っている分、浮いた球種を蹴るとポストやバーに当たる可能性も高いです。直近のシーズンでは左に蹴る傾向があるので、西川は右に飛ぶべきなのでしょうか。

 

左確率47% 中央確率13% 右確率40%
確率で言えば、キッカーから見て左。

 

•23番 キムテファン
2016 中央下○
2016 中央下○
中央を思い切って狙う特徴があります。
スタメンでの出場、Kリーグアシスト王としてキッカーに任される可能性が高いキムテファンは蹴る特徴がハッキリしています。対策しがいがあります。

 

左確率0% 中央確率100% 右確率0%
確率で言えば、中央。

 

•19番 パクヨンウ
2016 右中央○
唯一のPKは2016年。対戦相手は奇しくも西川周作。つまり、あのときのソウル戦。 西川にとっては右に動き逆を突かれました。再戦となれば今度は止めたいですね。

 

左確率0% 中央確率0% 右確率100%
比較データが少ないものの、確率ではキッカーからみて右。

 

•14番 キムボギョン
2019 左下○
2017 右上○
2012 左下○
2019,2017ではGKの逆を突いたゴール。
2012はセレッソ時代に鳥栖相手に決めたもの。
試合中同様、安心感は漂っています。

 

左確率67% 中央確率0% 右確率33%

 

•7番 キムインソン
2017 中央上○
2016 右下✖️
柔らかく抑えたフォームが特徴。左右の選択肢は絞りづらいが、蹴ってくる高さは低めになりそうです。

 

左確率0% 中央確率50% 右確率50%
確率で言えば、西川は左に飛びつつ中央に足を残してみることがオススメ?です。

 

•18番 ミンソッキュ
2018 中央中央○
2017 中央中央○
2017 右上○
2015 中央中央✖️
ここは的を絞ってもいいのでは?と思うほどの傾向が出ています。ど真ん中中央にズドンと蹴り込んでいました。交代で出場する可能性が高いのでPK戦のキッカーを務める可能性もあるだけに彼が蹴れば、面白いものが見られそうです。

 

左確率0% 中央確率100% 右確率0%
確率で言えば、中央100%!!!

 

•11番 イグノ
2014 中央下○
2013 中央上○
2012 中央上○
こちらも勇気を持って中央へ蹴り込んでいます。
ミンソッキュと同じ傾向で中央です。

 

左確率0% 中央確率100% 右確率0%
確率で言えば、中央100%!!ベテランの勢いをへし折りチームの勢いをへし折りたいです。

 

•8番 ファンイルス
2018 左下○
2012 左中央✖️
2012は完璧に読まれてストップされました。

 

左確率100% 中央確率0% 右確率0%
確率で言えば、左。

 

以上、把握できる範囲で蔚山の過去のPKと成功率について言及してみました。

 

韓国人選手は、勇気を持って中央に蹴り込む傾向があることに気づきました。勿論、蹴る順番も関係しますが、同じコースに続けて蹴っている選手も数人いるので、浜野コーチのアウトプットはいかに。

 

次にGKオスンフンです。

 

※左右はGKから見た方向です。

 

GK オスンフン
2019 右に飛んで中央に決められる。
2017 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2017 左に飛んでコースは当たったが決められる。
2016 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2016 右に飛んで左に決められる。
2016 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2014 右に飛んで左に決められる。
2013 右に飛んで左に決められる。
2013 左に飛んで右に決められる。
2013 右に飛んで左に決められる。

 

把握した情報が全てではないと思いますが、確認できた全10回でのPKストップ確率は0%。更に右(キッカーにとっては左側)に飛ぶ確率が80%。
PKになれば有利は浦和か。

 

PK戦でのオスンフンは発見できず。恐らく公式戦でPK戦になった経験がないのでは?…です。

 

次に浦和目線です。
先ずは、引き続きGK西川から!!

 

※左右はGKから見た方向です。

 

GK 西川周作
2018 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2018 右に飛んで左に決められる。
2018 右に飛んでストップが押し込まれる。
2017 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2017 右に飛んで左に決められる。
2017 左に飛んでストップ。
2017 右に飛んで真上に外す。
2016 右に飛んでコースは当たったが決められる。
2016 右に飛んで左に決められる。
2016 左に飛んで中央に決められる。
2016 右に飛んで中央に決められる。
2016 左に飛んで右に決められる。
2016 左に飛んで中央に決められる。
2016 右に飛んで左に決められる。
2016 右に飛んで左に決められる。
2016 右に飛んでコースは当たったが決められる。

 

2016 ソウル戦 ACLベスト16
①右に飛んでコースは当たったが決められる。
②左に飛んでコースは当たったが決められる。
③左に飛んでコースは当たって、大きく枠外。
④右に飛んで左に決められる。
⑤右に飛んで左に決められる。
⑥右に飛んで左に決められる。(パクヨンウ19番)
⑦右に飛んで左に決められる。
⑧右に飛んで中央に決められる。

 

2016 ガンバ戦 ルヴァンファイナル
①藤本 左に飛んでコースは当たったが決められる。
②今野 左に飛んで中央に決められる。
③丹羽 左に飛んで右に決められる。
④呉屋 中央に留まり中央でストップ。
⑤遠藤 左に飛んでコースは当たったが決められる。

 

以上、西川の試合中のPK、記憶に刻まれている直近のPK戦でのデータについて見て頂きました。

 

傾向としては、最後の拠り所はいつも右に飛んでいる印象でした。浦和、代表戦問わず大勝負では右に飛んでいます。一方でPK戦になると、ガンバ戦では四回が左です。中央に留まったのは、近年では1回のみ。

 

両GKとも勿論、当てずっぽうで飛んでいる訳ではなくコーチからスカウティングされた情報と対峙したときの雰囲気を見てコースを定めていますが、蔚山の特に韓国人選手は、中央に蹴ることを重視している選手もいるので、呉屋を止めた再現のように中央に留まる勇気を持ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

では、キッカー編です。

 

※左右はキッカーからから見た方向です。

 

•30番 興梠慎三

2019 右下〇
2019 右中央○
2018 左下〇
2018 左下〇
2017 左下〇
2017 左下〇
2017 右中央✖︎
2017 左下〇
2017 左中央〇
2016 右下〇
2016 中央下✖︎
2016 中央上〇
2015 右下〇
2014 右下〇
2014 中央中央〇
2017、2018と左を蹴り続けたのが相手のスカウティングに入ったせいか、今季の2本はGKにとってそちら側に飛びましたが、今季は興梠さん模様替えしたようで右、右と連続で決めています。更には、今季から助走のつけ方を変えていました。

 

左確率40% 中央確率20% 右確率40%
左右の確率は五分。今季の傾向を考えると右。

 

•19番 ナバウト
2017 右中央✖️(枠外)
2017 右下〇
オーストラリア時代の2回。勢いのある助走から大きなフォームで右を狙った2本でした。GKが読んでいても勢いに負けそう。あとは、枠外に飛ばさないことを意識してくれれば安心だと思います。

 

左確率0% 中央確率0% 右確率100%
確率で言えば、右。

 

•14番 杉本健勇
2019 左下〇
2018 左下〇
2017 左下〇
2017 左下〇
2016 右下〇
高い成功率です。左下を4回連続で打ち続けても決めてしまっています。信じるところはいつも、「左下」。杉本の信念と蔚山のスカウティングが合致しないことを祈りたいです。

 

左確率80% 中央確率0% 右確率20%
確率で言えば、左。

 

•22番 阿部勇樹
2016 中央中央〇
2016 右上〇
2015 左中央〇
2015 右下〇
2014 左中央〇
2013 右中央〇
2013 左下〇
2013 右下○
2013 右下○
2013 中央中央○
2013 左中央✖️(ポスト直撃)
2012 左下○
流石はPK職人。2013年の広州恒大戦外して以降は、恐らく全てパーフェクト。勇気を持ってGKの取りづらいコースを狙っていて素晴らしいの一言です。

 

左確率42% 中央確率16% 右確率42%
確率で言えば、左右五分。

 

•12番 ファブリシオ
2018 左中央〇
2018 左下〇
2018 右上〇
2017 右下
2017 右中央〇
2017 右下〇
PKでも流石の決定力。PK戦の絶対的安心感を誇っていたズラタンの穴を埋めてくれるのは、ファブリシオでしょうか。

 

左確率33% 中央確率0% 右確率67%
確率で言えば、右。

 

試合中に確認できたPKは、残念ながら5人しかいませんでした。浦和に長く在籍していれば、興梠、阿部が主軸であったので蹴る機会はなく。エヴェルトン、マウリシオのポルトガル時代、山中たちも探しましたが見つからず。PK戦では蹴っているかもしれませんが、試合中のPKでは蹴ってなく見つけられず。

 

次に直近の浦和のPK戦です。

 

2016 ソウル戦 ACLベスト16
①阿部 左下に蹴ってコースを読まれたが決める。
②遠藤 右下に蹴ってコースも読まれずに決める。※
③ズラ 右中央に蹴ってコースも読まれずに決める ※
④森脇 左中央に蹴ってコースを読まれたが決める。
⑤西川 中央に蹴ってコースも読まれなかったが止められる。
⑥梅崎 右上に蹴ってコースを読まれたが決める。※
⑦李 左中央に蹴ってコースも読まれずに決める。※
⑧駒井 右中央に蹴ってコースを読まれて止められる。※

 

2016 ガンバ戦 ルヴァンファイナル
①阿部 左下に蹴ってコースを読まれたが決める。
②ズラ 左下に蹴ってコースを読まれずに決める。※
③興梠 右下に蹴ってコースを読まれずに決める。
④李 右中央に蹴ってコースを読まれたが決める。※
⑤遠藤 右上に蹴ってコースを読まれずに決める。※

 

以上です。

 

結果的に有益な情報として得られたものはなかったかもしれませんが、これほど蔚山のPKについて言及する媒体はないと思うので、色を出すという意味で今回はお伝えしました。

 

〜データ〜

 

•蔚山がホームで2失点以上を挙げられた試合は、今季1試合もなく昨季の12月まで遡ります。

 

•蔚山今季ホームでは10勝1分1敗、19得点6失点

 

蔚山の時間別失点傾向
•0〜15分 3失点
•15〜30分 1失点
•30〜45分 4失点
•45〜60分 1失点
•60〜75分 3失点
•75分〜90分+α8失点
最後まで諦める必要はないのかなと思います。

 

〜注目選手〜

 

注目選手は第1戦と変わらず、浦和は武藤と中央CBで起用される選手です。蔚山は15番イドンギョンと8番ファンイルスです。

 

武藤は右側に置きたいです。大槻体制になり、シャドーとして起用されていますが、オリヴェイラ体制の5-3-2ののときより1列下がったポジションであることから最終ラインの背後への飛び出しの回数は減り、ゴールに背を向けてボールを引き出す回数が増えたと思います。ゴールに背を向けてボールを引き出すことが武藤にとって悪いことではありませんが、やはり彼は前を向いて力を発揮して欲しい選手。第1戦での44分50秒の背後への飛び出しや、 88分30秒の2人を釣りだしたなどの前を向いた動き出しから相手に影響を与え、自分が生きて味方も生きるプレーが抜群にできる選手であるので、その機会を増やせることが点を奪う大きなポイントになると思います。武藤がシャドーとして補っていることは長澤とかが十分に役割を果たせるので、武藤には最終ラインに影響を与えられるポジショニング、タスクを重点にプレーして欲しいなと思います。

 

中央CBで起用される選手が注目選手であることは、第1戦のプレビューで理由を述べています。今回こそジュニオールネグランがスタメンだと思うので、要警戒ですね!

 

蔚山は15番イドンギョンの行方が気になっています。何故1戦目はスタメンはおろか、ベンチにも入っていなかったのか。浦和戦前までは7試合連続スタメン起用の彼が何故帯同していないのか。隠しているのか、怪我をしているのか。若く、質の高い要注意選手であることは間違いないので、イドンギョンへのスカウティングも怠らずに選手には伝えて欲しいと思います。彼の武器はボックス外からのシュート、狭い局面でのスピードです。

 

8番ファンイルスは、決勝点を挙げたということでどれだけ素晴らしい選手であるかは理解して頂けたと思うので同じことを繰り返させないことです。

 

浦和レッズ、蔚山現代ともにリーグからの配慮を受けて本来のリーグ戦の日程を変更して臨む第2戦となりますので、お互い最高の準備で試合に臨めます。お互いが最高なメンバーで素晴らしい試合が見られることを楽しみにしています。

 

•さいごに

 

基本的には第1戦のプレビューとレビューを拠り所に試合を楽しんで頂ければ、嬉しいです。PK戦になれば、このプレビューも活用して欲しいです。

 

前のめりに試合を見られる情報を提供できたとは自負しておりますので、面白ければTwitter上でリツイートや引用リツイート等々で #浦ビュー とつけて拡散、宣伝して頂けると嬉しいです。

 

#urawareds #浦和レッズ #浦ビュー #浦議 #蔚山現代

 

読んで頂きありがとうございました!

 

 

浦ビュー

初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ux1JmiTaYbsMArM

 

コメント
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コメント
  1. 1 匿名の浦和サポ(IP:49.98.149.146 )

    今、成田空港
    釜山行き
    搭乗手続き完了
    しっかり後押しして来ます
    行って来ます❗

    このコメントに返信

    2019年06月25日 10:00

  2. 2 匿名の浦和サポ(IP:126.182.11.185 )

    もうこの方に分析スタッフ入りしてもらった方がいいんじゃないかってくらい具体的で読み応えがある。
    レビュー読むと試合の戦術的な駆け引きがわかるし
    選手のミスも戦略的なミスから来ていることが多いってことがよくわかる。
    このような記事があるとサポーターのサッカー偏差値が上がるような気がします。ありがとうございます。

    このコメントに返信

    2019年06月25日 11:04

  3. 3 匿名の浦和サポ(IP:49.98.149.146 )

    1-2から
    やってやろうぜ
    行こうぜ浦和

    このコメントに返信

    2019年06月25日 12:54

  4. 4 匿名の浦和サポ(IP:219.100.29.15 )

    明日は3点とって勝ちましょう!
    浦和の某居酒屋から応援しています!

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    2019年06月25日 16:05

  5. 5 匿名の浦和サポ(IP:111.239.59.3 )

    西川はPKでは頼りにならないって事で桶?

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    2019年06月25日 16:08

  6. 7 匿名の浦和サポ(IP:49.98.149.146 )

    釜山行き
    成田、定刻7分遅れ出発
    今、機上中

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    2019年06月25日 18:52

  7. 8 匿名の浦和サポ(IP:153.169.145.115 )

    鹿島先制!
    強いクラブはあうぇいでもゴールする!

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    2019年06月25日 19:45

  8. 9 新座の浦和人(IP:49.97.110.139 )

    明日は、上福岡の力で応援します👊😄📢
    絶対逆転しましょう‼️
    韓国に乗り込んでいる皆さんと一緒に、勝利の唄を歌いましょう✌️

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    2019年06月25日 23:57

  9. 12 匿名の浦和サポ(IP:202.215.165.133 )

       杉本  橋岡   
         興梠     
    山中 青木  柴戸 森脇
      槙野 岩波 鈴木  
         西川     

    二点以上取る方法を考えてみた

    あちらの戦術としては当然引いてくるだろう
    普通に考えていつものやり方では崩せない

    なのでハイボールに活路を見る
    橋岡はFWではないので点は取れないだろうが
    ハイボールは強いので競り勝って興梠杉本で決める

    二点取れたら橋岡を右にまわし
    武藤なり長澤なりで閉める

    多分これぐらいやらないと勝てない

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    2019年06月26日 02:34

  10. 14 匿名の浦和サポ(IP:49.98.161.54 )

    ファブリシオが復帰するみたいだから期待したい。
    あと、エヴェルトンのボランチは勘弁して欲しい。

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    2019年06月26日 07:37

    • 14.1 匿名の浦和サポ(IP:219.114.117.144 )

      エヴェルトンはもう一つ前だと思う。
      起用するなら、2列目にしてほしい。。

      2019年06月26日 12:51

  11. 16 匿名の浦和サポ(IP:113.156.158.179 )

    毎回、丁寧な分析をありがとうございます。

    家でTVの前で応援します。絶対突破するぞ!

    このコメントに返信

    2019年06月26日 08:07

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