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汰木康也、蔚山への熱い想いを語る「ドリブルで抜けて必ずゴールに結びつける」(浦レポ)
(Report by 河合貴子)
ドリブルへのこだわり
しっかりとした守備ブロックで浦和を苦しめた蔚山。1-1で試合が進む中、69分に蔚山のDFを崩しにピッチへ送り込まれたのは汰木康也選手であった。
「試合を決めるつもりで入った。比較的、うちがボールを握れていた。最後をどう崩すかという部分だけが課題。本当にそこだけだった。それ以外は、完璧なゲーム運びだったと見ていた。自分が入ったら、ドリブルでちょっと違うアクションの崩しをイメージしていた。やることを変えずに、チームのサッカーを継続し、最後の部分を自分が1つ剥がして、ワンツーで崩したりとイメージはあったけど・・・。最後の、最後のところだった」と1-2で逆転負けを喫した蔚山戦後に、ガックリと肩を落として話す姿があった。
汰木選手は、イメージはできていた。だがイメージどおりのプレーができたかというと、到底納得がいくものではなかった。敗戦した蔚山戦から一夜明け、その鬱憤を晴らすかのように立正大学体育会サッカー部との練習試合で、ドリブルで仕掛ける、仕掛ける、ドンドン仕掛けるシーンがあった。少し風があり過ごしやすい天気となったが、水を撒いたピッチの中は蒸し暑く、容赦なく太陽が照りつけていた。後半の45分間だけであったが、かなりキツかったはずだ。
汰木選手は「昨日も短い時間でスプリントとか、結構したから身体的にはキツかった」と息を切らしていた。そして「最初から試合に出られていない分、試合勘を練習試合で取り戻さないといけない。多少、(身体を)追い込む感じを意識してやった。ドリブルで崩さないといけないと思うし、結果もこだわった。トレーニングといってもゲームだ。質の部分でこだわった」とドリブルの仕掛けのクオリティーはもちろん、クロス、コンビネーション、攻守の切り替えなどかなりこだわってプレーをしていた。
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