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”ラーメン師範”盛田剛平が、ついに浦和でもラーメンをプロデュース【浦レポ】

「浦レポ」の有料記事を一部紹介させていただきます。


”ラーメン師範”盛田剛平が、ついに浦和でもラーメンをプロデュース(浦レポ)

 


(Report by 河合貴子)

 

師範のこだわりポイントは?

 

レッズフェスタが開催された浦和駒場スタジアムといえば、浦和を愛する人々の『聖地』である。聖地である浦和駒場スタジアムには、浦和を愛する人々の歓喜も怒りも悲しみも、あらゆる感情を優しく包み込んでくれる一杯のラーメンがあった。

 

バックスタンド側にあるグリーンパルの『駒場ラーメン』だ。焦しニンニクがアクセントとなっている『駒場ラーメン』を試合開始前に食べて、気合いを入れた人々もたくさんいた名物ラーメンだ。

 

忘れられない味の『駒場ラーメン』を販売しているグリーンパルが、ラーメン好きで有名な盛田剛平コーチの監修の下で『ちょい汁・ジャージャー麺』をこのレッズ・フェスタ限定で販売した。

 

盛田コーチは、学生の頃からラーメンにハマっていてラーメンの食べ歩きの趣味がこうじて、Jリーグのキャリアサポートでラーメン店へインターシップに行った経験もあるほどだ。広島時代はファン感謝デーで油そばを出店したり、甲府時代にもイベントで担々麺を出店して、ファン・サポーターからは『ラーメン師範』と称されている。

 

 

レッズフェスタ限定ではあったが、人気の『駒場ラーメン』のグリーンパルと『ラーメン師範』の盛田コーチがタッグを組んだ『ちょい汁・ジャージャー麺』は、細かいところにまでこだわった一品であった。

 

盛田コーチは「ラーメンは脂っこいというイメージがあるので、ヘルシーでお野菜がいっぱい入ったものにした。セロリ、たけのこ、椎茸でしょ」と声を弾ませ「癖のある香味野菜が好きなのでパクチーも加え、食感も新玉葱とたくわんでアクセントをつけた。気持ちうなぎで有名な浦和らしく山椒をかけると良い。それと自分の故郷である名古屋の八丁味噌をベースにして、豆乳に塩を入れて鶏ガラスープでわった」とヘルシーをテーマにこだわった一品に仕上げた。

 

グリーンパル側も限られた時間の中で、盛田コーチとミーティングを行い何度も作り直した。「なかなかイメージが伝わらなくて、グリーンさんの厨房に行ってやっと完成した」と盛田コーチは笑った。一番のこだわりは、ヘルシーなジャージャー麺だ。

 

 

ちょい汁の豆乳に塩を入れてわった鶏ガラスープと八丁味噌に香味野菜、アクセントの山椒をしっかりと混ぜることが、大事なポイントとなる。混ぜないで頂くとパクチーの味が舌に残ってしまう。良く混ぜあわせると、すごくまろやかになりお子様でもパクチーが苦手な方でも食べやすく、ピリ辛のジャージャー麺のイメージを払拭するこだわりの一味であった。さらに、玉葱とたくわんの歯ごたえが絶妙なハーモニーを奏でていた。

 

「絶対に食べたいと思い、一番にここに来た!」と満足そうな笑顔をみせた女性や「いや~駒場に来たらやっぱり駒場ラーメンでしょ」と美味しそうにラーメンをすする男性などで大盛況。

 

 

盛田コーチ監修のラーメンが気がかりで、立花社長も顔を出したり、ハートフルサッカーの合間を見て落合キャプテンや神野コーチもラーメン待ちの人々に声をかけたりしていた。

 

今回はフェスタ限定販売であったが、浦和の人々から愛された名物『駒場ラーメン』に続く、盛田ラーメン師範監修『埼スタジャージャー麺』になってほしいと願うこだわりの一味であった。

 

 


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