コラム

オリヴェイラから大槻毅へのバトンタッチで感じた3つの違和感【清水英斗の「観戦力」が高まるレッズコラム】

気がつけば、最後にコラムを書いてから、もう2年以上が経ちました。お久しぶりです。浦和を愛するみなさん、ごきげんいかがですか?
浦議から依頼を頂き、改めて月1ペースでコラムを書くことになりました。マッチコラムではないので、戦術以外にもさまざまなテーマに手を出そうと思います。

 

▼世代交代が進まなかった本当の要因とは
浦和はクラブとしての方向性に乏しい。勝てるなら何でもいいとはいえ、「何でもいい」ほど、効率が悪いやり方はない。スタイルや監督のタイプが右往左往するせいで、浦和はチーム強化の効率が、著しく下がっている。どんなに営業努力をしても、浪費家がいてはどうにもならない。

 

今回のオリヴェイラ解任と、大槻毅就任の流れについて、いくつかの違和感があった。その一つは『世代交代』だ。

 

「今年はACL、リーグの2冠、他のタイトルも当然目指しますけど、特にその2つに関しては獲りに行こうということで、そこにフォーカスを当てさせすぎたというこちらの反省もあります。話の中では、世代交代をしていこうという話をしていたんですけど、実際にフォーカスしたところがそこの優勝、優勝というところが強すぎたという反省があります。なのでメンバーはある程度固まったメンバーでいった部分があるのかもしれません。今度は世代交代というのを明確に伝えて、監督にお願いしているところです。」(中村修三GM 公式サイトより)

 

このコメントには首を傾げた。オリヴェイラ政権では世代交代や新戦力の起用が進まず、固定メンバーの傾向が出た。それは間違いない。しかし、その要因を「タイトルへフォーカスを当てすぎた」と反省しているが……。いやいや、それは的外れというか、ミスリードに思える。

 

本当の要因は、タイトルのプレッシャーではなく、大槻氏の存在だろう。

 

昨今のJリーグでは、S級ライセンスを持った指導者をコーチ入閣させ、監督を解任した際にそのままチームを引き継がせる方針を採るクラブが、かなり増えてきた。クラブの財政面、安定性といった面でメリットがある一方、そのコーチが明智光秀化する危険性、あるいはその雰囲気を感じた監督が、疑心暗鬼に陥る、といったケースが生じるようになった。

 

だが、そこは海千山千のオリヴェイラと言うべきか。ただでさえカリスマ的な影響力がある大槻氏の存在に危機感を覚え、彼をコーチから外すよう、クラブに要望したとされている。見事な立ち回り。その危機感は実際、当たっていた。

 

しかし、この政治的強行によって、オリヴェイラ自身も大きなリスクを負った。つまり、クラブに異を唱えて強権を発動した以上、もはや短期的な結果を出し続けなければ後がない。少なくとも、浦和が今シーズンを長い目で見守ってくれる可能性は薄くなり、何試合かつまずけば、早い段階で大槻氏に取って代わられる可能性をオリヴェイラ自身、感じていたのではないか。……だとすれば。

 

なぜ、世代交代や新戦力の起用が進まなかったのか? その答えは明白だ。シーズン序盤にもかかわらず、オリヴェイラは背水の陣で事に当たっていたのだから。先を見る余裕も必要もない。そういう立場だったからだ。

 

メンバーの固定化に至った主要因は、タイトルへのフォーカスが強すぎたことではないと思う。クラブの身から出た錆だ。明智光秀のリスクがある(そう思われる)コーチを入閣させるという、問題を含む方法であることを理解せず、その錆を取り除く努力を怠った。それが最大の問題だ。

 

▼オリヴェイラ氏へのサポート体制は十分だったのか
そもそも、なぜオリヴェイラだったのか? 2つ目の違和感はこれだ。

 

監督の特徴が、現有選手に合っていない。特にミハイロ・ペトロヴィッチ時代からいる選手には、時間を作れる選手が少ない。チーム戦術に沿ったポジションを取り、少ないタッチでボールを動かし、コンビネーションを作るのはうまいが、1人で時間を作れるタイプが少ない。出来るのは興梠慎三くらいだ。

 

オリヴェイラのサッカーは、攻撃について選手の裁量が大きくなる。ミシャ式のように決められたスペースに立っているわけではないので、その状況を見ながら、瞬時に判断しなければならない。そのタイミングが少し合わないとき、ちょっとキープして時間を作るとか、個人個人で剥がす駆け引きに長けた選手が、浦和はあまりいない。柏木陽介を筆頭に。

 

何も「抜け」「ちぎれ」と全選手に求めるわけではない。たとえば、キープ力。ここにボールを置けば、絶対に奪われず、相手の逆も取れるし、視野も確保できる。そういう場所にボールを置いて、キープする。元バルセロナのシャビは、そういうボールの置き方ができ、時間を作れる選手だが、浦和の場合、ボールを置ける選手が少ない。ボールを動かすのはうまいが、置くことができない。

 

ミシャ式では個人が無理をせず、組織的なコンビネーションとしてボール保持を磨いて来た。違うやり方にフィットするのは簡単ではないし、ミシャ式で輝いて見えた選手が、平凡に見えてしまうのは無理からぬこと。2対2や3対3で活躍するタイプの選手は、オリヴェイラ式にハマりそうだが、そういう選手は、未だミシャ式の系譜にある浦和には少なかったのだろう。

 

もっとも、そういうオリヴェイラのやり方は、現代サッカーの進化に照らし合わせれば、色褪せて見えるし、そもそも筆者自身、オリヴェイラのサッカーが好きなわけではない。ただ、果たして彼が力を発揮できる環境が、用意されていたのか? 浦和はこの点を反省しなければ、左の壁にも右の壁にもぶつかる下手なドライバーぶりを、今後も続けることになる。

 

▼達成感と充実感の違い
そして、3つ目の違和感だ。

 

オリヴェイラから学んだのは、『勝利への執念』であると、GMから選手まで、みんなが口をそろえている。それは間違いないだろう。間違いないのだが……。

 

しかし、『反動』の存在をどこまで感じていたのか。

 

会心のゲームを演じたかと思えば、次にあっけなく敗れてしまう。北京国安戦の次に行われた広島戦は、ホームで中4日空いたにもかかわらず、選手の動きが鈍かった。

 

『勝利への執念』は、達成感ベースのメンタリティーだ。結果を出して、初めて満たされる。ACLの決勝トーナメント進出をかけた北京国安戦は、大量のアドレナリンと共に、見事な結果を残し、選手は満たされただろう。

 

でも、次のリーグ戦は? 勝利への執念によって注入されるメンタリティーは、試合の重要度に左右される。同じテンションを保つのは難しい。

 

また、北京国安戦で力を出し尽くしたことで、選手は達成感と共に、メンタル的な疲労感も抱えたのではないか。実は達成も絶望も、“次へ向かうエネルギーが不足しがち”という意味では変わらない。重要なゲームを制した後ほど、次へ向かうモチベーションを失いがちになる。達成感ベースの難しいところだ。

 

「だったら、鹿島アントラーズも浮き沈みが激しいはずでは?」と思うかもしれないが、あのクラブは違う。以前、内田篤人はブラジルワールドカップで敗退した後、こんなことを言っていた。「悔しい。俺は負けず嫌いだから。でもそれはワールドカップで負けたから悔しいって言ってるわけじゃない。俺は練習のミニゲームで負けたときも、同じように悔しい。いつも絶対に勝ちたいと思ってやってるから」。

 

特別ではない。鹿島において『勝利への執念』は、重要なイベントに向けられたものではなく、単なる日常。だから達成感の後でも反動は小さい。

 

あのクラブにおける練習中のピリッと張り詰めた雰囲気や強度の高さは、Jを生業とする記者の間では、共通理解と言えるほど有名だ。だからこそ、第二次トニーニョ・セレーゾ時代の2015年頃、主力の負傷を恐れるあまり、練習の強度を下げたことが鹿島らしさを失わせ、セレーゾ解任を引き起こす決定的な要因となった。

 

その辺り、「学んだ」と言うクラブと、すでに根付いたクラブでは、捉え方も違うのだろう。

 

浦和もオリヴェイラ指揮の下、素晴らしい勝負強さを見せた試合がいくつもあった。しかし、それが決して安定せず、アップダウンが激しくなったのは、まだオリヴェイラ式とうまく付き合う段階に達していなかったからではないか。

 

もともとミシャ式の特徴は、充実感ベースだった。サッカーをする、ボールを扱う喜びを味わいながら、日々のサッカーに取り組む。達成感ベースのオリヴェイラ式とは、真反対だ。左から右への極端なブレに適応するには、戦術のみならず、メンタルコントロールとしても時間と経験が必要だった。

 

しかし、その時間と経験が得られず、背水に立ったのはなぜかと言えば……スタートに戻る。

 

チームは生き物だ。不健康な力学が介入すれば、体を壊してしまう。まずはそこから改善しなければならない。

 

浦和に限らず、コーチ昇格型の人事は、今後も止まらないだろう。なんせ、その最たる成功者が、現在の日本代表監督なのだから。だが、このトリッキーな人事が引き起こす問題をクリアしなければ、苦い失敗例は、今後も増えることになる。

 

清水 英斗

サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『日本サッカーを強くする観戦力』、『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』、『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。

  1. 匿名の浦和サポ(IP:49.98.170.44 )

    フィンケも言ってたな。このクラブのフロントにはプロフェッショナルがいないと。

    せっかく独立採算制にしてるのに、人事は三菱の天下りだもんな。サッカークラブのプロじゃない。

    2019年06月01日 12:34

コメント

  1. 1 匿名の浦和サポ(IP:111.171.135.134 )

    とはいえコーチ昇格型の人事がないと、日本人のコーチになかなか監督をやるチャンスがやってこないのではないかな。
    大槻監督だってもう脂の乗り切った年だし。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 09:10

    • 1.1 匿名の浦和サポ(IP:222.227.204.71 )

      チームとしての選択肢として去年のあの段階で大槻さんをTOPチームから外すという判断は普通はできないよね

      2019年06月01日 15:49

  2. 2 匿名の浦和サポ(IP:125.14.135.4 )

    非常に分かりやすいコラムだった。
    気になるのは、組長は充実型なのか?達成型なのか?
    組長もモチベーターと呼ばれてるし、達成型だとしたらオリベのように試合によって内容が変わってしまうのだろうか…。
    そこは選手起用を含めてうまくやりくりしてほしいと信じている。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 09:30

  3. 3 匿名の浦和サポ(IP:126.34.91.205 )

    大槻監督の言葉の力は、
    そこら辺の政治家では敵わない程
    心に響く力が有ると思います。
    選手、サポだけでなく、
    腐ったフロントの心まで届く言葉で浦和を変えてください。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 09:45

  4. 4 匿名の浦和サポ(IP:1.75.2.53 )

    このタイミングで世代交代ってキーワードが出たってことは、今シーズンはまだ優勝の可能性はあるから狙うけど、開幕当初ほどのテンションで狙ってるわけじゃないという風に理解しないかな?
    何をグダグダコラムにしてんだ?

    このコメントに返信

    2019年06月01日 09:57

    • 4.1 匿名の浦和サポ(IP:220.144.210.217 )

      むしろ、いずれ浦和の現場のトップに立って欲しい。
      この人は、なにがあっても手放してはいけない人だ。

      2019年06月01日 09:59

  5. 5 匿名の浦和サポ(IP:49.97.93.129 )

    織部には短期間で結果を求めざるを得なかったのではないかと思う
    もともとフィジコ、モチベーターという特徴がある織部は、鹿島のように昔から方向性がはっきり定まっていて目指すサッカーに必要な選手がある程度揃っているチームだとやりやすいのではないか
    織部は戦術=モチベーション、個の力 のような監督だから短期間で結果を残さなければ誰も満足しないし、解任されてしまう、これはしょうがないのでは?
    逆に大槻さんは将来を見据えた選手登用をする
    戦術、手腕はまだ未知数だけど選手からの信頼も厚い
    レッズをよく知っている
    織部解任から大槻さんへの交代はやはりフロン○トの方向性が定まっていない証拠だと改めて感じた。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 10:14

  6. 6 タラレバ(IP:120.137.165.27 )

    サッカー界のソフトバンクになって欲しい。ソフトバンク常勝軍団の立役者は、王さんと聞いた事がある。
    オーナーの孫さんは、金は出すが球団運営や哲学、育成など王さんに任せた。
    王さんも頭が良い。本来なら読売で骨を埋める事も出来たけど孫さんの考え方や経営方針に共鳴した。読売では色んな政治的圧力含めて出来なかったと…
    浦和も組長みたいな存在を飼い殺しする事ないように
    勝てば良いチームという長い目で見た時の非効率を今こそ変えなければならない。
    但し、修三さんの言葉を見る限り期待薄。本当フロントが変わらなければならない!

    このコメントに返信

    2019年06月01日 10:19

    • 6.1 匿名の浦和サポ(IP:126.46.146.205 )

      ソフトバンクと(実質)三菱自動車では、掛けられる金が違うのでは?

      2019年06月01日 12:37

  7. 7 匿名の浦和サポ(IP:114.158.67.8 )

    今のところ王さんになる人も孫さんになる人もいないから当面無理な願いではないけ

    フロントを変えるなんて簡単に言うけどそんなの会社が倒産するクラスまでいかないと
    絶対にないんだよ

    このコメントに返信

    2019年06月01日 10:28

    • 7.1 匿名の浦和サポ(IP:1.66.101.212 )

      ダイエーは産業再生機構のお世話になったしね。

      2019年06月01日 13:24

  8. 9 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

    今期のオリベイラのスロースターターっぷりを見るとあまり説得力がないんだが。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 11:09

  9. 10 匿名の浦和サポ(IP:106.133.137.189 )

    勝利に飢えているのは選手もサポーターも同じだ。
    まずは勝つことにがむしゃらにになろう!

    このコメントに返信

    2019年06月01日 11:29

  10. 11 匿名の浦和サポ(IP:1.75.2.62 )

    どこの記事も柏木不在が痛手とか書かれてるな。今シーズンの彼は試合に出てるとただの邪魔者なのに。こいつら試合も見てないくせに何言ってんだって思ってしまう。大槻さんになり、どーなるかは分からんが。まずは怪我を治してほしい。嫌いじゃないし、期待はしている。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 11:33

    • 11.1 匿名の浦和サポ(IP:126.218.113.172 )

      同意です。
      今季は特に柏木がいないときのほうがスムーズに見える。

      2019年06月05日 01:58

  11. 12 匿名の浦和サポ(IP:180.39.255.144 )

    大切な試合に勝利し、達成感で満たされたら次の試合は出場機会の少ない勝利に飢えている選手達に託す。
    この繰り返しで次に向かうエネルギーが不足することはないのでは。
    大槻監督ならこれが出来るはず。今日も選手にエネルギーを与えられるよう精一杯サポートします。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 11:49

  12. 13 匿名の浦和サポ(IP:106.132.87.49 )

    「浦和はクラブとしての方向性に乏しい。」もうこれにつきる。
    5年かけて熟成させ、色んな選手がやってみたいと浦和に集まり、タイトルは勝ち取れなかったが、常に上位につけるミシャ式を一度は継続させると言いながら、あっさり手放した。もっと言えばミシャが率いている間にミシャ式を継承できるコーチを育てたり、下部組織にもミシャ式を導入し、トップ昇格と同時に即戦力とする育成を怠った。
    カップ戦などの短期決戦では結果を出したが、長期的ねリーグの成績はどんどん落ちていき、ピッチに描かれるサッカーも魅力を失っていった。

    浦和は羅針盤のない船だ。どこに行くか、どこを目指してるのか誰にもわからない。
    勝つことを目指してる?勝つこと(到達する事)は行き先じゃない。航路が決まってない船が目標にたどり着く事はない。
    サッカーを知っている人間がフロントに就かない限り、そしてそれが続いていかない限り、浦和ほ沈むだろう。少なくてもコメントを見る限りでは、中村GMの元では浦和に継続的な未来はない。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:14

    • 13.1 匿名の浦和サポ(IP:1.75.237.67 )

      アカ夕くんの認識は一般人を超越してるからね笑笑

      2019年06月01日 16:17

    • 13.2 匿名の浦和サポ(IP:60.68.45.211 )

      これは同意ですな。
      ミシャ路線を捨てるなら、ミシャ系譜の選手も入れ替えなければね。
      まさかそれを世代交代と呼んでるのか⁉このクラブは⁉

      2019年06月06日 10:46

  13. 14 匿名の浦和サポ(IP:119.106.103.193 )

    「魚も組織も頭から腐る」
    監督を代えようが選手を入れ替えようが無駄
    フロントが腐っているんだもん

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:22

  14. 15 匿名の浦和サポ(IP:49.98.135.31 )

    柏木なんかいらないだろ
    あれが浦和の10番でキャプテンはありえない
    後は槙野みたいななんちゃって野郎もね
    監督解任された次の日に本田にサッカー教えてくれはないだろ

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:27

  15. 16 匿名の浦和サポ(IP:49.98.170.44 )

    フィンケも言ってたな。このクラブのフロントにはプロフェッショナルがいないと。

    せっかく独立採算制にしてるのに、人事は三菱の天下りだもんな。サッカークラブのプロじゃない。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:34

  16. 17 匿名の浦和サポ(IP:49.98.141.201 )

    コラムみて思ったけど浦和ってほんと監督に丸投げ感じに見える

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:39

  17. 18 匿名の浦和サポ(IP:220.209.128.94 )

    大槻さんは充実or達成感なら後者のイメージ
    優れたモチベーターだけど結果が出て上手く行っていても徐々に選手がそれに慣れ始めた時どうなるか不安がある
    戦術面はまだ未知数で分析された時にどうなるかも気になる
    タイトルを継続して獲るには両方をある程度高い水準で維持する必要があると思う

    取り敢えずサポーターは全力で後押しするしかない

    このコメントに返信

    2019年06月01日 12:55

  18. 19 匿名の浦和サポ(IP:14.8.12.64 )

    3年連続で監督を代えて、やり方も全く変えて、
    で、そこに即の結果を求めた。
    ACLやら天皇杯やらと、短期的には何かあったが、
    Jチャンピオンは遥か遠くになってしまった。
    ミシャに戻せとは思わないが、
    方向性を監督任せにしてきたからこうなった。
    その昔あった、「浦和の憲法」が置き去りにされた末路。
    そのうち、世代交代のくりかえしで、
    結局無冠な姿が目に浮かぶ。
    組長はそのうちよそで監督やってそう。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 13:42

    • 19.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

      浦和の憲法って言葉は聞いたことあるけど、中身は知らないな。

      2019年06月01日 15:19

    • 19.2 匿名の浦和サポ(IP:1.75.238.28 )

      「レッズスタイルの確立」を有耶無耶にしたツケでしょうね。

      2019年06月01日 16:36

  19. 20 匿名の浦和サポ(IP:126.34.115.36 )

    世代交代が必要なのは見ててすぐに分かる
    橋岡などの若い選手をもっと使っていかねば

    このコメントに返信

    2019年06月01日 14:40

  20. 21 匿名の浦和サポ(IP:106.72.193.65 )

    大槻さんをモチベーターって評する人、数試合の短期的な暫定監督だったときの采配しか見てないのに
    そう判断するのは何故?

    このコメントに返信

    2019年06月01日 15:16

  21. 22 匿名の浦和サポ(IP:222.227.204.71 )

    言いたいことは解るし結果を見たうえでの評論だから100%間違いはないんだけど
    じゃあどうすれば良かったんだろう??
    て思ってしまった

    このコメントに返信

    2019年06月01日 15:45

    • 22.1 匿名の浦和サポ(IP:60.97.53.234 )

      ミシャ、もしくは堀を解任したタイミングで この人の言うところの達成感型を引き継げる監督を連れてくるべきだったて事じゃないかな。

      2019年06月01日 16:49

  22. 23 ワネ申(IP:116.64.134.11 )

    こうなったら、万難を排してでもミシャに監督に戻ってもらう以外ない。
    浦和のフロントは病んでおり、監督にはママみたいに足りてない子をスカートの陰に隠してくれる、そんな素養を持つ人じゃないとだめ、つまりこの世にそんな人はミシャひとり。
    まぁ、遅かれ早かれ病みきったトップのために大転びしてしまう事だけは分かるけど、その日を先延ばしにしたい。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 15:51

    • 23.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

      大一番の試合で彼に指揮を任せないというならいいかもね。

      2019年06月01日 16:06

    • 23.2 匿名の浦和サポ(IP:60.97.53.234 )

      札幌が手放さないだろうし、良くも悪くもミシャは札幌みたいなクラブの方が合ってる。

      2019年06月01日 16:51

    • 23.3 匿名の浦和サポ(IP:114.166.3.149 )

      Jリーグ優勝あと一歩まで行ったことがあった。運なく惜しくもpkで負けたが監督のせいじゃなかった。そこまで熟成してたし、方向性もはっきりしてた。最後の方は敵に対策とられていたからそこのどう変化つけるかという事だけだったのに。。。。

      2019年06月01日 17:01

    • 23.4 匿名の浦和サポ(IP:220.100.45.15 )

      熟成してたというより、マンネリ化して対策されて行き詰まっていたという印象が強いんですよね。
      それで早い時間帯に交代枠使い切って無理に状況を打破しに行った結果、那須の怪我で詰んだ試合があって、もうミシャではダメだし、本当に持ってないなと多くの人が感じたのではないでしょうか。

      2019年06月01日 18:02

    • 23.5 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

      対策されるとテンパって終了でしたからね。
      それを補うために外国籍選手を取るということもできないのが浦和。

      2019年06月01日 18:23

  23. 24 匿名の浦和サポ(IP:14.8.24.1 )

    あなたの描く文章には力がある。浦和を強くする力がある。これからもよろしくお願いします。

    このコメントに返信

    2019年06月01日 21:59

  24. 25 匿名の浦和サポ(IP:124.140.140.123 )

     とても面白いコラムでした。浦和レッズのフロントの脈々と続く根幹的な問題を提起されていてなるほどと思いました。
     このオリベイラさんの監督就任時に、見過ごせないのは、あの時の浦和フロントに大きな誤算があったと思います。
    それはズバリ、大槻さんが想定以上に’デキル能力’を持った人材であったことです。
     このデキル能力というのは、①短期間でしっかり勝ち点を積む結果を残したということ、そして②サポーターの愛される言動や、立ち振る舞いのできる人物であったということ。
     サポーターの動員が力の源泉の浦和レッズでは、特に②サポーターに人気が出てしまったってことは、うれしい誤算どころか、困惑してしまったのではないでしょうか。暫定って断言してしまった以上、後任監督にする訳にもいかないし・・・。
     結果として、大槻さんをそれなりの処遇にせざるを得ず、オリベイラ監督の下にヘッドコーチ二人体制という、あまりきいたこともないような、奇妙・イビツな組織系統の組閣にしてしまったことは、今回の監督解任の根源的な問題だったのではないでしょうか。
     オリベイラさんにしてみれば、自分の下にヘッドコーチが二人なんて、しかもそのうちの一人は、サポーターからも絶大な支持があり、フロントからも将来の監督候補とみなされ、選手からも慕われ・・・なんて、やりずらくて仕方なかったんじゃないでしょうか。
     結論的には、昨年のオフに大槻さんをフロントに転出させておけば、清水さんのコラムのようなそこまでオリベイラさんを苦しめるような環境にはならなかったんじゃないかと思うんですけど・・・。
     なんだか、オジェックさんの解任の時を思い出します。偶然なのか2007年のリーグ戦を争った両雄を解任してしまうことになってしまった浦和レッズ。おんなじGMさんが戻ってきて・・・結局、やっぱり変わってないんでしょうね。
     

    このコメントに返信

    2019年06月02日 01:24

    • 25.1 匿名の浦和サポ(IP:61.197.174.108 )

      クラブに意志があれば暫定監督が監督になるなんて普通にできたと思う。
      そうしなかったのは恐らくは大槻さんの経験不足が理由(つまり今回の決定とは矛盾)。

      2019年06月02日 15:33

  25. 26 匿名の浦和サポ(IP:61.197.174.108 )

    この記事の通りだとすると大槻さんもそのリスクを明確には認識できていなかったか、No.2としては不適だったということ。織部が警戒心を高めた段階で大槻さんもNo.2に徹してくれれば良かったんだけど、そこはNo.1を担ってしまった故の巡り合わせだった。

    このコメントに返信

    2019年06月02日 15:34

  26. 27 匿名の浦和サポ(IP:27.94.49.152 )

    評価するのはこれから。まだ早い。そして、世代交代は一気にできるものではなく1年に一人の若手が育てば良い方だと思います。なので数年かけて計画的に世代交代していかないとならないと思っています。大槻監督には先に見据えた手腕を発揮して欲しいと感じてます

    このコメントに返信

    2019年06月02日 18:26

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