長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
【トレーニングマッチレポート】『vsコンサドーレ札幌』2018浦和レッス゛・沖縄キャンフ゜レホ゜ートー金武町・一次キャンフ゜14日目(浦研プラス)

ミシャの札幌と手合わせ
浦和レッズの沖縄県金武町での一次キャンプ。14日目の今日は、同じく金武町でキャンプを張っているコンサドーレ札幌とのトレーニングマッチが組まれた。今季の札幌を率いるのはミハイロ・ペトロヴィッチ監督。昨季途中までの約5年半浦和の監督を務め、それ以前にもサンフレッチェ広島で高い実績を築き上げた文字通りの名将だ。
ただ、ペトロヴィッチ監督は札幌の指揮官に就任し、チームを始動させてからまだ約2週間しか経っておらず、文字通りチーム構築は初期段階である。おそらく所属選手の能力の把握も済んでいない状況で、まだまだ手探りの感がある。そんな相手に対して、浦和も一次キャンプの終了を明日に控えて疲労はピークの状態だ。また、お互い手の内を明らかにする時期でもなく、ましてや真剣勝負をするタイミングでもない。このトレーニングマッチをどう有意義に活用するかは中長期のプランニングと、試合を経た上での仔細な分析と状況把握に懸かっている。その意味では、両監督が組むチーム編成や今季目指すスタイルの片鱗を感じられれば……。そんな思いで今回の対外試合を見守った。
試合は45分を4本。まず、1本目、2本目の浦和、そして札幌のメンバーは以下の通りだった。なお、今回のトレーニングマッチにはGK岩舘直が腰痛、GK榎本哲也が身体の張り、DF森脇良太が右ハムストリング肉離れ、MF山田直輝が右大腿部の張り、MFマルティノスが合流間もなく調整に回り不出場となった。
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