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3バック? 4バック? 激戦区のポジションは? 2次キャンプ前にチェック(浦レポ)
(Report by 轡田哲朗)
1次キャンプでは全く分からなかったシステム
浦和レッズは1月22日から29日までの1次トレーニングキャンプを終え、2月1日から8日まで2次トレーニングキャンプを行う。すでに1日のスケジュールは、午前から昼過ぎを移動に費やし、夕方はホテル内のビーチ施設でのトレーニングと発表されている。そのため、少なくとも初日に戦術的なエッセンスが含まれる練習が行われることはないだろう。そこで、本格的な2次キャンプのスタートに先駆けて、オフシーズンの動きから1次キャンプまでの流れを整理しておきたい。
まず、新加入選手は合計で9名だ。内訳は、すでに実績を持つ他クラブからの移籍選手が5名、大卒の即戦力候補が1名、ユースから昇格の選手が3名だ。ここに、昨季からチームに残留した22名の選手を加えた31名が今季のスタートから戦う選手たちになる。
現状、開幕までに間に合わなさそうな状況なのが、ファブリシオと武藤雄樹、大城蛍の3人だ。それぞれ、ほぼリハビリメニューのみで1次キャンプを終えている。武藤は3月、ファブリシオは4月くらいにコンディションを上げて来られれば良いのではないだろうか。ユースから昇格の大城は、ポジション争いの厳しい激戦区の選手ということもあり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)と並行するシーズン前半は、オリヴェイラ監督のトレーニングでプロとしての基礎を鍛えることになるだろう。
1次キャンプは、そのほとんどがボールを使いながらフィジカルに働きかけるメニューだった。オリヴェイラ監督はシーズン開幕にあたっての記者会見で4バックの採用について「可能性はある」と話していたが、その言葉をどこまで真に受けて良いのかはトレーニングからは現時点で図りかねる。唯一のヒントになったのは、1度クロスからゴールを狙うトレーニングを行った時にディフェンスラインの選手を5人設定したことで、それだけを見れば3バックになる。しかし、両サイドのスプリントを主眼に置いたメニューの時のボールの動かし方は、4バックのチームにありがちな動かし方だった。
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