長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
2019沖縄キャンプレポート−沖縄県金武町一次キャンプ2日目(浦研プラス)
凄まじい練習強度
浦和レッズは1月23日に沖縄県金武町での第1次トレーニングキャンプ2日目を迎えた。朝から晴れて風もない1日は、関東に住むものにとっては1月であることを忘れるほどの暖かさ。曇り空で風が冷たかった前日とは打って変わり、沖縄にいることを実感させられるものだった。
午前9時30分過ぎからのトレーニングは、この日もウォーミングアップからボールを扱う簡単なメニューまでは石栗建フィジカルコーチの担当。それが終わるとメインメニューに入ったが、非常に“バトル”を感じさせるものになった。
6人の練習生を適宜加えつつGK4人、フィールドプレーヤーは4人組を6つ形成すると、
ピッチに描かれたグリッドは、ペナルティーエリアを組み合わせた縦33メートル(16.5メートル×2)の正方形に近いもの。通常のゴールが配置され、中では4対4、ゴール脇に2人ずつがフリーマンになるミニゲームを実施。2カ所同じものを設置してGKは各ゴールに1人ずつ、それ以外は3チームずつが同時にプレーする形になった。

特筆したいのは、昨日も触れたコーチングスタッフの配置や役割分担だ。まず、GKを含め全てのグループはローテーションして違う場所でプレーし、違う対戦相手とまんべんなく当たるようにされている。浜野征哉GKコーチは1つのゴールのところにいて、目の前に来たGKのプレーに声を掛けてアドバイスを送る。2つのコートにはそれぞれ、大槻毅ヘッドコーチ、ルイス・アルベルト・シルバ。ヘッドコーチが見ていて、そのコートで試合をしている選手にゲキを飛ばすなりアドバイスを伝えるなどする。そして、オズワルド・オリヴェイラ監督は両コートの間に立って全ての選手に目を光らせている。
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