「浦レポ」の有料記事を一部紹介させていただきます。
柏木陽介アシスト王獲得も、その裏にあった苦悩【2018シーズン選手レビュー】(浦レポ)
(Report by 河合貴子)
13アシストはリーグトップの成績
決して足が速いわけでも、フィジカルコンタクトが強いわけではない。しかし、洗礼された左足から繰り出す絶妙なキックは、誰もまねはできない。浦和は、良い意味でも悪い意味でも攻撃面は柏木陽介選手のチームだ。柏木選手が、ベストな状態であればチームとしても安定した攻撃をみせることができる。しかし、不調だと試合展開は非常に苦しいものになってしまう。
昨シーズン、序盤の成績不振で苦しむ中で14勝9分け11敗の勝ち点51ポイントで4位の成績を収めた。勝ち点51ポイントだと、例年は中位の成績で終わる。2018年シーズンは、広島がトップを走り終盤に失速して、川崎が巻き返して21勝6分け7敗・勝ち点69ポイントで優勝し連覇を飾った。だが、3位以下は団子状態という異例なシーズンであった。浦和も終盤に崩れていればJ1残留争いに巻き込まれていてもおかしくない状態だった。
浦和の得点51ゴールは、57ゴールの川崎、56ゴールの清水と横浜FM、52ゴールの名古屋に続いてリーグで5位だ。
51ゴールの内訳は、PKが3ゴール、直接FKが1ゴール、セットプレーから16ゴール、クロスから8ゴール、スルーパスから5ゴール、ショートパスから4ゴール、ロングボールから1ゴール、ドリブルシュートが4ゴール、こぼれ球を押し込んだのが6ゴール、オウンゴールが3ゴールとなっている。
直接FKを含めてセットプレーでの得点は、約33%だ。Jリーグでナンバー1を誇っていたボールの支配率が高いペトロヴィッチ監督体制の時は、クロスからの得点とショートパスからの得点が多かったことは言うまでもない。だが、セットプレーで効率良く点が獲れるようになったのは、オリヴェイラ監督体制になってから進歩した点である。
続きはコチラ。
浦レポではこのほかにも下記の記事を掲載しております。
「ポンテさんからファン・サポーター、クラブ、街のすばらしいところなどいろいろ聞きました」FCポルトからエヴェルトン移籍加入内定
青木拓矢は加入5年目にしてようやく本領発揮の活躍【2018シーズン選手レビュー】