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マルティノスは長所と短所がハッキリした選手 だからこそ魅力的なのだ【古巣の記者が新加入選手を語る】(浦レポ)
(取材・文)藤井雅彦(ヨコハマ・エクスプレス)
「ゴールよりもアシストが好き」と言うウインガー
シティ・フットボール・グループとの資本提携によって”キュラソー島が生んだ宝物”が届いた。2016年3月末の出来事だ。
すぐに目についたのはリーチの長さと左利き特有のテンポである。プレーのほとんどを左足で行うが、リーチの長さを生かしたボールキープに相手はきりきり舞いさせられる。切り返すか、切り返さないか。二つに一つと分かっていても、応対したDFは安易に飛び込めない。懐に入り込んでしまえばいいのだが、一瞬でもタイミングをずらされれば置き去りにされてしまうだろう。
マルティノスはJリーグ随一の爆発的なスピードを持っている。その能力を世の中に知らしめるきっかけとなったが、Jリーグデビュー戦となった16年1stステージ第5節・ガンバ大阪戦である。1-1で迎えた70分、相手CKからボールを奪った横浜FMがカウンターを仕掛ける。齋藤学が長い距離をドリブルで持ち運びラストパス。並行するようにスプリントしたマルティノスが流し込み、決勝点が生まれた。
試合後には「イージーゴール」と名言を残したように、ジャックナイフのような切れ味の鋭さを発揮するのは1対1の局面だけではない。
左右両サイドを務めることのできるウインガータイプで、得意とする右サイドに入るとカットインから強烈な左足を振り抜いてゴールネットを揺らす。反対に左サイドで起用された場合は、一撃必殺のアーリークロスでゴールをお膳立てする。
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