ニュース

伊藤涼太郎、斎藤翔太が水戸で得た経験とは【水戸番記者の佐藤拓也が語る】

「浦レポ」の有料記事を一部紹介させていただきます。


伊藤涼太郎、斎藤翔太が水戸で得た経験とは【水戸番記者の佐藤拓也が語る】(浦レポ)


(取材・文)佐藤拓也(デイリー・ホーリーホック)

移籍で感じた違う形での悔しさ

今季、浦和から水戸に育成型期限付きで加入したのは斎藤翔太と伊藤涼太郎の2人だった。若く、将来性のある2人だが、ともに不完全燃焼のシーズンだったと言っていい。

ただ、その中でも次の一歩を踏み出したのは伊藤であった。プロ2年目の伊藤はシーズン途中まで浦和に在籍していたものの、ルヴァンカップの敗退が決まり、公式戦の出場機会がなくなると危機感を抱いた伊藤は移籍を決断。水戸が名乗りを上げたことによって、9月に加入が決まった。

シーズン終了までわずか3か月という短期間ながらも「たくさん点を取って活躍をする」(伊藤)青写真だけを描いて、水戸にやってきたのだった。しかし、19歳の若者を待ち受けていたのは、プロの厳しさであった。加入直後の試合では天才的なボールタッチを駆使して、途中交代で流れを変える役割を果たしたが、その後は相手に研究され、さらに劣勢を強いられるゲーム展開が続いたため、持ち味を発揮できなくなり、出場できない試合も増えていった。

結局、結局6試合109分の出場、無得点という結果でシーズンを終えることとなった。試合には絡むことができたとはいえ、納得いく結果を残すことはできなかった。「水戸に来る際、いっぱい点を取って活躍しようと思っていましたが、プロの世界はそんなに甘くないことをあらためて実感しました。活躍するのは本当に難しいことだと思ったので、もっと練習しないといけないと感じています」と悔し気な表情でシーズンを振り返った。

しかし、この移籍を決してネガティブにとらえているわけではない。むしろ、ポジティブにとらえている。

続き(全文)はコチラ


浦レポではこのほかにも下記の記事を掲載しております。

「浦和は頑張ったからOKのクラブじゃない」 沈痛の面持ちで矢島慎也が話した思い【轡田哲朗レッズレビュー/FIFAクラブワールドカップUAEアルジャジーラ戦】

遠藤航がCWC初戦に懸ける思いと共有されるキーワード 予想スタメンは?

コメントを書き込む