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4試合連続クロスから得点は前向きも、攻守に時計の針が戻ってしまったようなゲーム【轡田哲朗レッズレビュー/J第18節 名古屋戦】(浦レポ)

「浦レポ」の有料記事を一部紹介させていただきます。

 

4試合連続クロスから得点は前向きも、攻守に時計の針が戻ってしまったようなゲーム【轡田哲朗レッズレビュー/J第18節 名古屋戦】(浦レポ)

 

(Report by 轡田哲朗)

 

井上や原口にスタメンのチャンスが与えられる

 

浦和レッズは5月24日の名古屋グランパス戦に1-2で敗れた。ゲームの全体像を見るとピンチがかなり多く、失点の他にクロスバーに救われたシュートも2つある。先制できたことから多少のもったいなさは感じさせるゲーム展開であったものの、勝利に値するゲームができたかというと疑問が残る。負けてしまって不思議ではなく、引き分けに持ち込めれば御の字くらいのゲームだったのではないだろうか。

 

マチェイ・スコルジャ監督はこのゲームに、負傷明けで1週間のインターバルにしたと見られるサミュエル・グスタフソンを戻した一方で、安居海渡や渡邊凌磨をベンチスタートにした。渡邊が1つ前の川崎フロンターレ戦とこのゲームの失点に絡んだのは目立つ場面ではあるものの、渡邊の負傷離脱期間を除いて彼らが出ずっぱりの状態だったのは間違いないので、少しプレータイムを調整しなければ厳しいところまで来ていたと推測される。

 

また、井上黎生人や原口元気をスタメンに置いたのは、もちろんトレーニングを見ているうえで彼らへの期待があるのがベースにあるのが前提で、クラブ・ワールドカップ(W杯)を見据えれば公式戦への出場機会を与えておきたい側面もあったのだろう。GKは牲川歩見に出場機会を与えることができていたが、井上に関しては鉄板のセンターバック2枚に本戦で何かがあった時、シーズンでほとんど公式戦の機会がない状態で放り込むのは厳しいので、どこかで1試合やらせたかったというのも理解できる。

蹴るにしてもつなぐにしても、それに応じた準備と配置が必要

 

名古屋は基本的に浦和ボールに対してマンツーマン型のハイプレスを仕掛けてきた。4月くらいからの戦いではこのような相手に対して割とうまくやれていたのであまり心配していなかったのだけど、ふたを開けてみると逃げるようにボールを投げだす場面があまりにも多くなってしまった。前提としてロングボールを使うことは必ずしも悪ではない。ただ、ショートパスをつなぐときに適切なポジションを取ることの重要性があるのと同じように、ロングボールを使うのなら誰をターゲットに蹴って、セカンドボールの回収に適切な配置を用意できるかが同じように必要になる。ところが、このゲームでは主にセカンドボールに対する用意をきちんとできていないようなロングボールが多くなった。

 

 

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