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オズの魔法使いの片鱗が見える 過酷なトレーニングが続くもクオリティーは落とさず(静岡キャンプ4日目)【浦レポ】

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オズの魔法使いの片鱗が見える 過酷なトレーニングが続くもクオリティーは落とさず【静岡キャンプ4日目】(浦レポ)


(Report by 河合貴子)

 

平川組と森脇組の対決

 

キャンプ4日目の午前練習は、薄曇りの中で行われた。湿度が高く、蒸し暑い。ネットリとした空気が、肌にまとわりついてくる。練習開始の9時前には、選手たちがピッチに集合しアップが始まった。しかし、9時開始を想定してゆっくりとピッチに姿を見せた選手が2人。マルティノス選手と練習生の亀倉龍希選手であった。
土田GKコーチから「始まっているぞ!」とカツが入った。本当に気が抜けないキャンプである。何事も早めの行動が大切である。

 

センターサークルを使ったボール回しからスタートし、3人1組となり動きを入れながらの基本のインステップ、インサイド、ヘディングなどをストレッチしながら行った。

 

そしてオリヴェイラ監督は、平川忠亮選手と森脇良太選手を呼んで選手を選ばせて、森脇組対平川組の対抗戦を行ったのだ。ボディーコンタクトが激しい対抗戦であったが、勝負にこだわりながらもリラックスした雰囲気で、選手たちに溜まった疲労を感じさせないものであった。

 

その後は、2グループに分かれてのポゼッションゲームが行われた。正方形のグリッド外周にはパスをつなぐ攻撃側の選手6人がいて、グリッドの中の受け手の選手を1人使っていく。グリッドの中には、もちろんボールを奪う守備側の選手4人がいる。簡単に言えば、攻撃7人に対して守備が4人となる。ボールを奪われた瞬間に攻守が切り替わるのだ。

 

3分×4セット行われたが、選手たちは守備側になると球際に対して厳しく、更に4選手が連携してボールを奪いにいくため、サボることはできない。かなり動きの質を求められるハードなものであった。

 

 

オズの魔法使いの片鱗

 

今日の午前は、フィジカルを重視した練習で終了かと思いきや、何とこの暑さの中で戦術練習が始まったのだ。

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