長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
アレクサンダー・ショルツがハードチャージ!2022沖縄キャンプ・13日目/トレーニングレポート『守備のパシージョ』【島崎英純の眼】(浦研プラス)
■シチュエーションの妙
早朝から雨が降り注いでいた。クラブからは事前に午後練習のキャンセルが告げられていて、午前に絞って集中したトレーニングが行われることを予見させていた。
リカルド・ロドリゲス監督は着実に、丁寧に、仔細に渡って自らが志向するチームスタイルの浸透を目論んでいる。コーチングスタッフとの共有はもちろんのこと、選手たちにも連日のミーティングとピッチ上での講義によって、その練度を高める作業が続いている。
ロドリゲス監督はシチュエーショントレーニングを頻繁に行う。シチュエーショントレーニングとは特定のエリアと決められた人数で攻撃側、守備側のチームが対峙し、明確な狙いを持って単発的なプレーを繰り返す修練である。この日も選手たちへストレッチやリフティング、パスワークなどのウォーミングアップメニューを課した後、ハーフコートのエリアで片方にゴールを設置したうえで攻撃側6人、守備側10人のシチュエーショントレーニングが実施された。
『今日は守備を念頭に置いたトレーニングだからね!』
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