長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
馬渡和彰らがミニゲームで爽快なゴール!2022沖縄キャンプ4日目/トレーニングレポート『パシージョ、その概念』(浦研プラス)
2022年1月20日(木)
沖縄県・金武町フットボールセンター
天候/晴れ時々曇り 気温/17度
※チーム情報漏洩防止の観点から、当日のトレーニング参加選手、各メニューの選手配置や組み合わせなどの詳細などは記述致しません。予めご了承ください。
■早いブレイク
沖縄キャンプ4日目にして初めて午前練習がキャンセルされた。すでに前日にスケジュールが変更されていて事前通達もあった。前日の午後練習では筋力トレーニングや持久走などのフィジカルメニューが組まれていたため、ここで一旦ブレイクを入れたのだろう。ただ、これまで浦和を率いてきた歴代の浦和指揮官が課してきたキャンプトレーニングのルーティンと比較すると、選手に休息を与える時期が若干早い印象がある。またリカルド・ロドリゲス監督は今のところ、各練習のタームをきっちり1時間30分に区切っている。例えばミハイロ・ペトロヴィッチ監督ことミシャの時代は指揮官自身が熱くなってミニゲームを一向に終わらせずに総計2時間30分ほど練習を続けたこともある。この時期の沖縄の日の入りは18時前後なので、選手がクールダウンを始めたときはあたりがすっかり暗くなっていたことを覚えている。
その点、ロドリゲス監督のトレーニング時間は実に正確で、かつ理路整然としている。この日もいつもと同じく石栗健フィジカルコーチの指導のもとでストレッチやステップワーク、はたまた複数人が一列に並んでお腹と背中でボールを挟み、それを落とさずに前進するなんてユニークなメニューも取り入れられ、来たるべき実戦形式トレーニングに向けて身体を温めた。そして今日はシチュエーショントレーニングをパスワークからのシュートのみに留めて、最後は11対11のハーフコート・ミニゲームで締めた。
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