ゲーム

『我慢を強いられる時間は長かったが、最後の最後まで勝ち点3を取りにいった姿勢はあった(槙野智章)』J1 浦和vs名古屋 選手コメント抜粋

J1リーグ第17節『浦和レッズvs名古屋グランパス』の選手コメントを引用紹介させていただきます。

 

ここで紹介しているのはコメントの一部です。
全文は引用元の
浦和レッズ公式
Jリーグ公式
をご参照ください。

 

第17節 vs 名古屋「ホームで勝ち点を積み重ねる」(浦和レッズ)


※画像はサイトのスクリーンショットです。

【槙野智章】
(今日の試合内容を踏まえつつ、引き分けという結果をどう捉えているか?)
「ホームですし、前節(のサンフレッチェ広島戦)は追いつかれて勝ち点3を逃したこと、僕たちのキックオフ前に他会場の結果、僕たちと近い順位のチームが引き分けているということを受けての試合でしたので、是が非でも勝ち点3を取りたいと思っていました。今日は阿部(勇樹)選手がいませんでしたので、キャプテンマークを巻かせてもらいましたが、試合前にそのようなことを選手全員に言いました。

前半は少し入りが悪かったですし、我慢を強いられる時間は長かったですが、最後の最後まで勝ち点3を取りにいった姿勢はありました。ただ、名古屋の守備も堅かったです。次のゲームで勝ち点3を取ることでこの勝ち点1が価値のあるものになると思っています」

(特に4月、5月と結果が出るようになったが、チームとして特に成長していると感じることは?)
「難しくなった時間帯やうまくいっていないときに、新加入選手を含めて若い選手たちがチームとしてそのときにできていないことをしっかりと口に出せる、主張できるようになってきたことは一つ進歩だと思っています。

開幕直後は西川(周作)選手や僕など、経験ある選手が主張して悪い時間帯を改善しようとしていましたが、ここ最近は若い選手が自ら主張してチームをよくしようという姿勢が見られています。そこが変わったところだと思います」

(鈴木彩艶選手はJ1リーグデビューから5試合中4試合で無失点に抑えているが、近くで見て感じる彼の武器や特長は?)
「一つは、GKに最も必要なシュートストップについて、ポジショニングがいいこともありますし、あの体格もありますので、シュートモーションに入った相手の攻撃陣がなかなかいいコースにシュートを飛ばせないところは彼の強みだと思っています。実際に彩艶選手が出て、難しいシュートを打たれていないというのは、彼のプレッシャーやポジショニングの良さだと思います。彼が構えたときにボールが正面に飛んでくるケースが多いですが、あれは相手のストライカーに対するプレッシャーの掛け方がうまいからだと思います。

あとはクロス対応です。守備範囲が広いですし、パンチングではなくしっかりとキャッチしにいく姿勢は僕らDFにとっては安心できるプレーです。

3つ目は今日もありましたが、最後の最後までしっかりと味方にボールをつなげられる視野の広さを持っていることです。あの歳にしてすごいと思います。リカルド ロドリゲス監督からは『へそ』と言われていますが、彼からボランチにつけるものすごくいいパスが入っていますので、そこは彼の武器だと思っています」

(シュートが正面に飛んでくるのは威圧感、存在感があるからなのか?)
「存在感はかなり大きいですし、オリンピックの出場はかなり期待しています。今呼ばれているGKは3選手いますが、割って入っていける力はあると思いますし、何よりまだ18歳であの体格と落ち着きがあるというのは、今後の日本サッカーをおもしろくすると思います」

(前半の苦しい時間帯はどのような意識で守っていたのか?)
「ふがいないと言いますか、申し訳ない試合運びをしたと思いますが、ここ最近は勝ち点を拾えている中でも90分間いいゲーム運びができていないことも課題の一つだと思っています。前半の45分が悪ければ後半の45分で改善してものすごくいいゲーム運びができていたりしますが、いいゲーム運びができる時間を長くしたいということが僕たちの狙いとするところです。

今日はホームでしたし、ボールを握られている時間がある中でも、不細工ながらにしっかりと我慢強く守れたことはよかったと思います。何よりもやっている選手たちが、苦しい時間を耐えれば必ず自分たちの時間が来ると思いながらプレーしています。見ている方々とプレーしている選手たちの感覚に少し違いがあるかもしれませんが、耐えることができていると思います」

(逆に後半のいい時間帯は自分たちでリズムを作ったが、相手もしっかりブロックを作っていた。後方からの攻撃の組み立てについてどんなことをイメージしていたのか?)
「広島戦もそうでしたが、名古屋は少し人数をかけて中央を固めて守ってきました。中央を固められた守備を打開するためにもっと工夫していかないと今後、引いて守る相手に対してポイントを取る、ゴールを取ることが難しくなってしまいます。後ろからの配球や遠めからのシュートなど、工夫していかないといけないと思います。攻撃陣の交代も当たっていますし、何よりも各ポジションでいい競争が芽生えているのはいいことだと思います。選手によって技術や持っているものが違いますので、僕ら後ろの選手が良さを引き出してあげればいいと思っています」

(槙野選手も前にスペースがあれば持ち運ぶプレーがあったと思うが?)
「そういう効果的なボールの運びと配球をもっとしていかなければいけないと思っています」

(今日の試合に限らず、槙野選手のシュートブロックが目立っているが、槙野選手自身の手応えは?)
「そう思っていただけているのはうれしいです。ただ、昨年までは各個人でボールを奪う、ゴールを守るという守備でしたが、今シーズンからは横の選手や前の選手と連係して守れています。たまたま僕が最後にボールを奪っていることもありますが、それまでの過程として、前の選手がしっかりとチェイシングしたり、横の選手がしっかりとカバーしているからこそ、チャレンジにいけています。みんなで守っているという意識がありますし、最後に体を張るのは僕の仕事ですが、全員守備ができていると思っています。逆にみんなに助けられているということもあります」

(「効果的なボールの運びと配球をもっとしていかないといけない」という話だったが、攻撃でも槙野選手が積極的にボールを運ぼうとする姿勢が見られる。3バックのころもそういうプレーはたくさんあったと思うが、今季は特に意識しているのか?長めのパスのチャレンジも増えていると感じるが、その点についてもどうか?)
「まずは自分のプレーの改善のところで、監督から求められていることを体現することが僕の仕事だと思います。自分が一番意識しているのは、横の選手と前の選手、特に今シーズン新しく入った選手でしたり、小泉(佳穂)選手や明本(考浩)といったJ2リーグからJ1リーグの舞台に入ってきた選手の良さを後ろの選手が引き出すということを意識しています。どちらかと言うと、難しいことをするよりは、彼らに気持ちよくプレーさせてあげることを意識しています」

(2月、3月は苦しんで4月、5月から勝てるようになってきて、ここ最近は相手もレッズの良さを消そうとし始めている印象があるが、相手の対策を上回っていくために必要になると思うことは?)
「リカルド監督はどちらかと言うと、メンバーを固定するよりもコンディションがいい選手やリカバリーできている選手たちをうまくまわしながらやっていますので、総力戦だと思っています。11人だけで戦うわけでもありませんし、交代枠が5人あることを考えると、いい選手はたくさんいますし、そういう選手たちを起用したときに、彼らがピッチの上でしっかりと表現する、結果を残すということが今後、自分たちが上位に食い込んでいく、ポイントを取っていく上で必要になると思います」

 

選手コメント(Jリーグ)

【鈴木彩艶】
自分としては前節ミスをして、負けなかったが引き分けという結果になったので、今日はとにかくGKの第一の仕事である無失点を意識して入りました。まだまだ攻撃の課題はありますけど、まずは今日、そのGKの第一の仕事ができたことは良かったと思います。

--マイボール時に、ボランチにつけるなどチャレンジなパスが増えた印象だったが。
サッカーのやり方的に、GKもしっかりつなぎたいという監督の要求もあるので。前半もトライしていた部分はあるのですが、なかなかつなげるシーンができなくて蹴るシーンが多くなってしまいました。ハーフタイムでまた指示を得て、後半はよりつなごうという意識で取り組めたと思います。

 

【米本拓司】
自分たちがやってきた形を出せたと思いますし、その中で点を取って勝ちたかったですけど、こういうときに失点しないで終われたのは大きかったと思います。

--守備の手ごたえは?
前線の2人もサイドの選手も走って(コースを)限定してくれるので、僕と(稲垣)祥のボランチ2人が限定したところにしっかり寄せるというのをやっていましたし、そこで奪ったらチャンスというのは準備してきた形だったので、何回かは出せたのではないかなと思います。

 

コメント

  1. 1 ウラワ(IP:61.193.209.55 )

    ザイオンはホントに頼もしい見てて安心感と威圧感が半端ない、出番があるかどうか分からないがUー24でも頑張ってこいよ

    このコメントに返信

    2021年05月31日 08:52

    • 1.1 匿名の浦和サポ(IP:49.98.129.145 )

      ザイオンがキャッチし倒れた時その下にいた名古屋の選手かなり苦しそうでしばらく起き上がれなかった~それをみても彼のパワーが凄いのかわかる

      2021年05月31日 09:08

    • 1.2 匿名の浦和サポ(IP:112.70.88.80 )

      ザイオンに乗っかられたらかなわんですね。
      この場面、動画はないっすか?

      2021年05月31日 10:39

    • 1.3 匿名の浦和サポ(IP:133.106.33.33 )

      避けずにキャッチにいけるのは安心して見ていられますね。あの安心感は山岸以来。

      2021年05月31日 13:06

  2. 2 匿名の浦和サポ(IP:49.98.224.15 )

    ハイライト見たら、浦和のシュートシーンひとつもなかったよ。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 08:54

    • 2.1 ウラワ(IP:61.193.209.55 )

      うわーマジですかユンカーのカットインしてからのシュートもなかったか

      2021年05月31日 10:28

  3. 3 匿名の浦和サポ(IP:60.111.46.113 )

    連戦の疲労もあるだろうし、対戦相手も浦和を研究してきてるでしょう
    少し間があるのでここでもう一度違う姿を見せてくれるはず

    このコメントに返信

    2021年05月31日 08:55

  4. 4 匿名の浦和サポ(IP:115.65.81.235 )

    全然そうは見えなかったな。
    残り時間少なくなっても外でボール回ししてるだけ。
    1試合通して枠内シュートも実質0でしょ。
    もちろん名古屋の守備が素晴らしくてそうさせなかったのもあるけど。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 09:13

    • 4.1 匿名の浦和サポ(IP:61.202.225.129 )

      4行目に書かれているのが全てかなと。
      やはり連続無失点記録を作るだけあってチーム全員の守備能力がほかのチームと比べたら桁違いだと感じましたね。
      スタッツ見ても米本・稲垣の走行距離がダントツで
      レッズ側からしたらファイナルサードに入るのにかなり苦労して、やっと侵入できてもフィニッシュするパワーが残っていない、打てたとしても相手最終ラインのシュートコースの消し方が絶妙で枠に飛ばない。

      佳穂と武田の立ち位置逆だったら攻撃面でもっと良さが出たのになーって思いましたね。

      2021年05月31日 09:56

  5. 5 匿名の浦和サポ(IP:60.61.237.159 )

    名古屋戦のようにマテウスレベルのサイドアタッカーがいるときは槙野をSBに置いてマンマークさせてもいいんじゃないかなと自分は思った
    去年辺りから今年にかけて岩波も不安定だしシュルツ獲得は大きいな

    このコメントに返信

    2021年05月31日 09:31

    • 5.1 匿名の浦和サポ(IP:42.144.152.167 )

      槙野がサイドでマンマークなんてさせたらスピードでぶち抜かれるだけだぞ。試合を締めるって意味で槙野をサイドに置くっていうのなら賛成だけど、普通に明本と山中で使い分ければ問題ないでしょ。

      2021年05月31日 10:41

    • 5.2 匿名の浦和サポ(IP:133.106.33.33 )

      リーグ上位のサイドアタッカー相手にもやれることを見せた明本はこのままいけば、代表クラスのサイドバックになれると思う。
      正直左ウィングとしてはゴール前であと一歩で決め切れないシーンが多くて優勝を狙うには物足りないかな。

      2021年05月31日 13:11

  6. 6 匿名の浦和サポ(IP:123.225.192.5 )

    岩波、このままでは噂のショルツ、酒井の加入とデンの完全復帰があれば、FWの誰かさんのように”リーグ戦では戦力外”になるぞ。槙野だって「岩波よりマシ」程度でパスのほとんどが岩波に”渡している”だけ。強力なチームに対してこの2人のCBでは通用しない。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 10:14

  7. 7 匿名の浦和サポ(IP:60.119.242.78 )

    曖昧な返答もないし、チームの状態はかなりよさそう。引き分けたけど伸び代はこっちの方がある。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 10:46

  8. 8 匿名の浦和サポ(IP:124.33.192.6 )

    槙野さんはもう少し縦にボールをつける意識を持ってくれたら良いな。特に昨日は消極的に見えた。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 11:04

    • 8.1 匿名の浦和サポ(IP:133.106.33.33 )

      槇野からの横パス狙われ気味ですよね。

      2021年05月31日 13:12

  9. 9 匿名の浦和サポ(IP:106.128.47.239 )

    連勝で勘違いしている方が多いが、うちはまだまだこれからのチーム。一つ一つレベルアップして、ブロックを作られても得点出来るようになると思う。これからは戦術練習の時間も増えるだろうし、今ある課題を修正してほしい。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 11:05

  10. 10 匿名の浦和サポ(IP:1.75.251.121 )

    名古屋のあのブロックの中で槙野や岩波に縦パスを入れろって、、、無理だろう。
    ましてや今季は後ろからのファールを取ってもらえない傾向があるのにブロックを作られている中で縦パスはない。
    寧ろサイドの選手や2列目の選手のアイディアの無さがビルドアップが上手く行かない要因だと思うし、槙野と岩波が強豪チームに通用しないなんて何を見て言っているのか疑問。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 11:59

    • 10.1 匿名の浦和サポ(IP:153.144.191.159 )

      リーグ開幕当初と比べれば嘘のように守備が良くなっている。チームの成長がすごくよくわかるから、見てて楽しいけどな。

      2021年05月31日 14:40

  11. 11 匿名の浦和サポ(IP:111.239.171.198 )

    名古屋の守備は槙野、岩波、柴戸にはスペースを与えてミスを誘っていた。
    競り合いに勝てないことで、プレーが小さくなったり、視野が狭くなっていく。
    相手に長澤がいるのだし、色々と分析はされていたと思う。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 12:47

  12. 12 匿名の浦和サポ(IP:118.238.247.101 )

    上位チームのDFも、上位チームには通用してないんですよね(名古屋が川崎にチンチンにされたのがいい例)。
    個人能力も大切だし、槙野や岩波にもっと頑張ってほしいのは確かではありますが、チームでも守り方を徹底していかないとおそらく誰を獲得しても上位には歯が立たないと思います。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 12:52

  13. 13 匿名の浦和サポ(IP:49.106.188.62 )

    あと、選手の距離も遠いし3人目4人目の動きがない。
    これは選手の力量というよりリカルドの指導力の問題だと思う。

    このコメントに返信

    2021年05月31日 16:28

  14. 14 匿名の浦和サポ(IP:180.0.11.61 )

    槙野さんよ!
    最後の最後まで勝点3を取りに行く姿勢があったなら、なぜあなたは安全牌の横パスバックパスしかしないの!
    あんな緩いサッカーでその言葉聞いても、しらけるから、口だけは止めてくれ!

    このコメントに返信

    2021年05月31日 23:47

  15. 15 匿名の浦和サポ(IP:221.243.200.129 )

    バックパスが本人のせいならそれは
    チームでもなんでもないな
    チームプレーなんだから効率的なパスを出せないのはチームのせい、動き出しやポジショニングにも問題はある

    このコメントに返信

    2021年06月01日 06:39

  16. 16 匿名の浦和サポ(IP:125.196.210.128 )

    パスが出し手と受け手の双方が必要、って事すら理解してない人が居るようで。

    このコメントに返信

    2021年06月01日 11:16

  17. 17 匿名の浦和サポ(IP:175.177.42.177 )

    名古屋戦の結果は新しい浦和の攻撃力が
    今のリーグでどの立ち位置にいるのかを図る試合だった様に
    思います。(名古屋もメンバーが変わっているので絶対的な指標ではないけど)これから、豪華なメンバーでどこまで鍛え上げて行けるのか楽しみでしかない。

    このコメントに返信

    2021年06月03日 09:46

コメントを書き込む