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『理想を言うと、やはりわれわれとしてはボールを握って、試合を支配して進めていくことができれば良かった(リカルド監督)』J1 G大阪vs浦和 監督コメント抜粋

J1リーグ第14節『ガンバ大阪vs浦和レッズ』の監督会見を引用紹介させていただきます。

 

ここで紹介しているのはコメントの一部です。
全文は引用元の
浦和レッズ公式
Jリーグ公式
をご参照ください。

 

監督コメント(Jリーグ)

[ リカルド ロドリゲス監督 ]
前半はどちらかというと効率的な、ボールを奪って出ていくような展開が多くなって、その中で点が取れました。G大阪にボールを持たれて支配されてしまって、なかなかボールを奪い返すのは簡単ではなかったですが、その中でもディフェンスをしっかりしてボールを奪って、そこから点につなげていったという、別の武器で試合をモノにできたことはまた1つ良い部分でもあると思います。そういうことがよりコンプリートなチームになると思いますし、ただボールを握るだけではなくて、苦しい時間でもそういうことができるのは良いことだと思います。

ただ理想を言うと、やはりわれわれとしてはボールを握って、試合を支配して進めていくことができれば良かったです。ただ自分たちにとって完璧でないときでも試合に勝ち切れるところは、また1つ良い部分だったと思います。

 

リカルド ロドリゲス監督 G大阪戦試合後会見(浦和レッズ)


※画像はサイトのスクリーンショットです。

[質疑応答]
(前回のベガルタ仙台戦から一週間空き、柴戸 海選手と田中達也選手がスタメンに入った。田中達也選手は久しぶりのリーグでの先発で素晴らしいプレーを見せたが、練習などでどういうところを見て彼のスタメン起用を決めたのか?)
「田中達也に関してはそれ以前の試合、柏レイソル戦やエリートリーグなど他の試合でいいパフォーマンスを発揮できていたことがありました。それから彼の高いインテンシティ、守るときには力強く行けるところなどをいろいろ加味した上で、彼を起用しました。

柴戸 海に関しては、ディフェンスのところでより広範囲に守れる力もありますし、相手の勢いを止められる力も持っています。もちろんボールを握るところにおいても、彼の力は役に立つと思いました。前回のベガルタ仙台戦では彼はケガで出場できる状態ではなかったのですが、彼を含めてすごく重要な選手たちがいる中で、今回に関しては柴戸 海の起用を決断しました」

(2得点のキャスパー ユンカー選手、そして小泉佳穂選手を割と後半の早い時間に交代させたが、それは水曜日のYBCルヴァンカップ 横浜FC戦に勝たなくてはいけないことが頭にあったのか?)
「あらゆる面があります。まず一つに、相手にボールを持たれて、簡単に自陣まで押し込まれる形が出てきてしまっていたので、より高い位置から守れるようにする意図があって、交代をしました。もちろん次の試合のこともあれば疲労の部分のコントロールも出てきますけど、どちらかというと戦術的なところです。それから水曜日の試合、連戦でその次のヴィッセル神戸戦のことなどあらゆる面があります。どれか一つではなく、あらゆる面を考えて今回の決断になりました」

(今日は武藤雄樹選手と小泉佳穂選手の位置を入れ替えたような形だったが、この判断はアビスパ福岡戦とベガルタ仙台戦を見てのことか、それともガンバ大阪への対策という意味があってのことか?)
「これもあらゆる面があります。今回の試合では小泉佳穂のポジションを一つ前に上げてディフェンスすることが良いと思ってそういう判断をしました。武藤に関しても、左はやり慣れていないところはもちろんあるのですが、その中でもしっかりとやってくれましたし、右からのクロスに対して彼がシュートに入っていけるような立ち位置であったり、そういういろいろなところを考えながら起用をしました」

(必ずしも理想的な戦いではなかったという話だが、守備面については?)
「よりボールを持てればよかったのは事実で、そこはさらに改善すべき点だと思います。ただディフェンスのところを見れば、エリア内のディフェンスのところなどをしっかりと堅く守れたのは、これまでと比べてすごく改善した部分だと思います。それから全員がチームのために戦ってくれた、そういった一つひとつのがんばりというところは、すごく良かった部分だと思います。

G大阪も外だけではなく内側の攻撃もしっかりとできるチームなので、そういった相手に対して完璧とまではいかないにしても、しっかりと堅く守れた部分もたくさんあったと思います。先ほどお話しした通り、よりボールを握ってという試合展開が理想ですけど、それ以外を求められる場面、今回のような試合もあると思いますが、そういったときにしっかりとこうやって守れたところは、これからさらに上に上がっていくため、よりチームを完璧にする上ですごく大事だと思います」

(中2日でYBCルヴァンカップの横浜FC戦を迎える。グループステージ突破に向けて大事な試合になるが、意気込みを)
「我々は、他の結果が許されない状況です。勝たなければいけない試合なので、まずはしっかりと次の試合に勝てるために、疲労や戦術的なところ、あらゆる面を判断して試合に臨んでいければと思います。次の試合に勝つためには、今考えられる一番いい構成でいかないといけません。YBCルヴァンカップでさらに先に進んでいきたいので、ぜひ勝てればと思います」

 

監督コメント(Jリーグ)

[ 松波 正信監督 ]
準備の少ない中で、選手たちは本当によく前向きに取り組んでくれました。本当に短い時間でしたけども、その準備の中で少し前にかかる守備だったり、攻撃だったりというのは少し出ていたんじゃないかなというふうには思います。ただ、前半で0-3というスコアにされましたので、その辺は同時進行というか、次の修正点としてしっかりと改善していきたいなと思っています。

 

コメント

  1. 2 321川崎戦を忘れるな!リカルドと優勝を祝いたい!(IP:116.64.113.91 )

    「勝って兜の緒を締めよ」
    3対0と完封してもしっかりと課題を把握してるリカルド信頼できます。レッズに来てくれてありがとう😊

    このコメントに返信

    2021年05月17日 06:36

  2. 3 匿名の浦和サポ(IP:14.11.5.161 )

    メンバーを固定せずに12〜16番目の選手を常に念頭に入れて戦術を練っている。チームに健全な緊張が走ってい流ので「強くなる気」しかしない!

    このコメントに返信

    2021年05月17日 06:42

  3. 4 匿名の浦和サポ(IP:118.237.66.230 )

    ボールを持たされて横に回すしかないガンバに、以前の浦和の姿を見る思いがした

    このコメントに返信

    2021年05月17日 06:53

  4. 5 ウラワ(IP:61.193.209.55 )

    ようやく優秀な監督が来た、リカと共に絶対リーグ優勝しよう

    このコメントに返信

    2021年05月17日 07:44

  5. 6 匿名の浦和サポ(IP:153.203.200.29 )

    リカルドが意図しない戦い方でも勝利を収める事が出来た。
    これは大きな収穫でもあり課題でもある。
    特に後半の戦い方はリカルドも不満でしょうね。
    今後はポゼッションをもっと上げてビルドアップの精度を高め対戦相手を圧倒して欲しい。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 08:02

    • 6.1 匿名の浦和サポ(IP:218.231.212.52 )

      特に後半ということはなく、前半から相手にポゼッション率で上回られて2点目3点目も相手を押し込んで崩したのではなくカウンターから。選手交代でも改善せずHTも試合終了後もポゼッション率は全く同じで、前後半通じてリカルド監督が意図するボールを保持して主導権を握るサッカーができてなかったはずだけど。
      自陣ビルドアップで相手プレスの第1波をかわして敵陣に侵入できれば相手はリトリートしてブロックを形成するはずなので、特にボランチコンビにはがんばってもらいたいね。

      2021年05月17日 11:11

    • 6.2 匿名の浦和サポ(IP:218.231.212.52 )

      それともビルドアップよりプレッシングの方に課題ありかな。

      2021年05月17日 11:54

  6. 8 匿名の浦和サポ(IP:126.158.36.12 )

    前半3-0で折り返して後半失点しなかったは目み見える改善だ。
    横綱相撲じゃないか。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 08:18

    • 8.1 匿名の浦和サポ(IP:218.231.212.52 )

      ゴール前で体張って守るのでなく、ボール保持して相手を自陣に寄せ付けないのがリカルド監督の意図する横綱相撲だと思う。

      2021年05月17日 11:13

  7. 9 匿名の浦和サポ(IP:133.32.224.146 )

    リカは支配するサッカーを目指してるのかな?
    得点パターンの多くは素早いカウンターなんだよね。
    そこのギャップだけ心配してる。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 08:28

    • 9.1 匿名の浦和サポ(IP:218.231.212.52 )

      クラブとしてカウンターとポゼッションのハイブリッドなサッカーを目指していたはず。
      ボール保持して主導権を握るサッカーをベースとしつつ、昨日みたいに手数かけず攻めきれる場面では躊躇なくカウンターで一気に攻め落とす、ということでないかな。

      2021年05月17日 11:20

    • 9.2 匿名の浦和サポ(IP:218.231.212.52 )

      カウンター一辺倒だとリトリートしてスペース消して対策してくる相手には手詰まりになるだろうし、先週のトレーニングでも敵陣に押し込んで崩すトレーニングにも着手し始めてる様子では。連戦でなかなかミッドウィークにトレーニングができないってだけで、得点パターンはまだこれから増えてくるのだと思う。
      昨日の1点目も、押し込んだ状態で柴戸の速いサイドチェンジを起点に相手ブロックを左右に揺さぶって大外の田中達也のところでフリーでクロス上げれる状況を作り出せてたのでないかな。

      2021年05月17日 11:31

    • 9.3 匿名の浦和サポ(IP:126.208.165.247 )

      なるほどなるほど、
      結果として生まれたゴールがカウンターからが多いだけで、ハイブリッドで両立させることを目指してるっていうのにしっくり来ました。
      ミシャサッカーのように、流れから崩せるようになるとかなり驚異ですね。
      お二方、ありがとうございます。

      2021年05月17日 12:23

  8. 10 匿名の浦和サポ(IP:106.129.38.254 )

    そこは考え方次第じゃない?
    昌子に持たせるように仕向けて、出しどころ奪っておいてそこから奪ってカウンター、みたいなのはある意味では試合を支配出来てるからやれる芸当だと思うよ。
    ボール支配率というよりもゲームコントロールに重きを置いているような。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 10:54

  9. 11 匿名の浦和(IP:49.98.212.232 )

    長期に渡ってレッズで監督をやって欲しいですね。早く埼スタで生で観戦したいです。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 10:56

  10. 12 匿名の浦和サポ(IP:126.158.36.12 )

    まだ分からん。今後、化けの皮が剥がれる可能性も大いにある。
    恒ちゃまみたいにね。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 13:02

    • 12.1 い(IP:106.128.35.74 )

      恒ちゃまは化けの皮も何も、去年からやってるサッカーは酷いもので、東口が大奮闘して失点少なかったってだけだったけどね笑

      2021年05月17日 22:11

  11. 13 匿名の浦和サポ(IP:111.102.192.1 )

    リカ監督は杉本の可能性を信じているのだから、サポーターも見守るしかないでしょう。

    このコメントに返信

    2021年05月17日 19:19

  12. 14 匿名の浦和(IP:49.98.212.232 )

    また毎試合毎に更なる進化を遂げて行くのを期待しちゃうんですよね。底が見えて来ないと言いますか、フロントもめちゃくちゃ本腰入れて居るので応援したいです。3年計画の2年目でこの状況なので来年の今頃は独走体制を築いて欲しい…

    このコメントに返信

    2021年05月17日 19:27

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