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小泉佳穂はサッカーIQが高いユーティリティ トップ下、ボランチ、サイドでも生きる【沖縄番記者が解説する新加入選手取扱説明書コラム】(浦レポ)

(Report by 仲本 兼進)

昨季、琉球の中心選手と飛躍

FC東京の下部組織出身で、前橋育英高時代にはインターハイで優秀選手に輝いたことのある生粋のゲームメイカーは、青山学院大を経てプロ入りした琉球でシンデレラボーイとなった。

ルーキーイヤーは2019年。先発出場は1試合のみだったが、トップ下でボールをさばき、流れを変えるジョーカー役を担い12試合に出場した。しかし最終的にはプロの水に馴染めないまま実力を発揮できず1アシストのみに終わったシーズンとなった。

しかし翌年、小泉はチームの中心選手となった。それは、結果が出ずとも実戦経験を積んだ一年目におけるプロのスピード感と力強さを確実に掴み取り、ウィークポイントを克服することで自らのプレースタイルをチームに還元できたことが大きい。特に一対一の場面においては、相手の当たりに対して自身のファーストタッチの判断と技術を高めることで上手く相手をいなし、展開を優位にするという術を表現していた。172cm・63kgという華奢な体格の彼から一見簡単にボールを奪えそうにも見えるものの、相手に押し込まれたように見せかけて上手く引きながら裏をかくという姿を随所に見せた。経験に基づき高めたスキルは味方の信頼に繋がり、自然と小泉の足元によくボールが集まるようになっていった。

 

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