長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
【2020浦和レッズ沖縄キャンプ・ギラヴァンツ北九州戦:トレーニングマッチレポート】岩波らが指摘した、勝利の中で内包する課題
トレーニングマッチ3試合連続の勝利
浦和レッズは沖縄県での第二次トレーニングキャンプの初日となった2月3日に、ギラヴァンツ北九州とのトレーニングマッチを実施した。45分×4本の形式で、合計スコアは9-3での勝利。選手の入れ替わりが多かった90分終了のタイミングでスコアを記すと、1試合目が4-1、2試合目が5-2という内訳だった。
※クラブからの要請により、今トレーニングマッチに関しては布陣図、各選手出場時間を掲載致しません。ご了承ください。
1月29日のジェフユナイテッド市原・千葉戦は、前回のトレーニングマッチレポートで記したように相手がブロックを作る守備からスタートしていた。しかし、この日の北九州はどちらかと言えば前から追うことを主眼にしていたので、GKの西川周作は「両方を体験できたのが、まず良かったことだと思う」という印象を口にしている。
その中で、浦和はショートパスによるビルドアップを試みて相手に引っ掛けてしまう場面が散見された。また、自陣サイドの深い位置でパスを繋いで、そこから脱出できずにボールロストや相手スローインにしてしまった場面があったのは分かりやすい課題となった。
ただ、この日効果的だったのは興梠慎三とレオナルドの2人がカウンターの起点になる場面を多く作ったことだろう。
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