長年レッズを追いかけ続けるサッカーライター島崎英純さん、ミスターレッズ福田正博さんが浦和レッズについて熱く提言を行う「浦研プラス」。
今回、浦研編集部の許可を頂き、有料記事の一部を転載させて頂きます。
【2020浦和レッズ・沖縄キャンプレポート】第一次キャンプ2日目。早くも戦術練習を開始(浦研プラス)
仔細な大槻監督の指導
浦和レッズは2月14日から沖縄県国頭郡金武町の『金武町フットボールセンター』で第一次キャンプを開始した。
今回の第一次キャンプは20日間という長丁場。また、第二次キャンプは7日間だが、第一次から間を置かずにチームは沖縄に留まるため、総計27日間の長期日程となる。そうなればキャンプ中のトレーニングメニューも今までとは異なるアプローチで進めなければならない。例えば昨季のオズワルド・オリヴェイラ監督は完全オフ日を1日しか設けなかったが、今回は連続で2日間のオフ日を設定する可能性もある。また基本的に1日2部練習だが、選手の疲労を考慮して1部練習へ変更したり、トレーニング時間も日毎に異なるかもしれない。ちなみにキャンプ初日は当日に埼玉から沖縄へ移動したこともあって軽めのダウントレーニングのみとなり、翌日のキャンプ2日目の午前練習はインターバル走などで心拍などを計測して各選手の現状のコンディションを把握する作業に充てられていた。

トレーニングに参加している選手は以下の通りだ。
GK西川周作、福島春樹、石井僚、鈴木彩艶(ユース、二種登録)、DFマウリシオ・アントニオ、鈴木大輔、槙野智章、山中亮輔、荻原拓也、岩武克弥、岩波拓也、山田奈央(ユース)MF宇賀神友弥、長澤和輝、柏木陽介、マルティノス、伊藤涼太郎、青木拓矢、阿部勇樹、汰木康也、柴戸海、武富孝介、関根貴大、FW武藤雄樹、ファブリシオ、杉本健勇、興梠慎三、レオナルド、工藤孝太(ユース)。
青森山田高から新卒で加入するMF武田英寿は全国高校サッカー選手権大会に出場したため、まだ合流していない。またMFエヴェルトンは結婚式のためにブラジルからの帰国が遅れているが、明日には合流する予定だ。そしてDF橋岡大樹は現在タイで行われている『AFC U-23選手権』へ出場しているためにチームを離れている。また、ケガによるリハビリやコンディション調整で現在別メニュー調整を行っているのは武藤雄樹、宇賀神友弥、ファブリシオ、武富孝介の4人となっている。
キャンプ2日目の午後練習はさっそく戦術に特化したトレーニングが行われた。エリアを定めた4対2の鳥かごや目印を立てたうえでのパスワークなどをこなした後に、まずは4対3の攻撃シチュエーション練習を実施し、最後は10分2本のミニゲームを実施した。
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