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山道強化本部長が、これまでの状況と今後について説明 新体制については「暫定」を強調(浦レポ)
(Report by 河合貴子)
内容的に乏しい印象が解任決定の要素の一つ
暫定ではあるが、大槻新監督が就任する経緯を山道強化本部長は「Jリーグの監督ができるライセンスは、S級を持っている人でなければならないルールがある。大槻君はユースの今は監督だが、浦和の指導者や仙台、大宮の指導者をしてきた。私も長年、彼の指導やキャラクターを拝見している中で、そういう時になったら、お願いをする1人だと考えていた。上野君もプレーヤーとしてのキャリアや指導者のキャリアもあり、当然S級も持っている。いろんな準備はしていたつもりだ。
ただ、今の現状で5試合で勝ち点2しかない。やはり、経験のある方にやってもらわないといけない。当然、リストアップをしている中で、暫定という形で選択肢を残しながら前に進んで行く。もちろん、この世界だから全てが順調に運ぶかどうかは分からない。なのでいろんな要素を勘案した中で、「まずは暫定で受けてくれるか?」「受けます」と言っていただいた経緯です」と険しい表情で話した。
そして、国際Aマッチウィークでの中断期間に関して「堀監督が昨年、為し得た業績があった中でスタートダッシュにつまずいた。逆に、彼にこの2週間で検証して改善するとことを話したし、トライした。それは、システムや配置に関してコーチ陣で話したことを聞いている。4試合を終わった中で、託した。昨日の状況の中で、うん・・・」と間を空けて「ちょっと風を変えないといけないという話になった」と、中断明けの磐田戦で、逆転負けを喫し、監督交代へと踏み切ったのだ。
そして、暫定の大槻新監督について「大槻君は、非常にサッカーの戦術に精通している。彼もスカウティングから地道にやってきた人間なので、分析力はあると昔から理解している。上野を含めて「何故、こうなったのか?」と戦術的なこと、ディシプリン的なことや気持ち的なこと、なんで今の状況が起きているのか、具体的にいち早く分析してもらってやれる力がある。俯瞰的に物事が見ることが出来る」と大槻新監督のサッカー戦術に精通している分析力に大きな期待を寄せて「何がウィークで、何がストロングなのかを整理してもらい対処してもらいたい。サッカーは、歯車が狂うとなかなか機能しない。うまくチェーンを繋げてもらいたい」と話した。
また、山道強化本部長は「1月16日にラファ(ラファエル・シルバ選手)が、中国に移籍したのは事実。もちろん、チームにとっては難しい状況が生まれたのは事実で、その後に紆余曲折があったが、アンドリュー・ナバウトを獲得したのが最近の状況だ。そういう面での難しさはあったと思う」と堀監督が窮地に陥った要因を感じていた。
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