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補強ポイントはストライカーとセンターバック【浦和レッズ新強化体制記者会見全文レポート】(浦レポ)
〇質疑応答
Q:監督の続投発表がホーム最終戦の翌日だったと思いますが、そのタイミングになった理由はどういったものがあったんでしょうか。
立花:ACL の決勝戦が終わった後に新しい強化体制についてというリリースを出させて頂きました。そこにも書かせて頂きましたが、本来は体制であったり人事に関しては、特に今年に限って言うと最後の最後まで残留争いをしていましたので、そういう事を配慮してシーズン終了後に発表するということがクラブとしてありました。土田 SD はその前から新しい監督をどういう風にするかということを色々な検討を重ねてきました。そういう中で実際に発表するのはリーグ戦が終わってからにということになりました。8日がチームの解散式でした。その時にみんなが集まっている前で、まずは中村 GM がお話をされて、私としては感謝しかありませんけれども、今シーズンでチームを去るメンバーが部屋から退出して、その後ここにいるメンバーが入ってきて挨拶をしてもらいました。大槻監督については、試合翌日の朝一番に大槻監督と二人で話をしまして、来シーズンもよろしくお願いしますという話をしました。それが事実です。
Q:短期的な結果があった方が望ましいのは事実だと思います。その方が体制も安定するということに繋がるでしょうし、そうした意味で今季のサッカーの部分での課題がどういうところにあり、来季に向けてどういう事に取り込まなければいけないと考えているのか、あるいはどんなことに着手しているのかということを教えていただけますか。
土田:今、自分が思う大切な所は、短期的なところの結果を求めるだけではなく、昨シーズンだけのことを考えるのではなくて、なぜ浦和レッズはこうなっているのかということを考えるのが最重要だと思っています。先ほど申し上げました通り、今まではコンセプトがない中で、目先の勝利、結果ばっかりを求めて、うまくいかなくなったら監督が変わりサッカーも変わる、獲得する選手も変わる、その繰り返しを重ねてきました。それが今後の浦和レッズにとってそこは避けたい。新しい浦和レッズを作るためには新しい目標を立てて、コンセプトを作り、チームを作っていくという流れにしなければいけないと思っております。 今季は、シーズン途中の監督交代というものがありました。今までやってきたことの同じことを繰り返してきている。そういうところをもう一度ちゃんと見直す。そして来シーズンは新しいコンセプトの下、大槻監督でこれから新しいレッズを作っていく。そういうスタートだと思っています。
西野:大事なことはチームのコンセプトをしっかり定めて、しっかり大槻さん始めとしたコーチングスタッフとしっかり議論して合意をしてもらって、クラブ主導のチームづくりのコンセプトのもとにそれをピッチ上で体験してもらうと考えています。我々はそのための準備を選手編成を含めて、万全の体制でチーム始められるような体制を作るために一生懸命仕事しています。シーズン始めには監督が言い訳をできない環境を作ることが我々のミッションだと思っています。
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