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試合前、試合中、試合後、両指揮官が見応えある手腕を発揮して3-3の打ち合いに【浦ビュー】

今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。

 

J1第27節 レビュー
サガン鳥栖vs浦和レッズ 3-3。

 

いつも読んで頂きありがとうございます。
今回も開いて頂きありがとうございます。

 

本当は広州戦のプレビューを作ってからとお伝えしてましたが、鳥栖戦をしっかりと清算しておかないと前に進めない気がして、いつもよりも浅くザックリとした短文なレビューですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

では、レビューを始めたいと思います。

 

 

 

 

 

〜驚きの両チームのスタメン〜

 

まずはスタメンからです。両チームとも驚きました。

 

画像1

 

—サガン鳥栖—

 

・最近スタメンの多かった安、三丸がベンチ。
・安の主戦場だった右SHには金森が起用。
・三丸の左SBには金井が起用。
・最近の傾向と経験を重視して福田だと思っていましたが若い松岡を起用。

 

特に三丸ではなく金井、安ではなく金森とキャラクターの違う選手を起用させた点に浦和をどのように破壊させたいかの意図は見えました。

 

—浦和レッズ—

 

・興梠が「まさか」のベンチ外。
・中央CBには大輔先生が起用。
・キックオフ後に武藤が1トップ、ファブリシオがシャドー起用が判明して再び驚きました。

 

興梠は怪我の事情だと思いますが、大一番に最大のゴールゲッターが欠場となりました。

 

両チームとも相手の予想スタメンを外す11人を用意した形になったと思います。このスタメンで功を奏した浦和と失敗した鳥栖が前半の点差に表れたかもしれません。

 

〜前半戦〜

 

•両チームの狙いハッキリと

 

鳥栖のキックオフはプレビュー通り浦和から右サイドに放り込み。この試合を象徴するかのように鳥栖のファールで試合がスタートしました。

 

20秒のシーンでは大輔先生から橋岡へロングパス。

 

27秒のシーンでは長澤がボールを奪ってから背後へ走る武藤へスルーパス。

 

38秒のシーンでもボール奪取したエヴェルトンが間髪入れずに武藤へロングパス。

 

1分45秒は大輔先生→槙野に横パス→右SH金森がプレス→鳥栖のCBとSB間を狙う背後のロングパス。

 

3分10秒は大輔先生が競り勝ったセカンドボールを岩波が前を向かず間髪を入れずに大きく前線に放り込み。

 

3分45秒は岩波が身体を張って競り合ったのが後ろに流れたのを大輔先生がドフリーで回収したのを間髪を入れずにダイレクトで前線へ。大輔先生はドフリーで前線を冷静に見えていたのか、大きな空間ができていたファブリシオにドンピシャに届けることができました。大きな空間だったので、ファブリシオには是非運んで欲しかったのですが、後ろの青木にすぐに預けてしまいました。その間に鳥栖に帰陣されてしまい、何かを起こすことはできませんでした。

 

試合開始の攻撃が1番チームの狙いが見えると言われたりしますが、ハッキリと狙いは見えてきました。

 

特に1分45秒の槙野の選択は繋がらなかったものの、チーム全体の狙いを象徴しているものであり、セレッソ戦を筆頭に最近の試合では、西川も絡めて最終ラインで落ち着かせて前進させていこうと選択していたプレーとはある意味真逆の敵陣からプレーを始める選択をした前進を見せました。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

一方で鳥栖も1分03秒に自陣で岩波からパスカットに成功してボックス内で金崎のシュートまで完結。

 

2分05秒のスローインから浦和の前に前にを利用してクエンカ→背後を突いた金森→マイナスのクロス→クエンカという流れまで作りました。

 

低い位置からの運びは下から下から地上戦で、金森のクロスもマイナスのグラウンダーで合わせる球種であったので、この1シーンだけを見ても鳥栖がちゃんと作り込まれていることは分かります。そして、浦和の守備陣の傾向は既に見抜かれていましたね。鳥栖3点目が好例です。

 

 

4分45秒のシーンからはプレビューで言及したことの重ね技でチャンスを作り出しました。

 

画像2

 

鳥栖はゾーン3まで侵入しましたが一度下げてGK高丘から作り直したときです。

 

クエンカ、金井、原川が左サイドでポジションチェンジすることでズレを作ったシーンです。そして、浦和のWBの大外に人を立たせることもやっていて、浦和の最終ライン5枚に対して6枚立つことによって、クエンカが外側からではありますが、浦和の2列目を越えていくパスを送りあとは連鎖のようにパスが繋がり、右サイドで展開してクロスを送る形まで作りました。

 

ボックス内で鋭いチャンスを2つ。そして、お得意の左サイドでズレを作ってからの右展開。鳥栖は出だし最高だったと思いますが、先制点は浦和が取りました。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

•先制点

 

両チームハッキリすぎるほどハッキリと狙いを見せたスタートとなりましたが、浦和が先制しました。

 

もう何十回もリピートしているので、その素晴らしさは分かってると思いますが、簡潔に整理しておくと…

 

①西川のキック
②橋岡の空中戦の質的優位
③ファブリシオのシュワッチ
④武藤の”左足”

 

特に②は大きな違いが出せたと思います。
4月のガンバ戦のレビューに確か書いたと思うのですが………

 

橋岡は空中戦に強いことは皆んな分かってる
橋岡の空中戦を沢山使わない手はない
じゃあどう使う?
→西川のキック時に予め中央に置いておく?
でも、中央だとセカンドボールを拾われたらカウンターがヤバイ
→じゃあ、やっぱりサイドで!
でも、もっと橋岡の脅威を思い知らせたい
→じゃあ、橋岡にサイドからゴール方向に走ってもらってそこに合わせるように西川に蹴ってもらおう!

 

前進の手数が少なくもどかしい日々を送っていた4月に無理矢理打開策を考えた”橋岡の空中戦の質的優位を生かそう大作戦”が、この大一番でゴールに直結しました。

 

今までもゴールに至らなかっただけでやってた思いますが、今回ようやくゴールに直結したのを良いイメージに西川のキックのときは橋岡はサイドで待ちながら競り合うのではなく、ゴール方向に走りながら……の回数を増やして欲しいですね!

 

相手としたら、CBとSBの間だったら一瞬どっちが行くの?ってなるし、ボールの軌道とともに橋岡が突進してくるような視野になってると思うので、私は有効な入れ方だと思います。

 

勿論、西川のキックの質ありきですが、あの西川周作さんなので問題ないです。

 

鳥栖目線からすれば、秀人が競り負けたことは要因の1つですが、左SBの金井が中央に絞ってカバーするのではなくサイドに流れたのが優先順位としては間違っていたと思います。先ずは、ゴールに近い選手、スペースから抑えておくべきだったと思います。

 

そして、ファブリシオが武藤に逸らしたときに金井はラインを上げてオフサイドを取ろうとしましたが、反対の右SB原が取り損なったので、武藤はオフサイドになれずでした。

 

武藤は今季どのような成績を歩んできたかはほっといて、浦和の最前線に立つ責任をいきなり結果で残せて良かったですね!

 

浦和が先制点を挙げました。

 

 

•秩序を打ち立てたい鳥栖

 

本当に細かいですが、先制された後の鳥栖のキックオフの始め方は、試合開始のとは違い、足元足元で繋いで始めました。そのキックオフに相応しい進め方を鳥栖は見せたと思います。(キックオフの始め方重要!)

 

浦和は早々に得点したこともあり、基本的にボール保持時は0-0のときと同じ手段を選択することが多かったです。

 

10分00秒のシーンでは、「大輔先生→槙野→槙野に金森がプレス」となった時に、槙野は右利きであることを生かして中央側に持ち運んで金森をかわしてから一気に背後へ武藤を走らせるロングパスを送りました(セレッソ戦との違い)

 

11分30秒のシーンもダイレクトパスを多用して前向きな選手へとりあえず送り続けてみたり、全く通りませんでしたが、関根から橋岡へ躊躇なくサイドチェンジしてみたりしました。

 

更に更に12分40秒のシーンは、お得意な岩波から関根への斜めのサイドチェンジから長澤の惜しい枠内のシュートまで完結させました。

 

17分40秒のシーンもクロスの人数が整っていないように見えましたが、長澤から大外でパスを受けた橋岡は間髪を入れずにダイレクトでクロスを上げたりシンプルにどんどんゴール前に近づいていく姿勢で攻撃を仕掛けてきました。

 

 

一方の鳥栖は、序盤で浦和が前に前に来てくれたのを利用して自分たちもスムーズに前に前に運んだ感じでしたが、基本的に自分たちがボールを持って主体的に攻め込んで行きたいので、先制して浦和がある程度自制してきたことによって、自分たちが思い描いていた展開になったと思います。

 

しかし、高丘や2CBや松岡がボールを持った時の次へのポジション移動がセレッソ戦とか他の勝ち試合に比べて少しずつ狭いというか、次へのポジション移動が遅いように見えました。

 

それでも巧く規律あることに間違いはなく、焦れることなく地上戦に挑んできました。

 

色々、効果的な前進があったのですが・・・

 

画像3

 

図は見にくくてあまり好まないですが、

 

上図は要するに、原川がボールを持った時に大外のクエンカがちょっと下がって足元からのパスコース役となる&橋岡は少し釣りだされる→それによってできて橋岡と岩波と橋岡のスペースに金井が入って原川からのロングスルーパスを受けました。→クロスの終わり方は当然グラウンダーでのクロスです。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

WBが先に動いてHVの脇へロングパスを通したのは、このシーンほど綺麗に取れたシーンは他にないですが、関根サイドでも2回ほどありました。

 

相手を見ながらサッカーできている感は鳥栖からとても強く感じました。

 

しかし、明確な決定機までには至らせてなく、先制したことにより5-4-1とセットすることができたのは浦和にとって大きく、大輔先生を筆頭に一瞬一瞬ラインコントロールを調整していたのに対して揺さぶり続ける鳥栖の人数が足りなく浦和の最終ラインが大きく釣りだされる、動かされることをあまりされなかったのでよく守れていたのだと思います。

 

この部分は後で深く言及。

 

・構図変わらないまま浦和が追加点

 

浦和の追加点は28分00秒から決まりました。

 

浦和のクロスがサイド深くに流れて鳥栖がクリアしたのを大輔先生が素晴らしいインターセプトで奪取しました。大輔先生のインターセプトにより、鳥栖に脱出させなかった&浦和が攻撃陣形のまま再度攻撃が仕掛けることができたことが最大の要因だと思います。

 

なので、最後はシステム上の優位性を生かしたとは言い難いですが、ちゃんとポジションを取り直してクロスを上げやすい視野と身体の向きを確保した橋岡のクロスから解説者の言葉を借りれば「当てに行った」長澤のお洒落なゴールまで繋がりました。

 

個人的には最初のクロスが合わず流れてしまったときに原川が大きく蹴ろうとしたのを岩波が詰めたことがめっちゃ良かったと思います。

 

その岩波の気遣いがなければ、原川は大きく蹴り込めたことを考えると、大輔先生のインターセプトは絶対になかったと思います。

 

しかも、本当は急いで下がらないといけない岩波がそのような行動を取ったので、もしも、大輔先生がインターセプトできずに鳥栖に繋がって岩波の本来のスペースから攻められて失点したら、絶対に「岩波はどこで何をチンタラ歩いてたんだ!」って叩かれていただろうし。

 

そういう意味でも岩波の気遣いと勇気に大輔先生が応えたという味方もできますよね!

 

こう考えると、最後のPKと同じぐらい感動的なシーンに思えてきませんか?

 

ということで、長澤の素晴らしいゴールのプロセスには岩波の勇気とそれに応えた先生がいたことを語り継いで欲しいと思います。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

•前半の終盤

 

浦和は2-0になってもやることは変えませんでした。

 

コーナーキックを皆んなが水分補給している意表を突いてクイックスタートさせてみたり、鳥栖のコーナーキックを西川がキャッチングして素早く前方へ走る武藤へスペースに流し込むロングフィードを送ってみたり、相変わらず橋岡の空中戦を使おうとしたりしていました。

 

31分20秒には、久しぶりに浦和の最終ラインでのビルドアップを見ると、鳥栖は4-2-4気味に対応していました。大輔先生がそれ以上に巧く「4人出てくるならあそこ空くでしょ!」とシャドーの長澤に柔らかなロングパスを届けました。この辺りも前に出てこられたらバックパスではなく、前に出てこられたらそのスペースを使おうよ!ということができていて、セレッソ戦でのレビューで言及してきたことが少しずつ丁寧にできていたと思います。

 

鳥栖的には小野が動きすぎたかなという感想です。豊田がいない時点で空中戦ではなく地上戦で来ることは分かってましたが、金崎と本来繋がっていて欲しい選手がいなくなってしまいました。今までの試合はそれでも良かったかもですが、今日の浦和には効果を出せませんでした。

 

前回対戦で鳥栖が機能していたことは、浦和の3CBの正面に3人立っておいて影響を与えて、留めておいて、その背後を他の選手がロングパスで突くことでしたが、ここまでの小野やクエンカは浦和のCBの視野にしっかり収まっておくことが少なく、単に金崎に背後に抜け出させるボールを送っても浦和はしっかりと対応するだけでした。多分、途中から小野を中盤に敢えて下げさせて4-5-1みたいにしたと思います。それで3CBの前で待つのではなく、動きながら侵入するようにして、影響を与えてからは一気に破壊させるイメージを持っていたと思いますが、大輔先生がとても細かくラインを統率されたのも鳥栖としては誤算で金明輝監督の思い描いたことは表現できていませんでした。

 

しかし、これは個人的な意見ですが、0-2になってからの鳥栖の戦い方には驚かされましたし(後で言及)、解説者さんが言うほど鳥栖は悲観するサッカーをしていませんでした。

 

その理由は、プレビューで言及した形を複数回作っていたからです。

 

なので、ハーフタイムでそこに関してはツイートしておきました。

 

更に大槻体制での失点が前半より後半の失点が3倍であり、なんたって金明輝監督がこのままでは終わらせない実力者なので、久しぶりの勝利へまだまだ何が起こるか分からない前半の終わり方だったと思います。

 

鳥栖の前半の終盤良かった点については、プレビューで言及して満足したのと広州戦があるので省きます。プレビューを読んだ方は、映像で確認してみて下さい。

 

 

ということで、前半は2-0で終了しました。

 

予想外の両チームのスタメンと浦和の予想外の前進の手段、鳥栖の誤算と巧さなど見所のある前半戦となりました。

 

〜後半戦〜

 

•知将・金明輝監督は何を授けたのか

 

勝負の金明輝監督は松岡に代えて豊田を投入しました。それに伴い小野をボランチにコンバートさせました。

 

予想通り開始50秒に、前半なら足元で繋いでいたところでしたが、高橋祐治が豊田めがけてロングボールを入れて早速浦和に緊張感を与えました。

 

一方の浦和も少し変えてきてハーフタイムコメントでも紹介されたように「握れるところでは握ろう」を実践し始めました。

 

50分42秒のシーンです。

 

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足元でのビルドアップを続けて西川からパスを受けた大輔先生がファブリシオへ収めさせるロングパスを送りました。やっぱり今日の大輔先生は遠い方も見えていたようです。

 

ファブリシオが踏ん張って収めてからもとても効果的なポジショニングを保っていたので、テンポよくパスが繋がりスムーズに反対サイドの橋岡まで届けました。でも、橋岡の使い方はそうではないことは強調しておきたいです。トラップを受ける前に1人寄せられている状態は極力作らせない方が良いと思います。武藤は運んで金井を絞らせてシュートなり、時間とスペースができた橋岡に広げる方がみんな気持ちよく武器が生きると思います。

 

結果的に今回の橋岡のクロスは中途半端になりました。

 

という感じに浦和も少し微調整を行いました。

 

映像で確認お願いします。

 

 

•変化のもう一手

 

54分に金明輝監督は金森に代えてを投入しました。

 

最近はほとんどスタメンで欠かせない存在になりつつあった安がベンチだったことは大大驚きでした。前述のように金森とはキャラクターが違い、金森は動きがちで内側にも積極的に侵入してきたい選手です。

 

しかし、安はまずは浦和の左WBを留めるために大外に張ります。自分が影を消す代わりに関根を道連れにすることで味方にボールを運んでもらって、最後の局面でクロスやドリブルで力を発揮するのが特徴的な選手です。

 

2ボランチの小野と原川が中央に横並べに留まりながらボール保持していたのも前半とは違うところだと思います。前半は松岡が中央に留まり、原川は幅を取ったりCBの脇に流れて、空いたところにFWだった小野やクエンカがサポートしていたのが前半でした。そこも少し微調整させたと思います。

 

安の投入とボランチのポジショニングを修正させたことで今度は両SBも変わります。前半に比べて内側に絞って浦和の2列目の背後に立つ回数が増えました。浦和のWBが完全に出てこれなくなったなと判断した後半中盤辺りからは両SBともに内側を絞るシーンや金井が大きく反対サイドまで流れてくるシーンを作り豊田にクロスまで送れました。

 

SBの影響は勿論クエンカからも来ていて、クエンカも恩恵を受けています。クエンカは、徐々に変化をつけて時間とスペースを与えられたところから始められるサイドに張る回数を増やしてドリブルで深く仕掛けてみたり、クロスを上げてみたりと明らかに前半とは変化させています。それに応じて金井は内側に絞るので、三丸ではなく金井を起用させた意図はこういう部分にあると試合前に想定していたことを徐々にやり始めました。

 

以上、下図。

 

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今回は分かりやすく画面手前の原選手だけ注目して変化を見て頂ければと思います。

 

 

浦和はボールホルダーや豊田たちに対して前半に比べて丸っ切り対応が悪くなったようには見えませんでした。でも、前半の終わりごろからずっと鳥栖のやりたいようにある程度は前進されてはいるので、そこが不意に合い始めるとヤバイかなとは思っていました。

 

浦和は後半序盤こそ意図的にボール保持する姿勢を見せましたが、基本的に前半のスタンスを継続させることが多くなりました。ハーフタイムの指示的にはもう少し握って敵陣で押し込む時間を作っても良かったのかなと思いますが、特に大槻監督は不満そうな表情ではなかったので、そこまで重要視していないようでした。

 

浦和は間髪を入れずに前線へ、前向きな選手への前進を続けて、一方の鳥栖も真に受けずに秩序を打ち立てて丁寧に前進していくという構図に、結局後半も落ち着いてきました。

 

60分に大槻監督も動いてエヴェルトンに代えて柴戸を投入しました。ちょっと2-0リードのチームとしてはこの交代は早いかなと思いましたが、コンディションとか知らないですし、大槻監督は「体力の担保」で交代させたとコメントしていました。

 

65分20秒のシーンは、時代に乗りたい浦和が新ルールなゴールキックで始めましたが、多分仕込まれてない素人感な始め方をしてしまい案の定すぐに鳥栖に捕まってしまい危うく大ピンチになりました。

 

そして、67分30秒から鳥栖が1点を返しました。

 

まず鳥栖のお得意の左サイドでボール回していて豊田がボックス内の大外に流れていたときに対応していたのが関根だったのが「これは正解なの?」と疑問に残ります。

 

左サイドからクロスを上げられるタイミングもあったと思います。もしも、そこで豊田を狙ったときに関根に競り勝つことは容易に予想できます。だから、浦和はそうじゃなくて豊田にはVIP対応で槙野や大輔先生がどこまでもついて行って良いんじゃない?と思ってしまいます。豊田にVIP対応して本来のスペースを与えて、そのスペースを金崎とかに決められてしまっても、「あ〜豊田についてたのね!」と失点するにも割り切れると思いますけどね! 関根と豊田の競り合いから失点した方が悔やんでも悔やみきれないと私は思います。

 

結果的に豊田とはテンポ感が違うクロスが送られて浦和がクリアしたセカンドボールを豊田が素早く拾って関根がファールしてしまいました。豊田的に完全に貰いに行ったファールで、関根は見事に乗ってしまいました。身体ぶつけても勝算は低いので、前を振り向かれたときにシュートブロックだけちゃんとやればいいや!ぐらいの寄せ方で良かったと思います。

 

そう思ってしまうのは結果を知っているからで、そのFKを原川が見事に決めて2-1になりました。

 

では、豊田がファールを獲得するまでをどうぞ。

 

 

•両指揮官は何を用意していたのか?

 

2-0で前半を終えたハーフタイムにめちゃくちゃ色んなものを再度準備したはずです。前半からの修正は勿論、3-0になったとき、2-1になったとき、早々にゴールを決められてしまったときと結果が動いた後にどうするかも準備もしていたはずです。

 

見ていた皆んながちょっと苦しくなったかなと思い始めた時間帯で1点を返されたので、ここで大槻監督が何を用意していたかは本当に重要でした。勿論、2-0になる前と変えないことも選択肢としては有りだと思います。

 

その中で金明輝監督が2-1に何を変えたかといえば、ようやく前がかりにさせたと思います。クエンカがサイドで作り直すところを1発でクロスを上げてみたり、自力でドリブルで突破しようとしたり、豊田をシンプルに使ったりとゴール前に仕掛けていく、近づいていく姿勢を強く見せました。

 

それに対して、大槻監督は選手を変えることで変化をつけました。ファブリシオに代えて汰木を投入しました。

 

この交代の意図について試合後……
ボールを収めたかった、彼のボール保持とか、ボールが入ったときに、彼のところでコンタクトできるところを使いたかった」とコメントしています。

 

しかし、その交代直後の西川から始まったゴールキックが橋岡ではなく長澤に届けてしまい、長澤は競り負けて豊田→金崎とつながって鳥栖が再度押し込む構図になってしまいました。

 

本当にどうでも良いことですが、1点取られた後に敵陣に入ることすらできていなかった中でのゴールキックだったので、まずは一旦敵陣に入った方が良くて、コーナーキックとか獲得できたら鳥栖の前かがりな気持ちを抑止できたはずで、そういう意味でもリスタートのキッカケとなるゴールキックは絶対に橋岡に届けるべきでした。

 

本当は橋岡狙ったけど長澤に行っちゃったのだとしたら、西川のキックを狂わすほどチームとして焦っていたんだなぁと思ってしまいます。

 

その押し込まれた直後の攻撃でクエンカの強烈なクロスに槙野が直前で豊田のマークを外して大外でドフリーで合わされてポスト直撃の大ピンチを招いてしまいました。

 

そして、ポスト直撃のボールをクリアしたコーナーキックから金崎の同点弾が生まれました。

 

コーナーキックを反対にクリアできたときに1番大外の関根の背中には豊田と金井の2人が残っていましたし、最後あんなに破茶滅茶な状況でクロスを送られたら何か起こされても仕方ないので、それを実況者から引用すれば「気持ちで押し込んだゴール」に繋がったと思います。

 

でもねぇ、大槻監督が一旦流れを断ち切る意味で選手交代させた後のゴールキックで敵陣に侵入することが大いにできたチャンスを今までとは違う勝算の低い選手に渡ってしまったことが、西川の単なる技術ミスではなくチームが勝てない要因に繋がってしまっているのではないかと思います。万が一、橋岡に届けて競り負けたとしたら、こんなに捻くれたことは思わないです。

 

1点取られて精神的に不安な時こそ当たり前のことを当たり前にを心がけて欲しかったですね。

 

金崎のゴールのプロセスには西川のゴールキックもセットで入っていると私は思います。やっぱり流れですから。

 

では、ノーカット版で激動の2分20秒を振り返りたいと思います。

 

 

そして、当然最近の浦和を見ても2-0で折り返しても追いつかれる試合、湘南戦ではひっくり返されている試合があるので、考えたくはないと思いますが2-2になったときの用意も絶対にしていたはずです。

 

鳥栖は印象論ですが、身体が軽くなったように解き放たれたようにプレーしているように見えました。そして、引き続き大外からシンプルにクロス、シュートをやってきたりゴールに近づいていこうという姿勢を強く見せました。まさに勢いに任せて押せ押せになったかもしれません。

 

77分40秒の西川からのパントキックは橋岡にドンピシャ合わせたロングボールを送って、セカンドボールを球際で勝った浦和が武藤に正確にスルーパスを送れれば…というシーンを作ったので、さっきのゴールキックも橋岡に蹴っていた方がこういう可能性を秘めていたと思うんですけどね!

 

 

78分10秒のシーンでは、鳥栖がGK高丘の足元から始めた繋いで始めたかと思いきや高橋祐治から大きく金崎めがけてロングパスを蹴ってきて浦和を間延びさせてセカンドボールを安が拾うなど手数の多い攻撃を鳥栖は見せてきました。

 

2-2になって勝ち点1も視野に入れるかもしれない80分に大槻監督が下した最後の交代が最前線の武藤に代えて杉本を投入することでした。
最前線から規制をかけておくことは、この時間になっても鳥栖には重要なので守備面も考慮しての交代だと考えます。

 

そういった流れを辿って鳥栖の3点目が決まりました。

 

これは浦和の2得点目と同じ系譜のゴールだと思います。

 

クエンカのパスを大輔先生がインターセプトしてから大きく前に放りもうとしたのが1番近い鳥栖の選手に当たって跳ね返ってきて槙野のキックがどっちのボールでもない方に流れて、それを攻撃の陣形のまま保つことができていた鳥栖が3人で細かく繋いで柴戸を置いていって、ボックス内に侵入していき、最後は試合開始からずっと狙っていたマイナスのグラウンダーのクロスがようやくゴールに繋がったということですね。クエンカが決めました。

 

岩波は大外に流れる豊田を見てたからクエンカを防ぐのは難しいし、槙野があの状況でスライディングするのは多分分かっていたぐらい余裕な感覚であのクロスを送っていたし、ずっとマイナスのグラウンダーのクロスを狙っていたし。

 

青木がクエンカより先にスペースを消せていれば……とかも考えるけど、まぁあの呑み込まれた状況で最適な判断をするのは難しいだろうし。

 

ボックス内に侵入されるまでのプロセスが規律よく繋がれて釣り出されてとかではないので、余計に問題点を探すのが難しい失点かなと思います。

 

ちょっとラッキー感で攻撃を再スタートできてから、誰一人ミスなくクエンカまで繋げた鳥栖を讃えるゴールですかね。

 

もっと怖いのが今後で、マイナスのグラウンダーのクロスを多用してくるチームが出てきたら嫌かなと思います。

 

2-3と大逆転されました。

 

 

そして、ずっと狙っていたマイナスのグラウンダーのクロスをまとめてみました。

 

 

試合の終わらせ方、慣れた浦和が勝る

 

残り少しでリードされた時の戦い方は、最近やり慣れている浦和です。基本的に中央中央な放り込みなので、今回も大槻監督はやらせるだろうなと想定しました。

 

一方で、金明輝監督がどうするかは問題でした。
この30分ぐらいずっと押し切っていたので、押し切り倒すのも1つの手でした。ドン引きするのも1つの手でした。

 

その中で鳥栖はラインを下げすぎずにボールが来たら前に跳ね返す戦い方を選択したようでした。

 

結果論で言うとその選択が鳥栖にとっては失敗になってしまったと言うことです。ボール保持できるチャンスもあったと思いますし、クエンカのキープ力で解決してもらうとかやり様はあったと思いますが、PKを与えてしまいました。

 

それを杉本が決めて3-3。

 

浦和は2-3になった時点からの最低限のノルマを達成して引き分けに持ち込みました。

 

〜総括〜

 

前半開始から勢いよく一生懸命走っているように見えたのは浦和でした。これは前進の手段の違いも考慮しての印象論です。一方の鳥栖は、季節違いの猛暑日になったことを考慮して0-2になった後も全く攻め急がずに、秩序を打ち立てて足元から繋ぐことを続けて、豊田は投入した後半もロングボールを多用するのではなく前半と同じことを続けさせたのかなと思います。試合前のインタビューで金明輝監督は暑さのことを話していましたからね。

 

暑さが選手たちにどのような影響を与えたかは測れませんが、鳥栖は0-2になったときに、浦和の勢いと手段に乗らずに自分たちの信じることを続けたことと後半3得点奪えたことは繋がっているように思います0-2になったあそこで攻め急がせなかったことは金明輝監督の1つの成功だと思います。ただの一戦ではないので、普通焦って前かがりになるでしょう。

 

大槻監督はリーグ戦に関しては頑なに変えないと思っていたので、ここで変えてきたのは意外でした。だったら、セレッソのときにこの決断ができていれば…と思うのですが、前線からのプレスが上手な鳥栖に対して、それを使わせずに敵陣からプレーを始める選択をしたことは、ようやく大槻監督と意見が一致した気がして今コンテンツ的には大満足です。

 

勿論、前線からのプレスが上手なチームに対して、外していく、足元で繋いでいく術を身につけていかなければなりませんが、今の浦和はあまりにも上積まれていないので、だったら、それを上積む時間を待つよりも相手にそれをさせない手段で前進しちゃえばいいじゃん!という意味を込めて、飛行機に乗れないなら新幹線に乗ればいいと表現しました。

 

相手を見てどうするのかを見極めないといけないので、今後もここの部分にはデリケートに言及していきますが、鳥栖対策としては最適な手段であり、金明輝監督の対策を外したと思います。絶対に前線からのプレスで浦和のリズムを狂わすように設計していたはずですから。

 

なので、試合前の事前準備では大槻監督の方が知将に相応しい準備ができていたと思います。

 

反対に0-2から焦らせなかったこともそうですが、チームとしての武器を蓄えていたのは鳥栖の方だったと思います。そして、その武器を使うタイミングも金明輝監督の方が上手かったと思います。

 

後半早々に豊田、安と立て続けに投入して新しく入るキャラクターに合わせて微調整できる手腕と日頃からの積み重ねとチームとしての柔軟さも鳥栖の方が持ち合わせていたように思います。

 

だから監督目線で見ると、事前準備が良かった大槻監督と日頃の上積みと試合中の改善が抜群だった金明輝監督という今対戦での評価です。

 

金明輝監督はスタメンをいじりすぎたと思います。
試合後の会見でも……

 

「スタートのメンバーが悪かったというわけではないのですが、僕の試合の入りへの準備が足りなかったのかなと思います。」

 

更に……

 

「前半、ボールを持ちはするんですけど、切り口というか攻撃のスイッチが入らなかった。前半に入った選手と浦和さんの相性が悪かったのかは分からないですけど、後半に入った選手たちのほうがチームとして良かった。」とコメントしています。そして、残留する上では試合の終わらせ方も次への課題となったはずです。

 

大槻監督は意見が一致したので、今回は満足です。
次、相手が変わってどうするのか見てみたいです。私は、ジュビロ戦を参考にして欲しいとずっと言ってきましたけど、鳥栖戦を参考にして欲しいにアップデートします。

 

何でもできちゃう興梠ではなく、背負わせるより前向きに走らせたほうがいい武藤になったことで、そういう色が出やすくなったのであれば、今後も武藤が最適なのかもしれませんし、そもそもこの試合のを参考にするなら2トップの方が最適だと思うので、また色々試行錯誤して勝てる準備と試合中に想定内のことを増やして今度こそ勝てるように頑張ってほしいです。

 

セレッソ戦のレビューで言及したことのうちの遠い方の選択やシャドーへの届け方などは、特に大輔先生が素晴らしかったと思います。前進する手段を変えたのでその点も良かったと思います。

 

この試合は順位表も持ち出して話をしないといけない試合でした。

 

実況者さんが「2-2で終わってたら鳥栖がバンザイだった。でも一度逆転してから追いつかれて3-3になったのでこの試合の評価の捉え方が難しい…」みたいな名コメントを仰っていました。

 

その通りです。
試合の推移から考えればとても残念な試合です。
しかし、規律のある強い鳥栖に対してこれだけ戦えたことはこれからの自信になります。
嬉しいリーグ戦初ゴールもありました。
でも、大逆転もされました。
でも、下のチームに差を詰めさせませんでした。

 

という感じに本当に評価が難しいですね。

 

浦和は応援しているクラブなので言わなくても当然ですが、今の鳥栖は絶対にJ2に落ちてはならないです。こういう素晴らしい監督と質の高いサッカーを披露しようとしているチームが”降格”の烙印を押されるのは未来のJリーグにとって絶対に良くないです。スッテンコロリンがあるJリーグですが、鳥栖は大丈夫と豪語し続けているので頑張って欲しいです。

 

鳥栖の16位の枠を浦和が埋めないように頑張りたいですね!

 

見応えのある一戦でした。

 

•さいごに

 

鹿島戦のレビューより投げ銭システムを採用しています。完全無料公開した最後に全てに100円をつけさせて頂いてます。今回の作品が面白いと思って頂いた方は是非前のめりに! 完全無料公開して最後に100円をつけている理由は下記の記事で30秒で読めます。

 

 

今回も読んで頂きありがとうございました。
面白ければリツイート等々で拡散、宣伝して頂けると嬉しいです。感想もお待ちしております。

 

 

浦ビュー

初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ura_view17

 

  1. 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.44 )

    格下?
    まだそんな夢見てたやついたんだ。
    危機感ないねえ~

    2019年09月30日 12:45

コメント

  1. 1 匿名の浦和サポ(IP:210.165.119.129 )

    ウチの指揮官手腕発揮したっけ?

    このコメントに返信

    2019年09月30日 10:32

    • 1.1 匿名の浦和サポ(IP:123.230.112.54 )

      「事前準備が良かった大槻監督と日頃の上積みと試合中の改善が抜群だった金明輝監督」と書いてるけど? 武藤の1トップ起用とか自陣からのビルドアップ省略なんかを評価してるんでないの?
      しかし、試合前と試合中はともかくも、試合後に発揮した手腕て何だろう? 試合後の監督コメントとかかね?

      2019年09月30日 12:19

  2. 4 イライライライライラ(IP:153.246.136.48 )

    格下相手に何点入れれば勝てるわけ?

    このコメントに返信

    2019年09月30日 10:58

    • 4.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.44 )

      格下?
      まだそんな夢見てたやついたんだ。
      危機感ないねえ~

      2019年09月30日 12:45

  3. 5 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.87 )

    見応えある手腕って…?2-0で終わらせないといけない試合だったと思うけどな。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 12:00

    • 5.1 匿名の浦和サポ(IP:123.230.112.54 )

      1失点目は関根のファウルは不用意だったけど、原川のFKはあのコースに決められたらどうしようもないのでは。連続試合失点がこれだけ続いてて、無失点とかそもそも期待してないし。

      2019年09月30日 12:23

    • 5.2 匿名の浦和サポ(IP:221.22.59.41 )

      試合中に大槻監督が見応えのある采配したって書いてない。読解力身に着けた方がいいよ。

      2019年09月30日 14:03

  4. 6 匿名の浦和サポ(IP:123.230.112.54 )

    「2トップの方が最適」かどうかわからないけど、試合展開によってはオリヴェイラが使ってた2トップを併用するメリットはありそうだけどな。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 12:39

  5. 7 匿名の浦和サポ(IP:221.254.17.170 )

    鳥栖戦は、橋岡が攻守において良かったと思う。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 12:45

    • 7.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.43 )

      結果論かもしれないが、失点2にからんでるんだよなぁ~

      2019年10月01日 07:59

  6. 9 匿名の浦和サポ(IP:49.98.167.212 )

    逆転は許しちゃいけないしょ

    このコメントに返信

    2019年09月30日 12:58

  7. 10 匿名の浦和サポ(IP:111.98.252.36 )

    見応えがあった??
    2-0になって前半最後の方から、なんで前から行かない?引き過ぎ!ってイライラしてたけど。
    早めに3点目・4点目を取りに行く姿勢が欲しかった。
    「前半2-0でいいっか!・今日の試合はうまくいってるな!!」なんて、みんな思っていたでしょ?
    今まで何点後半失点してんだよ?2点くらいで逃げ切れる訳ないでしょ?
    前半で決めてやる!って、何故思わない?
    ああああああああ! イライラ感が収まんない。。。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 13:00

    • 10.1 匿名の浦和サポ(IP:123.230.112.54 )

      試合入りの大槻監督の采配と試合中の金監督の采配に見応えがあったと書いてるのでは?
      試合中の大槻監督の采配に見応えがあったとは書いてないように思うけど?

      2019年09月30日 13:29

    • 10.2 匿名の浦和サポ(IP:153.156.37.17 )

      2-0が危険な点差であることは、サッカーを知る多くの人がわかっていると思います。まして後半に失点が著しく多い今季の浦和、ファンでなくサポなら十分に恐れていたはずです。

      2019年09月30日 20:40

  8. 11 匿名の浦和サポ(IP:106.132.136.136 )

    昨日新都心で柴戸に会ったから絶対に残留しろよって喝入れといた!

    このコメントに返信

    2019年09月30日 13:03

    • 11.1 匿名の浦和サポ(IP:126.245.220.32 )

      そんな分かりきった事言われてもな〜

      2019年09月30日 19:01

  9. 12 匿名の浦和サポ(IP:192.218.112.253 )

    ものは言いよう?
    どの試合見てたんすか?

    このコメントに返信

    2019年09月30日 13:03

  10. 13 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    仕事 外回りで
    今、蘇我
    堀さんに会った

    このコメントに返信

    2019年09月30日 13:13

    • 13.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.43 )

      俺なら守りきれたって言ってなかった?

      2019年10月01日 08:01

  11. 14 匿名の浦和サポ(IP:133.202.146.8 )

    3-0に出来てれば、圧勝モードへ急激に変わった試合だったと思うけど、
    2-1にされると攻めに行くのか、引いて様子をうかがうのか、バラバラになっちゃうよな。
     
    特に今年は先制してからの逆転負けやドローが多いけど、引いても守り切れない。
    相手にボールを動かされると、だんだんマークがずれてきて、危険なとこでフリーにしていまう。
    守備の整理ができていないのか、それとも連戦やキャンプ失敗とかで運動量が足りないのか…
     
    だからといって、前からプレスかけていっても、半分以上は交わされてゴール前へ運ばれる。
    そうすると守備の枚数は足りないし、食いつくDF陣だから、いきなり大ピンチにもなる。。
    リードしてるなら、自陣でしっかり守ってカウンター、と行けるくらいの守備を構築してほしいもんだが。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 14:32

  12. 15 匿名の浦和サポ(IP:49.98.167.212 )

    やっぱり鳥栖戦は悔いが残るなあ2-0でリードしひさびさの複数得点リードこれはと思ったら3点獲られまた勝てずほんとマジで勝てるのか大丈夫なのかと心底思ってしまう

    このコメントに返信

    2019年09月30日 14:47

  13. 16 匿名の浦和サポ(IP:119.224.173.213 )

    結果 失点がからんでる以上は3バックは機能していないに至る

    このコメントに返信

    2019年09月30日 14:51

    • 16.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.43 )

      オリベはそこを対策したくて3ボランチやったんだよね。
      攻撃はできなくなったが、守備は安定した。
      興梠が出られなければドン引きでいいじゃない?

      2019年09月30日 15:00

  14. 17 匿名の浦和サポ(IP:223.223.210.50 )

    つくづくメンタルが重要だと思わせられる試合だった。
    試合の開始は鳥栖の攻撃に危ない場面が何度かあり、得点したあたりから徐々に落ち着き、後半の失点までは攻守のバランスも良かった。
    原川選手の素晴らしいFKから13分間にいままで出来ていた守備もバランス悪く、同点にされてからのあわてている様子は外から見ていても明らかだった。
    失点したあとにチームを鼓舞し、落ち着かせる選手が現状いないのが問題のひとつ。
    もちろん勝てていないチームだからこそ陥る要因なのかもしれない。
    勝てているチーム失点しても、まだ勝てていれば、そこで多くの選手から自然発生的に声が出ている。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 15:45

    • 17.1 匿名の浦和サポ(IP:61.195.39.155 )

      この戦術分析読んだ後で敗因が精神論ってことになるのが不思議。

      2019年09月30日 22:10

  15. 18 匿名の浦和サポ(IP:134.180.1.192 )

    俺も思った。金監督素晴らしい監督だと思う。試合後のインタビューだってチームのトップとしてあれぐらい言わなきゃダメでしょ

    このコメントに返信

    2019年09月30日 15:57

    • 18.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.43 )

      でも浦和が言ったら、見苦しいとか言うでしょフツーに

      2019年10月01日 08:03

  16. 19 匿名の浦和サポ(IP:114.184.185.32 )

    大槻監督は対応力が足りない。準備は確かに良いけど。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 16:15

  17. 20 匿名の浦和サポ(IP:175.132.137.183 )

    浦和の守備が上手く行かない要因は2列目の守備にあると思う。
    2列目の守備がはまらず相手は楽な状態でパスが出し放題なんだよね。
    これでは後ろで守るDFやSBの選手はコースも限定出来ずスペースに走られたら後手に回るしかない。
    そして後手に回りDFが守備に動いたスペースを上手く使われシュートまで持って行かれる。
    これが浦和がヤラレれるパターン。
    これは2列目の選手が悪いという訳ではなく、2列目の選手がアタックに行くとボランチが付いて来ない。
    だから2列目とボランチの空いたスペースを使われるのが怖いから2列目の選手は前に出れない。
    今度はボランチは前に行くとバイタルエリアにスペースが出来るから前に行けない。
    つまりもっとDFラインを上げてコンパクトにする事で全体がプレスに行けるし相手との距離も詰められる。
    それには組織的な守備練習が必要であとは選手の共通意識と明確なプレス掛けるポイントの指導が絶対に必要なんだよね。
    よく大槻氏は「修正」という言葉を使うがこの状況で「修正」では無く、プレスの位置や最終ラインの位置や追い込み方の「作り直し」をしなければこの崩壊した守備を再生する事は無理だと思う。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 17:11

  18. 21 匿名の浦和サポ(IP:153.208.104.203 )

    4点取らないと勝てないとは、ミシャ末期の時と同じ…

    このコメントに返信

    2019年09月30日 17:22

  19. 22 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    荻原、毎試合 帯同して❗
    荻原INで流れが変わる❗

    このコメントに返信

    2019年09月30日 18:32

    • 22.1 匿名の浦和サポ(IP:115.38.216.82 )

      前なら良いが、後ろは失点の原因となる。
      ファイトはいいが、空回りしすぎ。

      2019年09月30日 19:48

  20. 23 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    明後日のチケット売れ行き悪い
    明日から増税だから?
    明後日参戦するよ❗

    このコメントに返信

    2019年09月30日 19:12

  21. 24 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    グッズも
    スタグルも
    10%か…
    消費税、無くしてほしい

    このコメントに返信

    2019年09月30日 19:31

  22. 25 匿名の浦和サポ(IP:133.218.3.6 )

    大本営発表みたいなウソは止めろ。
    2-0で終わらせる試合だろ。
    そこまで俺はマヌケじゃない。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 19:59

    • 25.1 匿名の浦和サポ(IP:14.8.37.1 )

      ほんとだよ
      提灯持ちじゃんね

      2019年09月30日 21:39

    • 25.2 匿名の浦和サポ(IP:61.195.39.155 )

      いやマヌケだろ。
      試合中の手腕が評価されてるのは金明輝監督の方だし。

      2019年09月30日 22:06

    • 25.3 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.43 )

      大槻監督は試合前の分析ウンヌンてとこだけだよ。
      ほめられたの。 確かに前半は完ぺきだったね。

      2019年10月01日 08:06

  23. 26 匿名の浦和サポ(IP:133.218.3.6 )

    勝てる試合引き分けて何が手腕だ。
    後半にスタミナ切れて防戦一方、追い付かれるいつものパターン。
    脚が持たないとかプロ失格。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:05

  24. 27 匿名の浦和サポ(IP:60.126.216.210 )

    5バックで最終ラインに関根入れるのにも限界ある気がするな。
    なら、守備の時は
    橋岡、岩波、鈴木、槙野とかの4バックにして
    関根、エヴェ、青木、長澤、武藤の2列目
    4-5-1とかの方いい気がするな。
    3ボランチは実績あるわけだし、うちのディフェンスラインでマークの受け渡しとかできないんだから5バックとか難易度高い守り方する必要ないと思う。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:09

  25. 28 匿名の浦和サポ(IP:133.218.3.6 )

    浦ビュー危機感持ってますか。
    健闘とか見応えとかそんなことはどうでもいい。
    勝つんだよ。この期に及んで戦術とかシステム言っても仕方がない。
    闘志だよ闘志、球際集散で負けるな。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:27

    • 28.1 匿名の浦和サポ(IP:221.22.59.41 )

      そう思ってる人はこの方のは読まない方がいいよ。
      これはレッズの応援コンテンツじゃないっていつも言ってるからね。
      大槻監督の危うさ、危機感を浦ビューさんはずいぶん前から言ってるよ。
      少なくとも、あなたよりは危機感を持ってるよ。

      2019年09月30日 21:08

  26. 29 匿名の浦和サポ(IP:126.207.41.231 )

    こんな時だからこそ歌おうぜ

    オーロビービッテゴール
    オービッテゴール

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:28

  27. 30 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    待ってろ❗タリスカ、パウリーニョ、エウケソン

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:37

  28. 31 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    槙野vs.タリスカかな?
    槙野、頼むぞ❗

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:54

  29. 32 匿名の浦和サポ(IP:133.218.3.6 )

    もう寝ます。応援に行きます。頑張って下さい。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 20:58

  30. 33 指定席住人(IP:49.98.149.94 )

    明日10月1日(火)中国は国慶節
    明後日、広州恒大サポ大挙?
    相手サポ多いほど燃える❗

    このコメントに返信

    2019年09月30日 21:10

  31. 34 匿名の浦和サポ(IP:60.238.121.67 )

    いつもと同じで後半にグダグダになったから
    あの試合展開なんですよ

    このコメントに返信

    2019年09月30日 21:41

  32. 35 匿名の浦和サポ(IP:126.248.39.247 )

    明日、ビラ配りありますか?

    このコメントに返信

    2019年09月30日 21:43

  33. 36 匿名の浦和サポ(IP:27.94.49.152 )

    少なくとも見応えある試合ではない。

    このコメントに返信

    2019年09月30日 22:11

  34. 37 匿名の浦和サポ(IP:126.161.161.55 )

    鹿サポです!

    そして、対浦和戦が毎回燃えて好きなサポーターです。今回はジャッジがずさんで、他サポでも納得してない人多いです。。。

    関係無いですが、鹿島負けてしまったACL、浦和が必ず獲って下さい!

    このコメントに返信

    2019年09月30日 23:48

  35. 38 匿名の浦和サポ(IP:124.144.10.41 )

    情報量多ければ読み応えあると勘違いしてそう

    このコメントに返信

    2019年10月01日 19:53

  36. 39 匿名の鳥栖サポ(IP:153.130.108.150 )

    初めて読ませていただきました。
    チーム戦術、個人戦術共にわかりやすく、鳥栖サポですがすごく参考になりました。
    両チームともにジャッジへの不信感から、荒れた内容にもなりましたが、
    浦ビューさんの言う通り見ごたえのある試合だったと思います。
    来季も鳥栖戦のリポート書いてもらえるように残留めざします。
    浦和のACL制覇レビューも期待しています。
    浦和のサポはリーグNO.1に熱くいろいろと大変だと思いますが、
    今後も素晴らしいレビュー期待しています。

    このコメントに返信

    2019年10月02日 09:55

  37. 40 匿名の浦和サポ(IP:119.83.42.216 )

    鳥栖の監督は知らんけど、大槻さんは選手交代遅いし入れ替える選手も的外れに感じるから好かん。

    2ー0で相手がメンバー変更してくるのも、やり方変えてくるのも予測しやすかったのに対応できてない。

    どこでボールを奪うのか?守備の狙いが無さすぎると思う。

    5-4-1になってしまってる段階で現代サッカーにおいてナンセンスだと思う。

    ゾーンディフェンスにおいて、ピッチの横幅68メートルを4枚で守るのが正解だと思うけど、最終ラインに5枚いて中盤4枚使ったらエメとかワシントン居ないと無理だ。興梠頑張ってるけど。

    武藤とかが点取れないのも守備の負担が大き過ぎてエネルギー不足になっているからしょうがない。

    埼スタ行ってきます。

    このコメントに返信

    2019年10月02日 17:01

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