今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。
ACL準々決勝 第1戦 レビュー
上海上港vs浦和レッズ 2-2。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今回も開いて頂きありがとうございます。
約2ヶ月かけて作成したプレビューをレビューで使わない手はない!ということで、今回はプレビューを基に話を進めていきます。
「プレビューで言及した通り」と書きますが、一応プレビューを見てない方は是非見て欲しいです。
<<<こちらです>>>
DAZN放送ではないので、通常より試合を観れてない方を意識して丁寧に絵が想像しやすいような表現、内容に心がけますね!
では、皆さんプレビューを見た前提でレビューを始めたいと思います。
※試合序盤、15分〜19分30秒まではまさかの映像トラブルで全く映像分かりません。ごめんなさい。
~スタメンと基本システム~
—上海上港—
•23番を中央CBに大抜擢。
•スタメンの多い6番ではなく俊敏性が魅力の20番を起用。
•アルナウトヴィッチ、フッキ、オスカル、アフメドフと4人が万全な状態で出場。
•個人的オススメ選手の21番ユーハイはベンチスタート。
—浦和レッズ—
•直近のリーグ戦からは大きくメンバーを変更。
•武藤がまさかのベンチでファブリシオを起用。
•右WBに橋岡、左WBに関根。
〜上海のエラーを突いた浦和の先制点〜
先制ゴールは2分30秒からでした。
長澤のFKをGKがこぼしたのを槙野がしっかり反応したゴールでした。
では、この得点シーンを詳しく言及します。
プレビューで上海の被セットプレーの対応は2つあると述べました。完全ゾーンとゾーンとマンマークの併用。 例えば、川崎戦では奈良と谷口だけをマンマークで残りはゾーンという対応です。
では、上海が浦和戦にどのように対応したかといえばゾーンとマンマークの併用でした。具体的には橋岡には20番、槙野にはフッキというマンマークでした。
先ずは、1分05秒のFKからです。
キッカー長澤が合わせたのは結果的にファーサイドのマウリシオでした。
この時のマンマーク対決をしている槙野とフッキの競り合いを見てみました。 槙野はボールと自分が同一視しづらい位置に立って、長澤が蹴る瞬間にフッキの胸側を回り込んで抜け出していました。ボールの軌道を見て、フッキは槙野のマークを捨てたか分かりませんが、とりあえずマンマーク担当として責任を果たしました。
一応静止画で拡大したのを載せておきます。
では、2分30秒です。
▶︎この時も同様に、槙野はボールと自分が同一視しづらい位置に立っていました。
▶︎そして、今度は長澤が蹴る瞬間にそのままフッキの背中に流れてフッキの視野から完璧に外れることができました。
▶︎よって、槙野はGKと競る所まで自由を与えられました。
あとはミスかは観る方の判断を委ねますが、GKがこぼしたのを槙野が反応してゴールを決めました。
長澤は直前に蹴ったのでフィーリングも合っていたと思いますし、「さっきは奥に蹴ったから、今度は手前に蹴ってみよう」という選択肢だったとしたら、序盤から2度FK得られたことを称えたいです。
そして、槙野は特別待遇でマンマークされていたにもかかわらず、マークを外すことができたのは、僅か1分前にフッキの胸側(手前)から外そうとしたことが強烈な伏線となっていたと個人的に強く強く強く思います。 直後にその逆の動きをしたことが効果抜群でした。
一方で、上海目線だとディテールにこだわり誰をマンマークするかまでデザインしていたにもかかわらず、その選手に決められたのは完全にプランミスになってしまいましたね。
“GKのミス”と片付けてしまっていいゴールを今回は大真面目にあくまで個人的な見方として大解剖してみました。
Twitterの画質いつも本当に悪くてすみません。
この映像だけはどうしても高画質の方がいいと思い、高画質用も用意しました。↓↓↓↓↓(PCやandroid等は見れます。)
高画質用を見られない方はTwitter用で!
① #urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/EtejapCJEy
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
浦和レッズが先制に成功しました。
〜上海のボール保持:浦和の非ボール保持〜
「上海のビルドアップを皆様はどのように感じましたか?」
多分、プレビューを読んで頂いた方はあまり驚かなかったと思います。
オスカルら中盤が降りてこないと足元で効果的に前進することはできないと伝えていたことは半信半疑だったかもしれませんが「実際に本当だったんだ~!」という意見になったと思います。
更に唯一最終ラインで質の高いパスを出せる21番のユーハイもベンチだったので浦和が大きなエラーさえしなければ3人のCBから効果的な出し入れはほぼ不可能というスタートだったと思います。
浦和は浦和で興梠を上海の中盤までラインを下げさせて3ラインをコンパクトに守ることを徹底されていて本当に良かったと思います。
横向きのパスが続いてファブリシオや長澤がプレスに出ると案の定、最終ラインは苦しんで大きく蹴るか前進しないパスで回避していました。
これが雑感です。
〜フッキヘの2段階守備〜
コンパクトさを求めたからこそできた対応がありました。フッキヘの2段階守備です。フッキがゴールに正面を向いて仕掛けようとしたときは、明確にフッキの正面に1人、ズレを見つけてかわしてくることを想定してその次にもう1人待つことを徹底していたと思います。
▶︎フッキに対峙する関根の距離はフッキなら1歩目のスピードでかわされても致し方ないほど近いです。
▶︎その通りに関根は前進を許すのですが、2段階守備を徹底しているので、槙野がすぐに身体を入れることができました。
▶︎そして、「最低限抑える」を完遂。
ズレを見つけることが上手い1つ目も距離を近く、1人かわしてスピードに乗ろうかとしたのも寄せを早くする。
瞬間的にはできても徹底的にできているチームはいるようでいないことだったと記憶しています。
私はとにかくコンパクトさを求めるようにしか言及できませんでしたが、大槻監督は具体的かつ効果的なコンパクトさを体現させていて流石としか言えません。素晴らしかったです。
では、映像で確認お願いします。
2段階。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/tWRl4UIzoJ
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
〜オスカルへの対応〜
前半戦のオスカルへの対応は本当に頑張っていたと思います。プレビューで言及した通り、最近ではオスカルが列を下げて降りる、大外に流れる回数を減らしたことがチーム低調を招いてるのではないかと考えられるほど、オスカルは前方中央で待ち構えることを中心に戦っていました。今回の前半でも最近の傾向に近い感じだったと思います。
それでもお得意の大外に流れることはしてきて、斜め45度からのクロスを21分のシーンで初披露しましたが恐怖感はありました。
大外オスカル 前半。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/z8DDeVurdZ
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
しかし、できる限り2vs1でケアしたりプレスバックしたりと岩波や橋岡が意欲的に対応できていたと思います。
中々最終ラインから効果的な前進ができない上海はオスカルが降りない分、アフメドフが後方をサポートすることによって、ようやく中央のオスカルに縦パスが入ったシーンが2つありました。
アフメドフ→オスカル#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/ixgK06DCZ7
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
〜「後ろ向きに守備をすることは難しい」〜
両チームの長所と短所を合致させてみて、ゴールの確率を上げる方法を1つだけサッカーの原則さんから引用して仮説を立ててみて、そこから計算されることを色々想定してみようと考えてプレビューで言及したのが「後ろ向きに守備をすることは難しい」でした。
では「後ろ向きに守備をすることは難しい」を実践した前半の攻撃シーンを振り返ってみようと思います。
「後ろ向きに守備することは難しい」#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/rV32NHgSfj
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
2点目はまさに「後ろ向きに守備をすることは難しい」を実践したゴールだったのではないでしょうか。
長澤的には様々な選択肢があったと思います。
①味方が押し上げてくる選択肢
②囲まれてるから後ろに下げる
③ドリブルで自分で運ぶ
④映像の通り背後へのロングパス
①が最もオーソドックスな選択肢だったと思います。更に、上海の最大の特徴がカウンターであるので、アウェイで1-0とリードしていて無理にアクションを起こして失うと逆カウンターのリスクがあるので④の選択肢は普通は低くなりがちですが、それを選択した長澤は素晴らしかったと思います。
結局、左CBの5番の対応もプレビュー通りで、興梠のマークではなく止まってしまい、23番と分裂してゴールが決まるには充分なスペースを与えてしまいました。
サッカーの原則を仮説として立てただけに過ぎませんが、無数にある原則の中から1つ明確なものを提示して、それが得点に直結されたことは2ヶ月間頑張ってきたご褒美だと受け止めて、自信を持って喜びたいと思います。ありがとう。長澤!興梠!
浦和レッズが2-0としました。
〜全体を守ろうとする上海〜
上海は押し込まれた後ではコンパクトに強固な束を作ることができますが、ラインがゾーン2辺りで設定されているときは、コンパクトさを求めるよりも攻撃のポジションバランスのまま全体を守ろうとしているチームである、というような事をプレビューで言及しましたが、実際に皆様も見てみてそう感じていたらいいのですがどうでしょうか。
浦和は常に前進できそうなスペースがあったのは見ていて感じたと思います。
個人的に1番想像の中で浮かんでいた光景と似ていたものがこちらのシーンです。
#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/d3Ye9nW23Y
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
・奮闘していた前線3枚
こちらは1点を早々に失ったからかもしれませんが、上海の前線3枚は一生懸命守備に奮闘していたと思います。もっとできるのが正しい見方である意見もあるかと思いますが、リーグ戦の彼らを見ている身としては、この試合は相当献身的に頑張ってましたよ!
オスカルの外誘導のプレスも的確でしたし、アルナウトヴィッチが西川までプレスに出るのは驚きました。 かなり上出来だったと思います。
前後半含めての映像です!
頑張ってるよ?#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/sjqL57rglS
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
フッキが後ろの選手が続かないことに苛立ったシーンも考えると、もう少しプレスに出てくれたことによってできた空間を浦和が上手く突くことができれば良かったのかなと思いますね! もっとできたのではないか、3点目を決められたのではないか。そんな見方ができるほど浦和は不自由なくボールは前進できていたと思います。
しかし、上海はこういう試合展開を日常としているので、やっぱり深いゾーンでは強固な守りができていました。浦和も早々に得点したせいか、少数精鋭で! というようには見えました。
早々に先制したので試合前のプランとは良い意味で変更できたのかもしれませんね!
・ペレイラ監督の起用法
35分過ぎに28番を本来の中央CBへ戻しました。28番を中央CBで起用させないのは血迷った判断だったと思います。
スタートで中央CBで起用された23番は主にWBで起用されている選手で、私の認識としては宇賀持や関根のイメージでした。
ペレイラ監督は試合後に「興梠はスピードがある選手だったからスピードのある23番を起用した」とコメントしました。
やっぱり上海の中央CBに28番がいるからこそ守備が機能しているように見えていたので「何でいつもと違うことをするのかなぁ」と追ってきた身としては、ペレイラ監督の采配にガックリきました。
「決して効果的なボール保持を続けて披露できていた訳ではなかったが魅力的なデザインで2点を奪えた。狙いが具体的かつ効果的な非ボール保持を披露して0点に抑えることができた。」という前半の浦和だったと思います。
~後半の上海の変化~
ハーフタイムで23番に代えて11番を投入して、4-3-3に変更しました。
そして、オスカルは後半から積極的に列を下げて降りてくるようになりました。より時間とスペースを与えれたところからプレーを始めさせることにしました。
第2戦の為に1つ言及しておくと、4-3-3に変更したからオスカルが降りてきた訳ではないと思います。リーグ戦ではシャドーでも積極的に降りてきます。
①オスカルが降りてこないと効果的に足元から前進できないこと
②オスカルは時間とスペースを与えられたところからプレーを始めた方が上海は好循環になること
この2点を合わせるとシステム、オスカルの起用されるポジションにかかわらず、オスカルは中央でプレーするよりも、降りるか、大外に張るのが最も良いことが考えられます。その回数を前半より後半に増やした。つまり、原点に戻ったということだと考えます。
それをしやすい状況を作る為に4-3-3に変更させたかもしれませんが、優先順位としてはシステム変更よりオスカルに与えたタスクを変えたことが先になるのが個人的な見解です。
オスカルが活動範囲を広げたことによって浦和を動かし、前半のように鎖を繋いだまま守備させることをさせない狙いがあったと思います。なので、4-3-3に変更したシステム論はお飾りのようなものだと個人的には認識しています。
1人がタスクを変えただけでこんなにも試合って変わるんだ~と思ったのが後半の展開です。
では、見ていきましょう。
先ずは、浦和の最終ラインの意表を突くノールックな斜めの鋭いロングパスをアルナウトヴィッチへ送り、トラップさえ良ければ明確な決定機になり得たシーンを作りました。
大外、予兆。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/GnAaDQ1kpF
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
その後も最終ラインに積極的に降りたり大外に流れて精力的にボールに関わりました。
その結果、48分に「クロスを上げられないほど狭いから抜いてしまえー!」と言わんばかりのテクニカルなタッチで3、4人をかわしてボックス内で倒されてPKを獲得しました。
そのPKをフッキが決めました。
1失点目。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/cyAmnAKTti
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
更に50分は、プレビュー映像をよく見て頂いた方なら既視感あるシーンを作られました。つまり、上海自陣からの直線的なカウンターです。
既視感。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/20udvuBbid
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
決められなくて本当に良かったですね〜。
浦和にも変更点がありました。前半は興梠を最前線とした前線は上海の最終ラインにボールを持たせることを許容した”待ち”が多い守備対応でした。しかし、オスカルが列を下げたのに対してエヴェルトンが前に出たり、1点を取られたことによって興梠らもプレスをかける姿勢を見せていました。
変更。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/r3c8kwg2Mt
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
53分には大外に流れていたオスカルにパスが入ったのをエヴェルトンがプレスに向かってきたスピードを利用してワンタッチでかわし、一度はマウリシオがカットしたものの予測をつけて駒井的な20番が即時奪回して、シュートまで完結させたシーンを作りました。
#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/l55s2DgAbO
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
更に54分にオスカル、59分に2番と立て続けに斜め45度からのクロスを送るシーンを作り、前半は1〜2回ほどでしたが後半は開始15分で4〜5回作り出し、この視点から上海ペースであることは明白でした。
試合をバラバラにしようとした上海に対して浦和は、低い位置での守りの徹底は前半と同様に後半序盤もPKを与えていたシーン以外できていたと思います。
しかし、ボール保持では元々構築できていない上にポジション回復させる前にリスタートさせたり完結させようとする意識が強く、秩序を保つことができずに単調さが目立ってきました。失点しないことが大前提にしても、ボール保持の有無にかかわらず試合を自分たちで支配しているように前半は見せられていたのに後半から披露できなくなったのは残念であり、上海の誘惑に乗ってしまったなぁという印象です。
62分に20番に代えて6番、2番を代えてイチオシの21番ユーハイが投入されました。
そして、68分00秒に攻め込まれてオスカルにボールが渡り、ボックス内でオスカルには自由を与えてはならないと岩波、橋岡が2人で対応したのを逆手に後ろでサポートに来た21番にパスを送り、フリーでクロスを送られて合わせた11番のシュートがマウリシオの手にあたりPKとなりました。
カウンターからの逆カウンターみたいな状況でボックス内まで侵入を許しましたが7人ボックス内にいましたし、抑えるべき選手を優先的にケアできていたいたと思いますし、マウリシオもアルナウトヴィッチのマークから11番へ素早く寄せたところのハンドとなってしまいました。
唯一改善できた点としては、外に張っていたところからオスカルと入れ替わるように中央に流れていった11番をパスが入るまで誰も注意するような素振りがなかったのは結果論であり難しいですが、できないことではなかったかなという思いです。↓↓↓↓↓
獲得したPKをまたしてもフッキが決めて2-2となりました。
2失点目。#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/yxdNjPHn8q
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
・大槻監督の采配
71分にエヴェルトンに代えて柴戸を投入しました。柴戸は右シャドーに起用、長澤をボランチにコンバートしました。その意図は周知の通り、オスカルを制限する為だったと思います。
これは個人的には考えつかない策ですけど良策だと思いました。大槻監督のイメージした通りオスカルを1回を除いて良く対応できていたと思います。受け手としては少し残念なこともありましたが、3失点目のキッカケとなり得る選手を抑えられたのは評価していいと思います。
柴戸海 #urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/hwKeHXI3P4
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
勢いを完全に掴んだ上海は前からでも束となってプレスに出ました。浦和は基本的にその対応を巧くかわせる術を身につけてない為、自陣で失ったり終いには単純なバックパスをアルナウトヴィッチに奪われてあわや大ピンチを作られる状況になりました。
#urawareds #浦ビュー pic.twitter.com/jfL3QJBk8B
— 浦ビュー (@ura_view17) 2019年8月28日
浦和が時折押し込めた時も、やはり上海が後ろで束になってしまうとそれを壊せるほど浦和は上積みできていないので明確な決定機を作ることができませんでした。後半のボックス内でのシュートはマウリシオのFKのこぼれ球の1本だけですね。
更に、普段はスタメン組でこの試合は62分からの登場となった6番の守備での振る舞いは流石で、パスカット1本、セカンドボールを柴戸に拾われたのを遅らせた対応を1本と自分に与えられた仕事をこなしていました。
次第に”待ち”の守備に変更していき2-2で試合を終わらせるように仕向けていきました。その一環として、ファブリシオに代えて阿部ちゃん、最後は興梠に代えて武藤を投入しました。
試合は2-2で終了。第2戦・埼スタで準決勝をかけた大一番が行われます。
〜総括〜
基本的にはプレビューの答え合わせをした前半戦と時系列で上海が好循環であったことを伝えた後半戦というような構成となりました。一貫性がなくてすいません。
早々に先制点が取れたことによって、両チームの本来のプランであるかは分かりませんが、浦和は準備したことができていたと思います。一方で上海は原点に戻るのが後半からになってしまったのが勿体無かったと思います。正直、浦和が前半良かったというより、上海が悪かったという方が個人的には近い見方でした。
それでも単純に決まったような2得点ですが、実に計算された得点であったことを忘れてはなりません。更にフッキやオスカルに対して具体的な対応を示せたことは素晴らしかったです。
後半も浦和が前半よりガラッと落ちた印象はないです。上海が通常運転になれたことが前半とは違う展開になったという方が個人的な見方です。
何よりミスはあったものの、
①カウンターから失点しなかったこと
②大外斜め45度からのクロスで失点しなかったこと
上海にこの2点から失点しなかったことは称賛に値します。
第2戦もこの2点を大大大警戒していきましょう。
今回のレビューは本当に難しかったです。
未だに整理しきれてないので、また第2戦までに確認して丁寧にお伝えできるように心がけます。
•さいごに
浦和は第2戦まで4試合の公式戦があります。
上海は1試合しかありません。
なので、今回のプレビューがその時のプレビューになると思います。更に例のアレも追求します。そして可能であれば、たった1試合の上海vs山東を特別レビューしてみようかと検討中です。
鹿島戦のレビューより投げ銭システムを採用しています。完全無料公開した最後に全てに100円をつけさせて頂いてます。今回の作品が面白いと思って頂いた方は是非前のめりに! 完全無料公開して最後に100円をつけている理由は下記の記事で30秒で読めます。
今回も読んで頂きありがとうございました。
面白ければリツイート等々で拡散、宣伝して頂けると嬉しいです。感想もお待ちしております。
浦ビュー
初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ura_view17
1 匿名の浦和サポ(IP:175.132.211.214 )
今季は4-3-3という形(細かな戦術の差異はあれど)に上手くやり込まれてる印象。3-4-3の限界か選手の限界か
2019年08月29日 11:05
2 匿名の浦和サポ(IP:153.150.76.64 )
そもそも3トップを3バック(5バック)で抑えようと思うのが間違いなのではと最近思うようになった
2019年08月29日 16:04
3 匿名の浦和サポ(IP:222.227.204.71 )
浦ビューさんに質問やらコミュニケーションが取れるフォーマットがどこかにあればいいなー
2019年08月29日 20:45
浦和レッズ大槻監督が目指すサッカーとは?現有戦力で4バック3バックの併用...
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