ニュース

“上海上港をどこよりも徹底分析” 多くの浦和サポーターに読んで頂きたいです。【浦ビュー】

今年よりTwitterでスタートした「浦和レッズのプレビュー、レビュー」が面白いと話題となっている浦ビューさん。
その原稿を浦ビューさんに許可をいただき浦議に転載させていただきます。

 

ACL 準々決勝第1戦 プレビュー
上海上港vs浦和レッズ

 

いつも読んで頂きありがとうございます。
今回も開いて頂きありがとうございます。

 

さぁ、いよいよやって参りました。
ACLのおかげで多くの方に認知されて読んで頂けるようになったので、対戦が決まった約2ヶ月間、気合いを入れて上海上港の試合を日々見て情報を一つ一つ取り入れていきました。

 

当初の目標は今季の全ての試合を確認するでしたが、鹿島戦、名古屋戦、札幌戦、水戸戦、神戸戦と1週間に2回ペースのプレビュー作業に追われて流石に目標を達成することができませんでした。

 

しかし、24試合は確認する事ができました。
もっとサッカーを観ることが巧い方は、5試合ぐらい観ればチームの特徴を理解できるのでしょうが、私は浦和サポーターのACLへの熱量に影響を受けて、質を絶対に重視しながら量も多く観る誰も得しない無駄な挑戦に挑みました。

 

その代わりに上海上港戦への熱量や前のめりな姿勢だけは、他の媒体に負けないよう心がけました。

 

しかし。。。

 

学んだ全ての情報を押し付けても情報過多になり過ぎて、本当に伝わってほしいことが伝わらないので、初めて上海上港に触れる方にイメージしやすい表現や内容で言及することを最後まで心がけました。残念ながら切り捨てた情報がほとんどです。

 

浦和の勝利を願いながら、この試合を楽しめるポイントを1つでも見つけて頂ければ幸いです。

 

では、プレビューを始めたいと思います。

 

 

 

〜上海上港 最近の結果と今季の成績〜

 

FA杯 広州恒大 2-0○
第19節 武漢 1-1△
第20節 天津権健 0-0△
第21節 広州富力 2-2△
第22節 天津泰達 5-1○
FA杯 山東魯能 0-2●

 

16勝5分2敗 47得点19失点勝ち点53 現在3位

 

—ACL—
第1節 川崎戦 1-0○
第2節 蔚山戦 0-1●
第3節 シドニー戦 3-3△
第4節 シドニー戦 2-2△
第5節 川崎戦 2-2△
第6節 蔚山戦 5-0○

 

ベスト16 全北現代戦
第1戦 1-1(ホーム)→全北は敵地で勇敢に挑んだ
第2節 1-1(PK5-3)

 

・今季の公式戦の敗戦は僅か4試合
・ACLの結果を見れば分かる通り”負けないチーム”
・得点は圧倒的、失点は少なくリーグ3位に値する得失点差。
・夏場になった最近結果が出なくなりました。
・浦和戦最後の公式戦 FA杯準決勝でフェライニ率いる山東に敗れました。浦和にとっては朗報です

 

〜上海上港・最近のスタメン〜

 

第22節 天津泰達 5-1○

 

FA杯 山東魯能 0-2●

 

・システムは3-4-3と3-5-2がベースで浦和とミラーゲームが確実です。しかし、上海にシステム論を語るのは50番目に重要なことなので、特に気にする必要ないです。

 

・直近の山東戦でまさかの4-3-3。3バックの癖が抜けずに失点。この敗戦の大きさを考えて通常の3バックに一応戻すと思われます。

 

・フッキは天津戦で負傷。全治1ヶ月報道でしたが、直近の山東戦にスタメン出場。問題なければ浦和戦も出場。

 

・オスカルはイタリア移籍説が浮上。現時点では動きがありませんが、8月31日までに移籍する可能性もあります。

 

・エウケソンは広州恒大へ移籍。新たな助っ人としてウェストハムからアルナウトヴィッチを補強。

 

・スタメン組に怪我の情報は今のところなし。北京国安や蔚山現代とは違い、万全な上海上港がやってきます。

 

「浦和を倒すにはこのメンバーだ!」と試行錯誤して個人的に作ってみたので、配置はどうでもいいですが人選に注目して確認して頂ければ!

 

 

〜上海上港注目の選手〜

 

ACL恒例でございます。
主な中心選手を紹介していきます。
背番号と特徴が一致する程度でいいので、是非ACLでも相手チームの選手を知った上で試合を観て頂ければ楽しめるかと思います!

 

・監督 ヴィトール・ペレイラ(ポルトガル🇵🇹)

 

ビラス・ボアスの右腕としてポルトで10-11シーズンに3冠を経験。その後、アルアハリ、オリンピアコス、フェネルバフチェ、1860ミュンヘンで監督。ビラス・ボアスの後任で上海上港の監督に2017年就任。フッキはポルト時代で共闘。その信頼関係からかキャプテンに抜擢。

 

10番 FW フッキ(ブラジル🇧🇷)

 

説明不要の要警戒選手です。基本的には皆様がイメージされているままの選手です。
•強靭なフィジカル
•圧倒的なスピードから繰り出されるドリブル
•目では追いつかない強烈なシュート

 

チームの拠り所であり、常に期待に応えてくれる存在であることは改めて強調したいと思います。

 

では、早速フッキのドリブルを映像で確認お願いします。

 

※この映像は1.3倍速ではございません。
※この映像は1.3倍速ではございません。
※この映像は1.0倍速です

 

 

身体動作のプロではないのでド素人の自己流な表現になりますが、フッキのかわすドリブルで素晴らしいと思った点は「ズレを作ろうとしているのではなく、ズレを見つけようとしている」ことだと強く感じました。

 

具体的に言うと、フッキは正対する1対1を自分から作ろとするのですが、その時に強引にかわすことだけではなく、相手の身体の向きや軸足や重心が前がかりなのか後ろがかりなのかを冷静に見極めてかわそうとしていることが多いです。相手が自然に動いてくれたズレを瞬時に見つけてかわすという高度で効率いいドリブルをしていると感じました。1人かわした後にスペースがあれば例の如くスピードに乗って誰も止めることができないドリブルに持ち込むことができるので、本当に止め方が難しいです。

 

では、実際に字幕付きの映像で確認お願いします。

 

 

個人的に今までは「フッキって速くて強~い」と思っていたのをこの機にできる限り詳細に繰り返し見てみると、ズレを見つけてかわすドリブルをしていることが分かりました。頭のいい選手です。

 

フッキは長年中国でプレーしているので他チームは何度も対戦済みで、フッキにパスが渡った時の距離の詰め方などの対応が比較的最難関ではなく、チームとしてコンパクトに守れている時は、自由に好き勝手に前進されるシーンはさほど多く与えてないです。結局、フッキが最もフッキらしいのは、間延び感というか、全体がオープンなスペースになっている状況時に最高の見せ場になっていました。それだけの情報で充分浦和がやることは明確なのではないかと思います。

 

8番 オスカル(ブラジル🇧🇷)

 

オスカルも説明不要ですよね!
“魔法をかけられる選手”のトップクラスです。現在もゲームメーカーであり、パサーであり、クロッサーであります。

 

2017年の浦和との対戦も改めて振り返りましたが、オスカルはサッカー上手くなっていますね!
躍動感、俊敏性、スキル含めて現在の方がプレーレベルが高いように感じました。浦和にとっては縁起の良い選手で通っていますが、今回は更にバージョンアップされたオスカルと対峙しなければならないことは理解して欲しいと思います。

 

—メモ—

 

•ボールの隠し方が巧い
•相手を背負った時の前を向く反転は反時計回り
•とにかく右足に集中。右足に面をしっかり作って最低限防ぐ

 

オスカルは右利きの魔術師です。
どんな状況でも、オスカルに対しては右足に持ち出す方に面を作ることを意識して守った方がいいと思います。反転が反時計回りなのも同じ理由です。緩急をつけるドリブルも得意としますが「今のは左足で持ち出した方が効果的では?」と思っても右足を使います。左サイドでプレーすることが多いですがクロスを上げさせる際は、奥深くまで侵入させて左足でクロスを上げさせる状況を作ってみると失点の確率を下げられるのではないかと思います。右足が窮屈な状況になるとロストも目立ちます。

 

では、オスカルは2つの映像を用意しました。

 

・キック編

 

 

・得点&スキル編

 

 

7番 アルナウトヴィッチ(オーストリア🇦🇹)

 

今夏新加入の超超反則級のストライカーです。つい最近までプレミアリーグで戦っていた選手なので、ベストを尽くせば飛び抜けた選手です。ACLの重要性が浸透性していれば、物凄いアルナウトヴィッチが登場するかもしれません。

 

腕の使い方やギアの上げ方、ボックス内での合わせる技術は流石で、移籍から早速ゴールを量産しています。エウケソンの後釜のような形で入ってきた選手ですが、1つ目のスピードとかボディコンタクトなどなど多くの点でアルナウトヴィッチの方が優れています。

 

唯一の懸念は、周りがアルナウトヴィッチに遠慮している感があることです。しかし、その傲慢さに応えるだけの結果を残すはずなのでとても注意深い対応が必要です。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

・25番 MF アフメドフ(ウズベキスタン🇺🇿)

 

前回対戦が印象に残っている方は覚えている選手だと思います。中盤の器用な選手です。中国リーグは外国籍選手が3人規定なので、基本的にアフメドフは試合に出ることができません。ACL専用選手と言っても語弊はないです。ACLに賭ける想いは相当なものだと思います。

 

“堅実”の言葉が似合う選手で、2列目からゴール前に飛び出してくる迫力は抜群です。外国籍選手として突出した能力やチームに貢献できているかと言えば大きく頷くことはできませんが、それは試合勘によるものかもしれません。しかし、直近ではフッキが怪我していて外国籍枠が空いていた為、試合勘の問題は克服しています。ACL専用助っ人としての役割を果たせる準備は整いました。

 

 

・11番 MF リュ•ウェンジュン(中国🇨🇳)

 

中国籍選手では最も強敵な選手です。
本職はFWで決定力やボックス内での働きなどが持ち味で開幕戦でゴールを決めるような選手です。しかし、前線3枚は恐らく変更しないので、ボランチ起用だと思います。ボランチにコンバートされてでも監督に使わせたいと思わせる選手だと言うことです。中国籍選手の中では14番と同率の公式戦6ゴールでトップスコアラーです。

 

中国籍選手の中では最も俊敏性やスピード力のある選手です。ボランチ起用の是非は難しいですが、複数ポジションを卒なくこなせる点を含めて武藤に似ているとイメージして頂ければいいと思います。

 

11番の映像は後ほどアップします。
理由はその時分かります。お楽しみに!

 

・21番 CB ユーハイ(中国🇨🇳)
左CB起用の左利きの選手です。最終ラインの中では最も攻撃で力を発揮できる選手です。個人的には高い評価なのですが、監督的には他の選手を重宝する時もありスタメン確実とは言えません。ユーハイはオスカルとの関わりが良好に見えました。オスカルもユーハイのクロスには信頼を寄せていて、自己犠牲してでもユーハイにフリーでクロスを上げさせる状況を作っていました。後述しますが、上海上港のキーワードは「クロス」です。その助けになる一端がユーハイです。個人的オススメ選手です。と、最後に確認してみると中国代表選手としてW杯予選をスタメンとして戦っていた選手だったようです。眼に狂いはなくて良かったです。

 

では、ユーハイ(21番)を映像で確認お願いします。

 

 

・28番 CB ヘー・グアン(中国🇨🇳)
欠かすことのできない絶対的な中央CB起用の選手です。22試合中21試合出場。守備で力を発揮できる人当たりに強い選手です。マークを外すシーンはあまり見ませんし、平均失点1点以下の好成績を残せている大きな要因の選手です。2017年で浦和と対戦済みです。

 

・6番 MF ツァイ・フイカン
スタメン確実なボランチ(アンカー)の選手です。
球際、ボール奪取力は素晴らしいです。大島僚太から正対して平然とボール奪取したことがハイレベルであることの証明です。セットプレーの合わせ役でも効果的な選手でオスカルの質の高いFKを頭で合わせてゴールを決めたのは印象的でした。 2017年で浦和と対戦済みです。

 

では、映像で確認お願いします。

 

・2番 WB ジャン•ウェイ(中国🇨🇳)
左WBが主戦場の選手です。激戦区の左WBなのでスタメン確実ではないです。しかし、WBとしては1番クオリティのある選手だと感じました。前へ飛び出す推進力やタイミング、守備時の出だしなどクオリティの高い選手という印象です。本来、右利きですが左足も器用に蹴れる選手で決定力も高く、とある試合でキックオフ数分での先制弾は鮮明に覚えています。 4番のワン・シェンチャオも同様の特徴を持っている反対右サイドのWBです。

 

・20番 MF 楊世元(中国)
7/21のリーグ戦で負傷交代。それ以降、離脱が続いていたものの直近の山東戦で復帰。主に中盤の選手です。中盤からでも躊躇なくドリブルで運んだり自力でこじ開けようとする駒井的な魅力があり、攻撃時謙虚なプレーが多い中国選手の中では毛色が違う選手だと思います。 ロングスローも持っています。

 

北京国安蔚山現代の注目選手は11人を超えた選手を紹介したと思います。それはチームに関係なく、個人としても質が高く落選させるにもさせられない選手ばかりだったからです。しかし上海上港は、プレビューの作り手としては相応しくない表現ですが、特定の選手への依存が高いことは断言できます。つまり、外国籍選手への依存度、期待度が高いことはハッキリと伝えておきます。

 

なので、13番のビルドアップ力がないことや5番が守備時に止まってしまうことやGK1番などの常備出場していて今回もスタメンが濃厚とされている不安要素はチーム内での存在感を考えれば、個々に紹介しなくていいのかなと結論致しました。

 

「フッキすご〜い、オスカルすご〜い」が上海の正しい見方であることは間違いないです。今回はそれを大真面目に言語化していつものようにチームスポーツであることを様々な視点から言及していくつもりです。

 

そういう風変わりで熱心な浦和サポーターは是非この後を読み進めて欲しいと思います。

 

では、いってらっしゃい。

 

〜上海上港ってどんなチーム?〜

 

上海の特徴を掴む最初のキッカケをどのように伝えるかは本当に悩みました。大切なことは2回伝えたい。大切なことは2回伝えたい。 そう考えた末の内容がこの章でございます。

 

では、スタートです。

 

Q.「上海上港の最終ラインからのビルドアップはどうですか?」

 

A.「最終ラインのビルドアップ能力は高いとは言えません。前線へ合わせるような精度の高いキックを高頻度で蹴れる選手は21番のユーハイぐらいです。」

 

Q.「では、最終ラインからはどのように前進することが多いのですか?」

 

A.「オスカルやツァイフンカン(6番)が降りて始めて足元から効果的に前進することができます。中国リーグは多くのチームが上海に対して、早くから後ろに撤退してしまいます。しかし、オスカルら中盤が降りないで足元から前進を試みようとしても全然脅威ではないです。」

 

Q.「なるほど。中国リーグでは上海の最終ラインにプレスをかけるチームが少ないんですね。でも、浦和はJリーグで高い位置から奪おうと前線からプレスに行かせています。上海戦でも同様な事が想定されますが、そうなった時の上海はどうなるんですか?」

 

A.「大きく蹴ります。ロングパスです。プレッシャーを感じる距離もJリーグに比べると脆く、少し強度を高めたり、スピードを上げたプレスに上海の最終ラインは失わないことを優先してロングパスを蹴り込んできます。若しくは、GKまで下げてGKが大きく蹴り込んできます。」

 

Q.「上海の最終ラインのビルドアップは、相手のプレスがなければ保持することができますがオスカルら中盤の選手が助けに来ないと効果的な前進はできない。一方で相手のプレスがあれば、先ずはロングパスで失わないことを優先しているのですね。」

 

A.「基本的にそうなります。ロングパスの意図の有無にかかわらず前線で待ち受けるのが、フッキやアルナウトヴィッチなので浦和が1つ目を防ぐことは半分諦めた方が良いと思います。それよりも、次のセカンドボールや前を向かせないことにフォーカスして、プレスバックして挟み込めるような距離間やボールホルダーの利き足に合わせて面を作ったりすることの方が重要だと思います。」

 

Q.「フッキの選手紹介の時に間延び感が良くないと言及していましたよね?」

 

A.「その通りです。浦和にはコンパクトさが求められます。大槻監督は、第1戦&アウェイ用の戦いを用意してくるはずです。ラインの高さをどこに設定するかは大槻監督次第ですが、どの高さであっても、ライン間はコンパクトであることだけは求めて欲しいですね。」

 

〜上海上港は流動的にポジションチェンジ〜 

 

Q.「上海はボール保持時に流動的なポジションチェンジを行います。中でも特徴的なのは、シャドー又はボランチで起用されるオスカルが大外に張ってWB的な振る舞いをします。どのような意図が感じられますか?」

 

A.「先程も述べましたが、最終ラインから中央の狭いスペースを縦パスで通せる選手が少ないです。通そうと思えば通せるはずなのですが、挑戦しません。なので、オスカルがシャドーのまま中央のライン間で待っていても縦パスが来る機会は少ないんです。そういう理由で、オスカルは高い位置の大外に張って時間とスペースが与えられているサイドからなら最終ラインも前進を試みことができています。チアゴマルチンスとダンクレーと畠中を強奪したらオスカルは中央中心にポジショニングするかもしれませんね。」

 

Q.「なるほど。。。上海上港はサイド攻撃が中心なんですね?」

 

A.「そうなることが多いです。先程も述べましたが、本当に前線のポジショニングは流動的です。フッキも2列目の手前まで降りてきて最終ラインの前進を助けに出たりします。間延びとかオープンなスペースができない状況だとサイド攻撃が中心となります。」

 

〜上海のチャンスパターン〜

 

Q.「では、上海はどのような決定機が多いですか?」

 

A.「上海のチャンスパターンは大きく分けて4つに分けられました。言い換えれば4つあることが素晴らしいとも言えます。」

 

A.「その中で皆様に知られてなく最も再現性の高いパターンが、「大外斜め45度からのクロス」です。つまりは、アーリークロスと言ってもいいのですが、今回は「大外斜め45度からのクロス」と 名づけます。」

 

「得点が入る入らないに関わらず、大外斜め45度からのクロスはめちゃくちゃめちゃくちゃ多いです。そして、めちゃくちゃめちゃくちゃ最大最高最上に警戒です。沢山の試合を見たせいか、頭の中で振り返ると常に大外斜め45度からのクロスが回顧されます。フッキとかアルナウトヴィッチとかは練習で擬似させても実際に戦ってみないと…というのはあると思います。しかし、大外斜め45度からのクロスは、競る相手はフッキやアルナウトヴィッチですが体感しておくこと、直前練習を積んでおくこと、慣れておくことは絶対に重要だと思います。大外斜め45度からのクロスが警戒であることを読んで頂いた方が覚えてくれたらもう8割充分です。それぐらい重要ポイントです。 

 

そして「大外斜め45度からクロスを上げるのは、どの選手であるか?」

 

察しのいい方は分かったかもしれませんが、オスカル選手です。オスカルが大外に張る理由は前述のQ&Aで意図を考察しましたが、”オスカルが大外に張ったことを長所に変えていこう!”という試みが”大外斜め45度からのクロス”であり、”サイド攻撃”であるということだと確信しました。そして、実に緻密に計算されているものだと感じました。オスカルが途中交代や欠場すると本当にボールが回らなくなってしまいます。それ程影響力のある選手であるという事です。

 

しかし!!!

 

最近、オスカルは大外に開く回数を減らしているんですよね! サイドよりも中央にいる事が多くなっています。そのポジショニングが、最近の上海の低調な成績に繋がっているのではないかと個人的には考えています。やはり、時間とスペースが与えられたところでアクションを開始した方がオスカルは生き生きとプレーできているように感じたので、大切な浦和戦では修正させることを求めた方がいいと思います。

 

浦和は松本山雅戦の同点弾となった宇賀神の縦を限定した守備対応は上海戦ではダメだと思います。浦和のコーチ陣がどれくらい積んできたか未知ですが、私は縦に侵入されてでもクロスを上げさせないように求めます、上海戦では。

 

 

反対に上海は浦和vs松本を当然チェックしているので、より集中的に狙ってくるかもしれませんね。

 

では、具体的に映像で見て頂こうと思います。
余りの再現性の高さにどの映像を使うか迷いました。

 

大外斜め45度から①

 

 

大外斜め45度から②

 

(映像の後半は殆ど11番が決めているものです。フッキやアルナウトヴィッチが合わせると思われがちですが、オスカルたち出し手はそれを計算してマークが薄くなる11番に決めさせる狙いも持っています。ボックス内で守るというより、クロスを上げさせないが大切であると強調したいです。)

 

 

そして、大外斜め45度からのクロスを象徴するトップ2の映像を見て頂こうと思います。

 

“This is Shanghai SIPG①”

 

 

川崎戦です。あの川崎がこれほど狙い通りに決められることから怖さしかありません。

 

“This is Shanghai SIPG②”(第1位)

 

 

オスカル、ユーハイ、フッキ、アルナウトヴィッチと外国籍選手3人そろい踏みで完結しているゴールです。集大成ですね、本当に。

 

1人でQ&Aをしていて途中から虚しくなりましたが、今回はこの手法が最も伝わるのではないかと判断致しました。とりあえず、何か1つでも心に留めてくれたら嬉しいです。

 

〜敵陣での守備・即時奪回〜

 

攻撃パターンの2つ目、3つ目が「高い位置でミスを誘発させてから直線的な攻撃」「間延び感から特定選手の質で」です。

フッキ、オスカル、アルナウトヴィッチ(エウケソン)と主に3人で構成される前線の3枚は、非ボール保持になると守備を行う連続性や連動はリーグ戦では基本的に行わないことの方が多いです。しかし、ACLでは重要性を感じているようでリーグ戦より一生懸命守備にも奮闘します。

 

「存在だけで脅威なフッキにプレスをかけられている!」と思いすぎるせいか、普段の距離では感じない圧力や怖さをどうやら多くの選手が感じているようです。川崎はまさにその好例で、フッキが背後にいると認知しただけで、普段ではしないミスを連発していました。

 

更に、アルナウトヴィッチの加入で敵陣での守備意識が強くなっているように見えました。つまり、アルナウトヴィッチの身ぶりを見ると「前にハメに来い。ハメに来い。」としているシーンが多いです。しかし、後ろの選手はタイミングが中々合わずに単体的に出てしまう結果になり、気持ちよく前進されたシーンは良くありました。アルナウトヴィッチは苛立ちを隠せるような選手ではないので、すぐに行動に出てしまいます。 浦和ボール保持の出来のバロメーターは、アルナウトヴィッチが何回苛立つのかで測るという面白い見方も提供してみます。

 

高い位置でのボール保持→ネガティブトランジション(攻守の切り替え)の移行では、即時奪回を積極的に試みます。その狙いの再奪取から素早くゴールを決めるシーンも多く見ています。

 

基本的に大槻監督はセーフティに戦うことを第1戦では意識して欲しいはずなので、低い位置から無理無理つなぐよりは回避を優先するのがセオリーだと思います。 しかし、こちらも上海の特異な点として、フッキとアルナウトヴィッチの「存在だけが脅威」問題と驚愕的なフィジカルで再奪取して独力で完結させる試みもあります。

 

フッキやアルナウトヴィッチに集中的にパスが入ることが想定されるので、他の選手よりもマークがキツイ分ミスが多いのは事実です。浦和にとって低い位置で彼等から奪取成功したら「とにかく離れる。離れる。一旦、フッキから離れる。」とメモしていました。

 

では、この章で読んで頂いた内容を映像で確認お願いします。

 

 

 

〜自陣からのカウンター〜

 

攻撃パターンの3つ目と4つ目が「間延び感から特定選手の質で」と「自陣で奪ってからの素早いカウンター」です。

 

フッキやオスカルがいる時点で起こり得るものだと覚悟するしかないカウンター攻撃です。具体的にコレ!と防ぐ策はないですね。カウンターをさせないことが唯一の策はだと思いますが。後は、相手より人数多く残しておくとか無難なことしか言えません。

 

結局、各選手の特徴でお伝えしたようにオスカルに対しては右足に面を作ることを意識して最低限に抑える、フッキはスピードでかわされるから近づきすぎも良くないし、ズレを見つけてくるから我慢して動かないことも意識して最低限に抑える。アルナウトヴィッチは………。 両WB推進力抜群なので、最後に大外余らせないようにする。というように、誰と対峙しているのか、横から追い越してきているのが誰なのか、本当に飛び込むべきなのか(特にマウリシオ!)、自制すべきなのかなどを瞬時に判断して実行する! 、関根みたいにプレスバックをみんなで頑張る! とあまり使いたくない精神論的なノリで最後だけ抑えられれば成功と思うしかやってられないですよね。

 

映像を見てしまうと恐怖しか感じられませんが、これが浦和レッズの対戦相手です。

 

 

※主にロングカウンターのようなシーンを2分20秒に収まりきる範囲内で載せましたが、フッキの個人映像も自陣からのカウンターが多数でした。本当に沢山ありました。「がんばれ!」しか言えません。

 

〜「後ろ向きに守備をすることは難しい」〜

 

「浦和がどうやったら得点の確率を上げられるのか?」

 

今回はサッカーの原則に従ってみようと思います。すなわち、「後ろ向きに守備をすることは難しい」です。

 

前述したのも含めて上海の守備の特徴を簡潔にまとめると、、、

 

①ACLなので前線の選手はプレスに奮闘する。

 

②WBの縦スライドに明確な決まり事はない。個人の判断に委ねられている感がある。

 

③前線の選手が守備を放棄する習慣があるので、後ろの選手は帳尻合わせできる術を身につけている。

 

④束になったときは他チーム以上に強固なものがある。

 

です。

 

これらの特徴に「後ろ向きに守備をすることは難しい」を狙いとして仕掛けた時に効果的な噛み合わせを想定してみます。

 

①ACLなので前線の選手はプレスに奮闘する。

 

→絶対失わないことを大前提に前線がプレスに出ることによって生まれる新たなスペースを岩波を中心に的確に突く。

 

②WBの縦スライドに明確な決まり事はない。個人の判断に委ねられている感がある。

 

→浦和のWBが高い位置を取れば上海はピン留めを許容する。留めさせてアルナウトヴィッチの苛立ちを誘う。

 

③前線の選手が守備を放棄する習慣があるので、後ろの選手は帳尻合わせできる術を身につけている。

 

→「後ろ向きに守備をすることは難しい」を実行するならば、上海にボックス内付近で構えさせるのではなく、もっと手前に引き出させた方が効果的であることは自明です。上海はホーム戦でのライン設定は最初から後ろのスペースを消す為に撤退することはしません。帳尻合わせについては④で。。

 

④束になったときは他チーム以上に強固なものがある。

 

→束という表現は「相手が上海陣に押し込んだ時には流石に全員が帰陣しないといけないので、コンパクトさを形成しますが、その時の守りはJリーグでもトップクラスの強固さを誇れる」という意味です。ということで、「みんなで撤退して守るぞ〜」とシフトした時の堅さを崩すのは現状の浦和では遠回りで難しいということです。つまり、束にさせる前に完結させることです。

 

以上、①と②の思惑を浦和が上手く合致させると、中盤に空間が生まれるはずです。押し下げらる前の上海はコンパクトさよりも、全体を守ろうとする意識が強いゾーンディフェンスなので、1人1人のカバーエリアが広く、留める作業をしておくことで絶対空間ができます。後は、岩波らが柔らかく浮かしてシャドーにつけるのか、遠くを見せるフリをして手前の青木へショートで繋ぐといったフッキらに臆することなく味方に繋げられることができれば非常に面白いことが起こると思います。

 

「後ろ向きに守備をさせる」なので、最終的には背後へのロングパスを効果的にできるだけ早く入れらるかになります。殆どの選手が対戦済みとはいえ、武藤や興梠と対峙するのは誰でも嫌です。何回も継続して狙えれば、必ず上海はエラーを起こしてくれるはずです。

 

最近勝ってない浦和の勝ち筋をイメージするのは苦労しましたが「後ろ向きに守備をするのは難しい」を1番の狙いとして仮設した最大の理由3点を紹介してこの章を締めます。

 

①押し込んだとして上海から得点を奪えるだけの上積みがなされているとは言えない。

 

②浦和は押し込み失敗からのカウンターで最近失点が続いているので後ろにスペースを残すことが怖い。かと言って、浦和に押し込み続けられる力はない。

 

③上海の失点傾向を見ると、間延びして分裂していることが多い。

 

では、上海の後ろ向きの守備と失点シーンを映像で確認お願いします。

 

 

 

〜ドリブルに滅法弱い〜

 

「単体で守るより、束で守った方が強固である」
これはサッカーでは当たり前だと思います。
しかし、上海は”単体で守れる力””束で守れる力”に他のチーム以上に大きな差があるように感じました。

 

その代表例として、”相手選手のドリブル突破に滅法弱い”という弱点を発見しました。
上海の選手は相手の勢いのあるドリブラーに対してお茶目なことに足で行ってしまうんですよね!

 

「パスで崩されるのが嫌なチーム」、「カウンターを仕掛けられるのが嫌なチーム」、「クロスを上げられるのが嫌なチーム」など、それぞれ相手チームに最もやられたくないことは抱えているものです。

 

その中で上海は「ドリブルで仕掛けられるのが嫌」という項目が他のチームに比べて高い優先順であると感じました。だって、足で行きがちなので。。。

 

更に前述しているように、コンパクトさを形成するよりも、全体を守ろうとする意識が強いので1人1人の間隔が広がっていることが多いので、スルスルとごぼう抜きできたりできます。しかも、中央で。。。

 

浦和には武藤、長澤、ファブリシオがいるではないですか。長澤はACLで圧倒的な馬力を発揮してくれます。この話の理想像なら武藤、最も独力で突破の期待が持てるファブリシオ。 当然サイドから関根がいます。

 

要は、パスで回してゴールに近づいて興梠に決めてもらう状況を作るのもいいですが「1回強引にドリブル突破試してごらん? 案外、行ける。行けるから。」 と選手たちに耳打ちしたいです。

 

では、映像で確認お願いします。

 

 

※今回は1人しかアップしなかったので、この選手がドリブル上手いだけ!と思われてしまいますが、他の中国籍選手のドリブルでもでも見られた光景です。

 

〜想定される試合内容〜

 

反町監督が「神戸戦から、浦和は変わっていた。今までの試合を観てもどれが本当の姿かは分からない。」と言うほど、ボールを保持できている、ボール保持できていないに関係なく、二面性というべきか確固たる姿を見せ続けないのが大槻レッズです。

 

蔚山戦の大槻監督の采配を振り返ると、ホーム第1戦で”待ち”の守備をプランを披露しました。そう考えると、今回も”待ち”の守備が予想されます。そのときは、オスカルの自由なポジショニングにはエヴェルトンや青木は余りついて行きすぎず、結局最後に誰がどうやってゴールを決めるのかは半分見えているので、5-4-1の鎖を維持することの方を意識した方がいいですね。カバーやボールホルダーへの警戒は怠っては話になりません。

 

個人的には、上げ過ぎず下げ過ぎずのラインを設定して、コンパクトさを絶対に重視して、浦和にとって左サイドに誘導して右CBで起用される13番にボールを集めさせてエラーを起こさせるような状況までこだわってデザインした守備ができたらいいのかなと完全にゲーム感覚で提案してみます。その際は、左に武藤で右に長澤はマストですね。

 

浦和が”待ち”の守備を行わないことも十分に想定されますが、そうなると、浦和が完全に上海を押し込んで長時間攻め込めることはできないと思うので、激動のトランジション合戦、オープンな展開になるのではないかと思います。そうなれば「後ろ向きに守備をすることは難しい」編で言及したことが比較的実現しやすいメリットはあるものの、上海の圧倒的なカウンター力が自由に発動しやすいデメリットもあります。その差し引きを計算して、どっちに勝算があるのかを汲んで大槻監督はプランニングすると思います。

 

一方で、上海はオープンな間延びした展開が最も大好物です。終盤はそうなったとしても、試合開始からそうなる状況には中々他のチームはさせてくれません。川崎に対してはしっかり守備から入ることを披露していたので全然スタイルに差はあるものの、Jリーグ括りで同じ対応をしてくる可能性も一応想定しておきます。しかし、どのような駆け引きになって分が悪い状況に追い込まれても、必ず裏側には確固たる長所があるチームなので対応しきれてしまいます。

 

なので、成功するか失敗するかは分かりませんが、この試合のペース配分を決めるのは完全に浦和サイドだと思います。大槻監督がどのようなプランを用意させるかで、ボール保持が多い方の決定、オープンな展開になりやすくなるのかなどです。つまり、大槻監督が狙ったプランは遂行されて反映されます。それが結局、効果的で浦和に良い方に流れるかはやってみないとですね。

 

浦和のことは当然ながら上海のことも知りすぎて、我が子vs我が子の対決なので色んなことを考えすぎて、余計に試合展開を想定することは難しいです。まぁ、想像できないから準々決勝に両チーム残っていると思うのですが。。。 想像を超える試合を繰り広げて欲しいと思います。

 

〜上海上港のプレー原則(?)〜

 

水戸戦で比較的好評だったので、上海のプレー原則もどきみたいなものを一応作成してみたので、鵜呑みにせずに参考程度でどうぞ。

 

・攻撃
主原則:流動的なポジションチェンジを駆使したサイド攻撃

 

準原則:①全体のポジションバランスは崩さない
:②クロスからの完結を終着点とした幅を利用する作りと運び

 

ネガティブトランジション(攻撃から守備の切り替え)
主原則:ボールをスムーズに前進させないことを大前提にボールホルダーへプレス

 

準原則:①即時奪回かポジション回復かを共有・判断
:②遅攻させる

 

・守備
主原則:攻撃にスムーズに移行できるポジションバランスで広く守る

 

準原則:①ゾーンディフェンスで前線の選手の分を後方の選手が担保

:②一定のゾーンへ下がったら、ボールホルダーへのプレスの明確化

 

ポジティブトランジション(守備から攻撃の切り替え)
主原則:相手の状況を認知して、カウンター又はポジション回復

 

準原則:①相手選手がボールの位置より後ろに人数をかけていれば、直線的なカウンターを優先
:②相手選手がボールの位置より前方にに人数をかけていれば、奪われないことを大前提により良い状態の味方へ繋げる
:③運べるなら運ぶ

 

〜被コーナーキック〜

 

水戸戦ほど深掘りはできません。
上海は、ゾーン中心の時折ゾーンとマンマーク併用で対応しています。

 

完全ゾーンでは、ポスト横にストーン役、その手前に5枚直線に並び、更に手前に後の4人が四角形となるように均等に並んでいます

 

ゾーンとマンマークの併用は分かりやすい例で川崎戦に採用していました。谷口と奈良のみにマンマークをつけていました。後の選手はゾーンで守っていました。

 

・上海のコーナーからの失点は今季約3点です。ニアサイドで逸らしてから中央の選手が決めるというので2点決まっていました。
しかし、セットプレーに弱いという結論には至りませんでした。浦和も今シーズンセットプレーから多いわけではないのでここぞとばかりに期待はしたいです。

 

〜自らのセットプレー〜

 

上海のセットプレーはキッカーの質が高い為、それだけで他のチームとスタートラインが違います。動き回ってマークを外そうとしたり、手前にいたフッキが蹴る直前にファーサイドに流れてフリーで合わせるなどデザインされていることは感じます。浦和は純粋なマンマークで守りますが、前述でもお伝えした通りフッキ、アルナウトヴィッチに警戒は当然ですが、6番には強く警戒をしてほしいと思います。優先順位高く競り合える選手にマークさせたいですね。

 

•さいごに

 

作り終わった今の感想は、ある程度の手応えとこんな程度しかできなかったのかの後悔です。映像へのこだわりは伝わったと思います。気になったシーンはとにかくメモメモを書き続けて25試合近くの映像を引用していると思います。画質悪くても何度も見て頂けると嬉しいです。

 

結局、浦和が勝てばどうだっていいという事を敢えて大真面目に上海の特徴を踏まえて見ることによって、更に試合を楽しんでくれたら私の2ヶ月は報われたものになります。読んで良かったと思って頂けたら最高です。

 

今回は完全無料公開した最後に300円をつけさせて頂いてます。埼スタのマッチデーと同額です。今回の作品が面白いと思って頂いた方は是非前のめりに! 勘違いされている方も多いので完全無料公開して最後に有料にしている理由は下記の記事で30秒で読めます。

 

 

超大作になりましたが最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

 

多くの方に読んで頂きたいのでリツイート等々で拡散、宣伝を義務として頂けると嬉しいです。感想もお待ちしております。

浦ビュー

初めて浦和レッズを見た方にも読みやすく分かりやすい内容にしつつ、長く浦和レッズを応援して頂いてる方にも満足して頂ける内容を目標に2019年より浦和レッズの公式戦のプレビューとレビューをTwitter上でスタート。
Twitter:@ura_view17

 

  1. 匿名の浦和サポ(IP:183.74.206.254 )

    ACL正直勝てると思う人良いねお願いします!

    2019年08月26日 20:18

コメント

  1. 1 匿名の浦和サポ(IP:103.5.140.177 )

    ACLやってる場合なんだろうか…

    このコメントに返信

    2019年08月26日 18:35

    • 1.1 匿名の浦和サポ(IP:111.90.62.8 )

      その通り、残留争いに集中。

      2019年08月26日 18:51

    • 1.2 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.40 )

      本当に残留争い【仕様】になってる?
      どういうことかわかるよね?
      あの時、サポはどういうサポートをした?
      選手をディスり、ヤジや罵倒でやる気を出させたか?
      本当にリーグで残留させようとするにはどうしたか、思い出してみな。
      まずあなたが本気を見せなよ。

      2019年08月27日 08:03

  2. 2 匿名の浦和サポ(IP:49.97.108.177 )

    強いチームVS松本に勝てないチーム

    このコメントに返信

    2019年08月26日 19:12

    • 2.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.40 )

      あぁこいつもディスりたいだけね。

      2019年08月27日 08:06

  3. 3 匿名の浦和サポ(IP:106.180.25.106 )

    中国も今いろいろときな臭いから、参戦の方は
    十分注意なさって下さい。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 19:18

  4. 4 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.151 )

    あっ!?サポもわかっている通りリーグ戦に専念しろよ。カップ戦なんてどうでもいいわ。降格したら終わりだぞ。アホなフロントのおかげでこのザマだよ。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 19:37

    • 4.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.40 )

      こいつも・・・・か

      2019年08月27日 08:07

  5. 5 匿名の浦和サポ(IP:126.193.81.252 )

    ブラジルトリオや興梠、関根はせめて途中からにしてくれよ
    ACLにはもう興味ない。リーグ戦に専念しろ

    このコメントに返信

    2019年08月26日 19:39

  6. 6 匿名の浦和サポ(IP:27.137.236.122 )

    次の湘南戦に向けて主力は休ませよう。次負けたら本気でヤバイよ?

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:15

  7. 7 匿名の浦和サポ(IP:183.74.206.254 )

    ACL正直勝てると思う人良いねお願いします!

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:18

  8. 8 匿名の浦和サポ(IP:126.152.196.31 )

    サポーターが浮き足立ってどうすんの?
    そうやって降格チラつかせればチラつかせるほど、プレッシャーがかかって、動きが悪くなっちゃうもんだよ
    自分は上海上港みたいな強いチームに勝って自信つけて、国内も勢いつけてもらいたいね

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:18

  9. 9 匿名の浦和サポ(IP:183.74.206.254 )

    武藤くんが活躍すると思う人良いねお願いします!

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:19

  10. 10 匿名の浦和サポ(IP:183.74.206.254 )

    山雅に負けているようじゃACL勝てないと思う人良いねお願いします!

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:20

    • 10.1 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.151 )

      本心はACL負けてほしくないけど今の状況じゃ負けた方がいいと思う。

      2019年08月26日 20:33

  11. 11 匿名の浦和サポ(IP:219.16.6.156 )

    浦和のリーグ戦のパス交換ランキングがほとんどDF同士かボランチと最終ラインのパス交換で酷いらしいね

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:27

  12. 12 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.151 )

    選手が一番危機感を持っているでしょ。ACLで勝って自信をつけるよりリーグ戦で勝った方がいいんじゃないの。連勝し勝ち点を積み上げていく方が自信にもなるし精神的にもゆとりが出来てくる。重要なのはリーグ戦の勝ち点だよ。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:31

    • 12.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

      そうは言っても勝てない

      2019年08月26日 23:13

  13. 13 匿名の浦和サポ(IP:163.58.75.87 )

    慎三、関根、青木の一人でもが怪我でもしたら、ますますJ2に近づくよ。
    この際、ACLの結果は問わない。
    今は、Jリーグの残り10試合をどう戦うかだけ考えてくれ。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:32

    • 13.1 匿名の浦和サポ(IP:118.108.208.240 )

      明日も気になりますが、9/1は裏天王山、第一弾。。。
      ここで敗戦だと、残りの対戦カードみると、結構厳しくなります。

      2019年08月26日 22:46

  14. 14 北ゴール裏住人(IP:49.98.170.85 )

    ニーハオ
    上海現地参戦
    上海市内のホテルの部屋から
    睡眠が大事し
    やることないから寝るわ

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:33

  15. 15 匿名の浦和サポ(IP:106.130.46.151 )

    ACLはリーグ戦順位で出場を勝ち取ってほしいね。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:34

  16. 16 匿名の浦和サポ(IP:119.173.97.44 )

    勝つべき時に勝つ。勝つべき時がいつであるかはそれぞれ参加者の判断次第。
    但し、ACLを勝つことについてはJリーグの戦績がおもわしくない以上、最早選択の余地がない状況。
    これは勝ってほしい。長期戦のリーグでは活躍できなくても、一発勝負ではレッズもやる、
    という方向性もありだと思います。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:37

  17. 17 北ゴール裏住人(IP:49.98.170.85 )

    ニーハオ
    上海市内のホテルの部屋から
    外出したいが海外…
    寝つけない
    寝るわ
    ひつじが一匹、

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:50

  18. 18 匿名の浦和サポ(IP:219.100.29.66 )

    リーグが酷過ぎてACLまでモチベーション下がってきた。
    たまには面白い試合やってよ。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:52

  19. 19 北ゴール裏住人(IP:49.98.170.85 )

    上海市内のホテルの部屋から
    ニーハオ、謝謝しか喋れない
    一応 ポケトーク持ってますが

    このコメントに返信

    2019年08月26日 20:59

  20. 20 匿名の浦和サポ(IP:114.22.210.25 )

    ACLでの好結果がリーグにもいい影響をもたらすことは十分考えられる。
    願わくばアウェイの地で勝利を。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 21:55

  21. 21 匿名の浦和サポ(IP:1.75.213.157 )

    昨年の天皇杯優勝から予選リーグを経て、ここまで全員で勝ち取ってきたACL。これまでACLのために選手・サポーターは本当に必死に闘ってきたと思う。だからこそACLが重荷だと捉えられてしまう、このJ2降格危機に陥った現状が悔しくてたまらない。俺は最後まで全力で参戦する!ACLもリーグ戦も浦和が勝てるように

    このコメントに返信

    2019年08月26日 21:56

  22. 22 匿名の浦和サポ(IP:106.72.47.32 )

    どの試合も負けたくないし、
    可能性がある限りどんなタイトルでも獲りたいし、
    そのために出来る限りの応援はしたい。
    ただ、今の状況から冷静に判断して潔く「選択と集中」をする必要性も否定出来ないんだよね。
    諦めるという言葉は使いたくはないけど
    来シーズンへ向けた優先順位でいえば
    1.J1残留確定
    2.天皇杯優勝
    なんじゃないかなと。
    ACLとリーグ杯は控え組に任せる決断をしたとしても
    大槻さんは責められないと思うんだが。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 22:49

  23. 23 匿名の浦和サポ(IP:113.34.3.237 )

    案外ファーストレグで3-0くらいで負けた方が諦めがつくかな…今のままだとどれを優先すべきか。ACLを取るならそれは明日死ぬ気で戦って欲しい。中国には行かないが画面越しで死ぬ気で応援する!

    このコメントに返信

    2019年08月26日 22:50

  24. 24 匿名の浦和サポ(IP:126.204.132.187 )

    スタメンに武藤と長澤が居たらいよいよ終わりだ。

    このコメントに返信

    2019年08月26日 22:55

  25. 25 匿名の浦和サポ(IP:106.72.202.160 )

    負けてもいい、諦めるとか言うやつに
    選手を叩く資格はない
    俺らにできることは死ぬ気で応援すること

    このコメントに返信

    2019年08月26日 23:23

  26. 26 匿名の浦和サポ(IP:126.33.199.142 )

    もちろんリーグ残留ということが今は一番大切。
    でも、人間なんだから手を抜いてしまうと本当に重要な局面でなかなか高いパフォーマンスを発揮できないと思うから、ACLも選手は入れ替えしたとしても丁寧に戦ってほしい。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 01:10

  27. 27 匿名の浦和サポ(IP:111.239.58.234 )

    肝はボランチの人選かな。
    青木エヴェが無難だけど、個人的にはエヴェを一列上げて、青木森脇コンビを見てみたい!

    このコメントに返信

    2019年08月27日 01:11

  28. 28 匿名の浦和サポ(IP:126.33.199.142 )

    正直毎回思うんだが。
    ここでただただ叩いてる人って
    苦しい経験とか成功体験とかしていないのかな?
    と思ってしまう。愛してるなら厳しい事を言いながら苦楽を共にしてほしいと思う。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 01:12

    • 28.1 匿名の浦和サポ(IP:118.241.63.24 )

      浦和のファンは結構苦行だよね
      何でフロントこんなにやる気ないんだろうってね

      2019年08月27日 01:29

    • 28.2 匿名の浦和サポ(IP:219.100.29.8 )

      負け続けていても選手たちの取り組む姿勢が良ければ叩こうとは思わない
      槙野みたいなやつがいるから叩きたくなる

      2019年08月27日 07:24

  29. 29 匿名の浦和サポ(IP:126.159.246.53 )

    たしかに苦行です。現に勝ててないですから。
    フロントに腹が立つことは結構あります。
    他のチームが的確な補強をしている姿を見たりすると結構悔しくなります。
    ただ、今はシーズン途中ですから監督、選手の背中を支えてあげられたら、、、なんて思っています。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 01:37

  30. 30 匿名の浦和サポ(IP:175.132.137.183 )

    リーグ戦が残り10試合もあるのに今から優先順位を付けて戦うのはまだ時期早々だろう。
    だからACLの準々決勝を控えで戦うなんてあり得ない。
    浦和は国内で唯一ACL2冠を達成している維持とプライドと自信があり、その思いを胸に全力で戦って欲しい。
    それにここでターンオーバーなんて使ったら選手のモチベーションも下がりその後の全て試合に影響すると思うね。
    この時期に勝ち点30あるのに残留に向けてACLを捨てるって、どんだけビビりで負け犬根性なんだよ、、、思ってしまう。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 05:53

  31. 31 匿名の浦和サポ(IP:123.255.133.136 )

    奇跡でも起きない限り、ACLの優勝はもう無理なのは分かってるから、どうか怪我だけはしないで。
    今のチームの核になってる選手は特に注視してほしい。
    Jリーグでの残留が今年一番の最大目標だから、ここで怪我なんてされたら一気に地獄に落ちる可能性が高まる。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 06:12

  32. 32 匿名の浦和サポ(IP:49.98.132.55 )

    まさかリーグ戦5試合勝ちなしでACLベスト8をむかえるとは~ただまだ試合は残ってるわけで切り替えて今日は最低でも引き分けできればアウェーゴールを獲って

    このコメントに返信

    2019年08月27日 06:55

  33. 33 匿名の浦和サポ(IP:106.130.42.23 )

    目の前にACLの試合があるのにリーグ戦に力を入れろておかしいでしょう。
    どんな状況でも目の前の試合に勝つ最善の力を出しきらないと。応援してます。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 07:28

  34. 34 匿名の浦和サポ(IP:126.33.212.246 )

    とにかく怪我だけしませんように。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 07:37

  35. 35 匿名の浦和サポ(IP:106.132.133.135 )

    ACL諦めてるやつとかはもうサポーターやめてしまえ!

    このコメントに返信

    2019年08月27日 08:01

    • 35.1 匿名の浦和サポ(IP:202.74.253.40 )

      サポじゃないでしょ?
      ただの客

      2019年08月27日 08:10

  36. 36 匿名の浦和サポ(IP:42.144.64.6 )

    週末の湘南戦が残留する上で重要なのは重々承知ではあるけど、ACLは全力で戦う価値あるし、ビッグゲームを勝利することでチームの流れも好転すると思います。
    だからこそ今日はベストの布陣で臨んでほしい。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 08:25

  37. 37 北ゴール裏住人(IP:49.98.170.85 )

    ニーハオ
    上海現地組
    上海市内のホテルから
    寝れなかった…
    さて 上海体育場へ
    ポケトーク握りしめ
    行くとするか
    さぁ やってやろうぜ。浦和人

    このコメントに返信

    2019年08月27日 08:56

  38. 38 匿名の浦和サポ(IP:116.91.195.240 )

    ACLまで無様に負けたらリーグにもかなり影響が出る。
    どの試合も重要だよ。選手のやる気が落ちないようにACLも勝ち続けた方が良い。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 09:49

  39. 39 匿名の浦和サポ(IP:153.147.131.120 )

    サポなら勝利のために応援しろよ。勝利を望んでいないとか何がしたいんだ!?

    このコメントに返信

    2019年08月27日 10:26

  40. 40 匿名の浦和サポ(IP:118.151.148.178 )

    このチームの未来のために負けてください。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 12:27

  41. 41 匿名の浦和サポ(IP:223.104.210.231 )

    負けていい試合。
    諦めていい試合。
    こんな試合存在しない。

    このコメントに返信

    2019年08月27日 13:47