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浦議ニュース09/10   6:23 PM

『浦和レッズの観客数が増えない理由は"3つのJ"にある』Jリーグ浦和vs柏【山中伊知郎の素人目線2017】

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▼サポのテンションが違う
レイソルの2点目が入った途端、南側自由席では、スッと立って帰っていく観客が続出した。こういう光景はあまり見た記憶がない。よっぽど観客はイライラしてたんだろう。何度も何度も決まりそうなシュートをことごとく外してたから。

最後に申し訳のようにPKで1点決めたものの、あれこそ「焼け石に水」。だいたい反対側の南側自由席にいると、なぜPKになったのかも、よくわからなかった。

動員数も3万1千あまりか。下位チーム相手ならともかく、優勝争いに加わっているレイソル戦で、この低レベルとは予想できなかった。4万近くは行くだろうと、試合開始1時間以上前に埼スタに到着したら、上の方がガラガラなのを見て、ちょっと拍子抜けだ。

明らかに、人が集まらなくなっている。北側のゴール裏でも、上の方にけっこう空席があった。

逆にレイソル・サポがサポーター席だけでなく、アッパーまで人がみっちりいたのが目に付く。今、テンションが高いのはレッズ・サポよりレイソル・サポなのだ。

▼3つのJが足りない
私は、ちょっと試合を見ても、相手チームが3バックなのか4バックなのかわからないくらいサッカーについては20年以上ドシロートなので、戦術を見て楽しむってことは、ほぼない。

強引に集約するに、3つの「J」を楽しみの基準として見に行ってる。

1番目が「順位」。優勝するとか、J2に降格するとか、そういう順位にまつわるあれやこれやが、やはり観客にとっては、最もコーフンするタネになる。

振り返っても、1999年の降格と2000年の昇格、2006年のリーグ優勝、それにACL優勝と、絶対優勝すると思ったら最後にコケた2007年は、到底、忘れられるもんじゃない。今でもたまに、土橋の決勝ゴールは夢にも出てくる。

2番目が「人物」。こいつは面白い、と感じた選手がいたら、もう別に順位がどうあろうが、見ていて満足。足がはやすぎてボールを追い越しちゃったり、ボールにつまずいた岡野なんて、それだけでもう入場料払う価値があった。

3番目が「情熱」かな。ボルテージの高さというか、キーパーが必死で足を伸ばして、そのつま先でゴールを防いだり、倒れながらも一生懸命もがいてゴール決めたりみたいな、そうしたギリギリのせめぎ合いが見てる側のボルテージも上げる。

まいった。きょうの試合を見る限り、今のレッズに「3J」のどれもが、ない。

「順位」でいうなら、リーグのちょうど真ん中で、優勝も降格もなく、ACL出場権すらやや遠のきつつある。

「人物」も弱い。7月から8月にかけて、もっともピチピチしていた関根も今はなく、あんなに輝いていたラファエル・シルバも、すっかり目立たなくなってしまった。「忍者」武藤の神出鬼没さも影を潜め、お祭り男・槙野の爆発力も見られない。

この選手を見てるだけで楽しい、ってのがなくなっちゃってるのだ。

最後の「情熱」にしても、それを感じたのはかえってレイソル側のGKあたりで、レッズの選手からは、どこか「消化試合」のような醒めた匂いがあった。立て続けに外していったシュートでも、「絶対に決める」集中力が見えないのだ。

こりゃ2点目取られたら、席立つよ。

13日の川崎戦だな。もう、このどんよりした空気を入れ替えるのは、この試合で2点ビハインドをひっくり返しての勝利しかない。ここで負けたら、私たちは、残り、退屈な消化試合を見せられ続けるかもしれない。



山中伊知郎

昭和29年生まれ。93年のJリーグ開幕時から、シーズンチケットでレッズを見続けている。職業はライター。山中企画という会社を作って、自分が制作費を投下して本も出版している。山中企画の4月新刊が『目が見えない演歌歌手』。生まれつきの全盲で、『NHKのど自慢』のグランドチャンピオンになったのをキッカケにプロ入りして今年10周年の演歌歌手・清水博正さんの本だ。 売れ行き好調で、5月に増刷。昨年11月に出した、かつてのGS(グループサウンズ)をテーマにした『最後のGSといわれた男』(オリーブのマミー・著)に続く、音楽関連本でもある。6月にもまた、作詞家・たきのえいじ氏の『生かされて』と、オタク業界の重鎮・高橋信之氏の『オタク稼業秘伝の書! デラックス・ア・ゴーゴー!』を出した。『生かされて』は、数多くのたきの氏のファンの支援もあり、これも増刷。10月には東京・王子で、11月には栃木・那須で、『生かされて』関連のコンサートも開く。ずっと続けているお笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち』(MC・イワイガワ)の67回目は9月25日。場所はお江戸上野広小路亭。ゲストは長州小力、タブレット純、浦添ウインドゥなど。



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