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浦議ニュース2016 12/05  21:10

『ミシャ監督から感じる稀勢の里体質』CS第2戦浦和vs鹿島【山中伊知郎の素人目線2016】

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山中伊知郎レッズコラム2010




▼似たくないのに似てしまう
縁起でもないからここ数日は誰にも言わなかったのだが、私は、去年くらいからずっと「浦和レッズ=稀勢の里」論というのを、密かに考えていた。

実力はある、勝ち星もそこそこ残す、しかし一番肝心なところでの勝ち方を知らずに、いつも最後の最後ではコケて優勝を逃す。もう、計算したかのように、こんな展開を繰り返す。

そして、どちらもともにこう指摘された。

「得意技は『期待外れ』」

だからこそ、私は九州場所の稀勢の里は思いっきり応援した。途中で星を落としても、三横綱を立て続けに撃破した時には、「今場所こそ優勝」を期待した。もしここでキセが優勝すれば、レッズも「期待外れ」の呪縛から逃れて、今年こそイケるのではないか。

しょうもなかったね、稀勢の里。三横綱に全部勝った翌日に、平幕の栃ノ心に負けちゃうんだから。もちろんそこで優勝はパー。「あーあ、結局、お前はそういうヤツなのか」とガッカリした瞬間、レッズのことを思った。

「まさか、あっちもまた同じ繰り返しか・・・」

稀勢の里は、年六場所もある大相撲で、一場所も優勝せずに年間最多勝利数力士になった。となると、レッズも年間最多勝ち点でありつつ優勝はできないという、ドツボな結果が起きてしまうのではないか?

イヤな予感だ。だから口にすると現実になりそうで、決して言えなかった。家族にも言わなかった。「浦和レッズ=稀勢の里」なんて。

ただ、似てるのだ。チキンハートで、勝負に徹しきれないところや、自分の型にハマると強いが、相手のペースにはまると自分を見失いやすいところとかが。

▼試合前から戦いはスタートしていた
心配した通りになっちゃったな。まったくもう、試合終了のホイッスルと同時にアタマ来て席立って、駆け足で自転車置いてあるところまで行ってしまった。

みんな同じ気持ちだったんだろう。帰りのコンコースは大混雑だった。10年ぶりがいっぺんに吹っ飛んでしまったのだから、そりゃもう、アタマにも来るって。

やっぱり補強で集めてきたメンバーが中心だと、大事な場面で力が発揮できないのかな。最後の10分とか、アントラーズは、ゴールキックの前にゆっくりとドリンク飲んでた曽ケ端はじめ、「逃げ切り」で意思統一されているのに対して、レッズの選手は見るからにバラバラでパニックのなっている感じがみえみえだったから。

そりゃ24年間、ずっとレッスを見続けているわけで、当然、優勝のかかった大一番を目の当たりにしたい。ただ、そこに至るまでも、案外ラクではなかった。

まずはチケットだ。年間シート席を持っているし優先販売で簡単に手に入るだろうと思っていたら、販売サイトで、パスワードが何度入れてもハネられてしまう。困って電話で問い合わせても、一日中、30分おきくらいで電話してもずっと話し中。事務局側が回線を増やしたのか、三日目くらいになってようやく連絡が通じて、新しいパスワードを教えてもらい、それでチケットが手に入る。

とはいえ、いつもの大人自由席。あとになって、年間シート席優先でなくて地元優先の方でもいいから指定席にしておくべきだったな、とチラとは反省したものの、その時点では「どうせ入れるんだし」と気楽なものだった。

で、当日。

まさか4時間前くらいに行っておけば、まだそんなに人も多くないだと、と楽観していたのが甘かった。午後3時半過ぎに埼玉スタジアムに着いたら、もうたいへんなに人だかり。スタジアム外のトイレすらも、ハーフタイム並みの行列が出来ていた。北門側に行くと、ゴール裏で応援するサポーターたちですでに5~6千人くらいの行列になっている。

それで私の本来の定位置である南門側の自由席の列にまわってみたら、午後4時の時点でこっちもすでに数千人単位で並んでる。

日も暮れて、気温も下がっていく中、立って並ぶのはそこそこシンドい。それでも開門は4時半と知っていたため、ほんの30分の辛抱だろう、と最初は気楽に考えていた。

ところが人数の多さにスタッフ側が対応できなかったのだろうか。なかなか開門が始まらず、ようやく開いたのは5時10分過ぎくらい。

寒さはそんなにヒドくはなかったものの、トイレに行きたくなるのが弱った。グループではなく、一人で並んでいるわけで、「ここの順番、とっといて」と頼む相手がいないのだ。

あらかじめ、いつもより多くの観客が来るのはわかっているのだから、しっかり準備して、時間通りか、せめて10分遅れくらいでは開けてほしい。

席は、どうにか、南側自由席の最も上側に近い階段通路沿いを確保できた。とても通路沿いは無理かと諦めていたのだが。いつも、混んでいる際に席確保をしてくれる方が、私よりちょっと後ろに並んでいたのを知って、一応、私の前の通路沿いの席を押さえておいたら、2分くらいですぐにやってきたので、「ここどうぞ」と声をかけた。

5時25分、席確保に安心して、場内をフラフラ散歩。MPDを買ってトイレに入ろうとしたら、だいぶ埋まっていた。試合開始2時間前にして、すでに相当集まってる。

埼スタ場内の様子を写真に撮ろうとしたら、充電し忘れていてカメラが使えない。私のボロなケータイで撮るしかなかった。

▼切り替えるのに1ヶ月はかかる敗戦
試合についてはあまり多くは語るまい。

興梠の一発が決まり、こりゃほぼ決定と安心したのもつかの間、キレイに金崎にやられてしまいました。たとえ性格に問題があっても、こういう大事なところで決められる資質がある人間は、やはり尊重しないと。

それより繰り返しになるが、私が最も気になったのがPKを決められた後のレッズが問題だった。どうやって一点取り返すつもりなのか、という意図がちっとも見えない。とても一点入る気がしなかった。

監督の選手交代についても、よくわからない。なぜ関根を引っ込める必要があったんだろうか。いい動きしてたし、若いし疲れてなかったでしょ。

興梠をズラタンに替える必要があったのかも、少し疑問あるし。

どうもミシャ監督自体に「稀勢の里体質」がある気がする。背負ってないと強いが、背負った試合には弱い、みたいな。

グチついでにいえば、いまだに今年の、CSを最終局面に優勝を決める二ステージ制には納得できない。だが、アメリカ大統領選で、トランプの当選が決まった後も、「本当はそうじゃない」と投票結果の再カウントを申し出るのが醜悪なように、決まったルールやワク組みそのものについて文句をいうべきではない。

来年から戻るし、もうアタマにも来ない。

帰る道々、ずっとレッズ・サポの人たちがこの後の時間をどう過ごすんだろう、ってことが気になって仕方なかった。みんな「祝勝会」のつもりでいただろうに、それがコケてしまうと、やはり「残念会」なのか、はたまた三々五々に帰ってしまうのか。

浦和駅周辺の飲み屋は荒れるぞ。

私だって、もし試合後にサポーター仲間と飲みに行ったら、ハラ立って、ガードレールとか蹴とばすかもしれない。

8日、横浜に行く必要もなくなった。一応は空けといたのに、こちらもガックリ。

さすがにまだ、「来年こそ」という気持ちにはなれない。そうなるまで1カ月くらいかかるかな。



山中伊知郎

昭和29年生まれ。93年のJリーグ開幕時から、シーズンチケットでレッズを見続けている。職業はライター。山中企画という会社を作って、自分が制作費を投下して本も出版している。山中企画では10月には、かつて竹書房で出した『小説・コント55号』の改訂版を出した。11月にはかつてのGS(グループサウンズ)について書かれた『最後のGSといわれた男』を出した。どちらも大きなテーマは、懐かしくも輝いていた「昭和40年代」。また、「離婚」ならぬ「Re婚」をテーマにした『Re婚相談所/Re婚シェルジュ』なる本も出した。Re婚とは「別れる」だけでな「夫婦がもう一度やり直す」という意味もある。 お笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち』(MC・イワイガワ)も開いている。63回となった次回は2月6日(月)。お江戸上野広小路亭。

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