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浦議ニュース2014 07/20  08:05

【山中伊知郎の素人目線2014】Jリーグ第15節 浦和vs新潟『世界を見て来た男の貫禄』

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山中伊知郎レッズコラム2010

▼レッズ・サポはやはり偉大だ
これはたぶん、多くの人が感じている「W杯ロス」なんだろうな。

あれだけのお祭り騒ぎと高度なプレイを見せられた後で、もうポッカリあいた心の喪失感はどうしようもない。そもそも、あんまりサッカーを見るのが気が進まなくなる。落語なんかでも、名人の、最も脂の乗り切っている時の最高の芸を見てしまった後は、しばらく寄席に行く気がしなくなる、なんて落語通の年寄りの話を聞いたことがある。

動かないメッシだの、動きすぎるノイアーだの、見ていてワクワクするし、とてもあれと同じことをJリーグで期待するわけにいかないのは、よくわかってるからな。

しかも、いざ埼スタに向かって自転車を動きだそうかというあたりで、外はドシャ降りの雨。ますます気力は萎えてくる。

カサさしつつ、自転車で行ったら、全身ビショビショで、気持ち悪くなった。

たとえリーグ戦再開といっても、こういう日によく3万人集まったと、そっちの方が驚いてしまう。雨にも負けず、風にも負けずのレッズ・サポはやはり偉大だ。

▼「世界を見て来た男」の貫禄
席についたはいいものの、最初のうちは、見ていてどうも試合にノリ切れない感じで、どこか醒めていた。

前半、突然交替で登場して来た李忠成が、ワンタッチでシュートすればいいものを、一度トラップして蹴ったら相手DFに当たって失敗した、なんてシーンを見て、
「やっぱりな。ワールドカップじゃ、こんなことはなかった」

なんて一人で納得してたり。

得点シーンも、オウンゴールじゃね。ハジけるというより、
「やはり日本の試合はこのレベルか」
と、つい斜に構えてしまったりする。ワールドカップで世界のレベルの高さと同時に、日本代表の世界における客観的なポジションを知らされてしまったために、私たちもみんな、いささか「自信喪失」気味でもあるのだ。

救いといったら、そのワールドカップに参加しつつ出場機会のなかった西川だ。味方に向けて、最初の攻撃の起点になるような正確なゴールキックと、ナイスセーブに、「世界を見て来た男」の貫禄を感じる。

演歌歌手でも、『紅白歌合戦』に一度出ただけで、みんな一気に成長する、なんて話を音楽関係者から聞いたことがある。少なくとも、その場にいただけで、「自分は他の連中とは違う」といった自信が持てるようになるのかな。

▼すでに面白いキャラになりそうな要素はある
あと、エラいな、アルビレックス・サポーターも。サポーター席がいっぱいになるくらい集まって、元気のいい応援を続けてた。レッズ側ゴール裏は、左右の上が、ほんのちょっと空席あったのに。

ピッチ上よりも、ついアルビのサポーター席に目が行ってしまった前半であった。

後半、田中達也が登場して、俄然、場の雰囲気が変わった。

先発メンバー発表でサブメンバーとして名前が呼ばれた際には、ブーイングではなく、拍手で迎えたレッズ・サポも、さすがに試合最中となると、敵になる。

また、当然のことながら、アルビ・サポの間には、しっかり「達也チャント」があって、それをご披露してくれるのだな。これで、レッズ側も、「よし、負けてたまるか」とボルテージが上がってきて、私もだんだん試合に入り込めるようになっていった。

その流れをさらに加速してくれたのが関根だ。

よく動く。ドリブルだけじゃなく、大胆不敵な運動量を、きょうの試合でも見せてもらった。うまく成長すれば、ワールドカップのロシア大会には、長友・関根で右左、いけるんじゃないか。体は小さくても、ひたむきに、守備と攻撃とをやり抜くキャラクターは、日本の国民性にも合っている。

ワールドカップ見てると、つくづく日本代表のキャラの薄さにもガッカリされたから。まさか、敵の肩に咬みつけとはいわないものの、世界で戦うためには、相手に負けない強烈なキャラクターは欠かせない。本田とドログバ比べてみても、ガキと大人だ。あれじゃ、貫禄負けして、勝てる試合も勝てない。

関根には、すでに面白いキャラになりそうな要素はある。

終わってみれば、オウンゴールの1点でも勝ちは勝ち。リーグトップのままだ。帰るころには、ようやく雨もあがっていた。次の試合は「W杯ロス」からも抜けだして、試合の前半から、スムーズに入り込めるようになるだろう。


山中伊知郎

昭和29年生まれ。93年のJリーグ開幕時から、シーズンチケットでレッズを見続けている。職業はライター。
社長をつとめる山中企画では、5月には、広告代理店「ファインドスター」の内藤真一郎社長の著書『世界で一番起業家とベンチャー起業を創出する。』、7月には演歌歌手・天草二郎さんの著書『天草に恩返し、そして師匠に恩返し』を相次いで出した。8月には長崎の東洋医学医師・田中保郎先生監修の『家庭で出来る東洋医学考根論』も出す。
 だいぶ先だが、11月4日(火)には、自ら主催するお笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち50回スペシャル』も、午後7時より、スクエア荏原ひらつかホールで開催。MCはイワイガワ。ゲストはWコロン、ロケット団、エネルギー、BOOMERほか。

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